内田宗治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく聞いたことはあったけど、ゼンリンの住宅地図は本当に足で歩いて作られているのだなあ、という事実に圧倒された。
ボールペンと色鉛筆、紙の地図を持ってひたすら表札やポストを確認していくという地道さ。「巻き派」「画板派」がいるだとか、ペットの名前が書いてあるキワモノ表札に騙されそうになるエピソードが楽しい。
そんなアナログ街道まっしぐらな徒歩・手書きの作業が終わると、今度は打って変わってデジタル最前線。スキャナーでデジタル化された情報を調整・入力する。この時に、地図に書き加えられた住宅の入り口の位置なども入力され、カーナビのドアtoドアの案内に役立っている。
…しかし、GoogleマップやYahoo!地図、カーナビにもゼンリンの地図が提供されていたとは知らなかったなあ。
昭和26年にゼンリンの創業者である大迫正富が発行した『年間別府』の付録地図が評判を得たことから、社名を華交観光協会から善隣出版社と変えて、ゼンリンの歩みは始まることになる。
現在、ネットで手軽に地図を見ることができるようになり、紙の地図の需要は減っていっているが、東日本大震災の際の「紙の住宅地図をすぐに送ってくれ」という声や、その後の被災地の地図作りのエピソードからは、紙の地図の力が強く感じられた。 -
Posted by ブクログ
住宅地図はどうやってつくられているのか??
住んでいる人の氏名から、家の入り口、車で入れるかどうか?などのそこに行った人だから分かる情報は、人が歩いて調べている。
今でも、全国すべて!なんという労力。
前に勤めていたところの近くにはゼンリン社があって、毎朝、地図を持つ人々を見ていて、作った地図を届けに行くのかな?と思っていたけど、作るための現地調査に出ていたのね!
北九州にゼンリンの資料館があるようで、ぜひとも行ってみたい~。
書いているのはライターで、鉄道・地図オタクだな~と思った。文章からにじみ出る。細部にわたるこだわり・・。
物書きが書く人の文章は読みやすいけど、そうでない人の文章はなんとなく読みづらいなと思った。