【感想・ネタバレ】だってバズりたいじゃないですか(新潮文庫nex)のレビュー

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Posted by ブクログ

店頭でタイトルに惹かれ購入、初めての喜友名トト。
三年前に恋人を亡くし、彼女との最期の日々を撮影した動画を大人達に「感動の映画化」され、納得できず鬱々と日々を送っている芸大生が、後輩の音楽系インフルエンサーのMV制作を依頼された事から再び動き出して行く様を描いています。
こういう青春小説、キライじゃありません。
・・ってか好みです(^_^;)私的にはとても楽しく一気読みでした!

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

この本から生きることの尊さと同時に苦しみを感じた。夜の静かなときにひとりの空間で読むのがおすすめです!

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「エモい」というのがどういうものかなかなかわからなかったのだが、わかった気がする。
きれいにするする読めて心地よい。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

軽薄なタイトルにそそられて、心くし刺しのハートフルボッコを期待して手に取ったのに...実に良かった!
自身と大切な人との思い出を、感動のエンタメとして消費される憤り。冷めた目で物事を見てるだけでは熱など感じられはしない。「生きる意味」があるからこそ、なぜエンタメになってしまったのか?どんな狙いがあったのか?なぜ、胡桃沢は「バズりたい」と言ったのか?という疑問が解消される。納得するしないは別。一理あると思えてしまう。

それから、登場人物たちの背景がチート過ぎたり稀有だったりする点については全くありえない話ではないので気にならない。(なんなら『忘れる読書』(落合陽一)で語られる、幼少〜少年期の筆者の環境の方がよっぽど特殊である。)
そんなことより、「だってバズりたいじゃないですか」の奥にある本当を見つめることに意義がある。

ふう。令和、Z世代、エモい、戦争、政治、マスコミ。そんな時代に相応しい小説だった。

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2024年01月08日

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