服部文祥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
服部文祥『息子と狩猟に』新潮文庫。
サバイバル登山家による犯罪小説。『息子と狩猟に』と『K2』の2編を収録。
『息子と狩猟に』。従来の犯罪小説とは一線を画した不思議な味わいの短編。小学生の息子を連れて狩猟のために山に入った倉内は、死体遺棄のために山に入って来た特殊詐欺グループと遭遇する。殺す者と殺される者……不思議な味わいの原因は善人と悪人の立場が入れ替わっているためか。
『K2』。K2に登頂し、下山中に遭難した二人の登山家。生きるために二人が選んだのは……現代の『ひかりごけ』或いは『野火』……しかし、所詮は二番煎じとしか思えなかった。
本体価格520円
★★★ -
Posted by ブクログ
ネタバレスポーツ雑誌 NUMBER Doに連載されたランを題材にした短編小説を集めたアンソロジー。
ランナーではなく、ランを題材にしているってのがポイント。王道に走る楽しみを描いた小説だけではなく、走ることがイヤになる小説、走らされる小説等各種色が揃っている。出来もマチマチで、トータルで評価すると凡作ってことになってしまうなぁ。アンソロジーはそこが難しい。
好きな作品は
「パン買ってこい」中田永一
「ホープ・ソング」王城夕紀
「桜の並木の満開の下」遠藤徹
どれも結局はちゃんとランに目覚める人の話だった。
読み手によって好みは絶対分かれるだろうなぁ。 -
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Posted by ブクログ
「走る」をテーマに14人の作家が競作。
日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)
14本どれもが個性的で、未知の作家さんとの出会いも。もちろん、苦手な話もありましたが、それも出会いです。
お気に入りは「パン、買ってこい」(中田永一)、「桜の並木の満開の下」(遠藤徹)、「誰にだって言いぶんはある」(桜井鈴茂)
人生の半分は現実ではないと彼は思う。
なぜならば精神が摂取するものの半分以上が、現実では