岩城拓郎のレビュー一覧

  • 雪蟷螂

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    最後らへんトーチカが昔アルテシアが燃えるような恋を抱いた人だと思っていたけれども、違うとわかった後何故か最後にトーチカが出てきて、ここでトーチカぁ〜と思ったけれどもう一回読むとここでトーチカが喋っている内容がとてもいい。さらに昔した恋のせいでアルテシアが婚礼できなかったというのも少し面白くロマンがあります。

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    2025年10月24日
  • 雪蟷螂

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    高校生の時に買って読んで、それ以来ぶり。誰かに貸して手元から無くしてしまったので、買い直した。
    かろうじて結末は覚えていたけれど、それと関係なく、途中で胸に刺さるものがあって、やっぱり好きだなと思った。

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    2020年05月25日
  • 雪蟷螂

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    社会人Mi.N.、「雪氷の覆う山地、フェルビエ族とミルデ族の長きにわたる戦に終止符が打たれようとしていた。フェルビエ族は、愛するおのさえ噛み殺すとされる激情を持つことから、畏れを込めて“雪蜥蜴”と呼ばれている。その族長アルテシアとミルデ族の政略結婚である。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。山脈の平和とそれぞれの恋の行方は…」

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    2018年09月04日
  • 雪蟷螂

    ネタバレ

    刹那に命を燃やす族と、永遠に心を窶す族との物語です。
    雪の大地に激情がとても映えています。

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    2018年08月03日
  • 雪蟷螂

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    久しぶりにすごく好きな本。静かだけどすごく熱い複雑な気持ちの揺れがすごく好き。いろいろな愛の形が切なくてどうしようもない。いづきさんの本が好きになったきっかけ。

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    2025年06月02日
  • 雪蟷螂

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    フェルビエの女性の愛が素晴らしい。
    ロージアの恋、アルテシアの恋、ルイの恋が絡み合い、読者の心を話さない。
    何度でも読みたくなってしまう作品

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    2012年04月07日
  • 雪蟷螂

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    やっぱり文章がきれい。ストーリー展開は想像できたけど、それでも目が離せないというか。ロージアの想いが切ない。

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    2012年03月23日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

    寒さ厳しい山脈を居とする部族の双頭、蛮族と呼ばれる戦いを好むフェルビエと、呪術を操り死人狂いと呼ばれるミルデ。長きにわたりいがみ合い戦をしていた2部族の戦の終結のため、フェルビエの族長の娘、アルテシアは前族長同士の盟約によりミルデの族長に嫁ぐことが決まっている。

    愛する男を噛み殺すほどの激情をもち「雪螳螂」との異名を持つフェルビエの女でありながら、子供の頃からの運命を冷静に覚悟を持って受け入れ、アルテシアは彼女の影武者であったルイと近衛隊のトーチカのみを連れて婚礼相手のもとに向かうが、ミルデの族長オウガはアルテシアに開戦をつげる。

    婚姻を無効にしないために奔走する中で、ただの部族間の未来の

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    2024年03月02日
  • 雪蟷螂

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    人喰い三部作の最終章。
    言われないと気付かなかったけれど、確かにそういうお話でした。
    愛しているから貴方を食べたい。
    激情にかられ狂おしいほどの愛。
    男性はどうなのか分からないけど、女性にとってそんな愛に出会えるのって幸せなことだと思いました。

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    2017年04月18日
  • 雪蟷螂

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    想い人をも喰らうフェルビエ族。
    そんな彼女達の、狂おしい恋のお話。

    綺麗過ぎてなんというか、
    どろどろしてない。潔い恋だなぁと。
    愛の力は30年の戦をも終わらせて、
    凍てつく冬は春を迎える。
    未来はわからんけど、
    手にした幸せが永く続くといいな。

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    2015年07月30日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

    人喰い物語三部作の最終巻。

    実は愛の物語。
    敵対する部族同士の策略結婚のために、替え玉さえ用意され育った族長アルテシア。
    敵の族長ミルデのオウガの父は、オウガの母よりも敵であるアルテシアの叔母に恋慕する。
    ただ、一言『俺の永遠をやる』と告げて。
    アルテシアの替え玉ルイと入れ替わり、婚姻を上げるオウガ。

    フェルビエの雪蟷螂と称されるアルテシアは、子供の頃のたった一度の恋慕を入れ替わりで手に入れる。
    恋慕は雪馬車から見えた倒れた少年トーチカだった。
    実はトーチカ、フェルビエとミルデの混血だった。
    すでに、血を流す事も戦う事もなかったというのに。
    ただ、いとまれ、蔑まれながらトーチカは生きていた

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    2015年05月01日
  • 雪蟷螂

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    この人の作品、個人的に一貫して言えることは、読み始めると止まらなくなること。誰もが一度は読みたいって思うような絵本みたいな世界がそこにあること。

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    2015年02月02日
  • 雪蟷螂

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    人喰い三部作の最終
    人喰い三部作は一貫して「愛とはなんぞや」が書かれているのではないかなと思いました。その中でも雪蟷螂は一番の激情を持った愛のお話し。
    個人的にはオウガの深い愛情に気づき一瞬の激情を持ったルイ、この二人の関係性が好き。

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    2014年10月17日
  • 雪蟷螂

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    殺伐としていながらも美しい愛の物語。
    ラストは思わずため息が。
    紅玉さんの世界が本当に好きです。

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    2013年06月12日
  • 雪蟷螂

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    紅玉いづき。ファンタジー的世界観が嗜好にマッチしていて好きな作家。電撃大賞受賞作のミミズクからのファンです。

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    2012年12月27日
  • 雪蟷螂

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    これで、紅玉さんの電撃文庫作品は制覇。ミミズクが好きーって人が多いけど、自分はこれが一番好き。狂気とも言える激情に、心奪われた。他の作品も、早く読みたい

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    2012年07月25日
  • 雪蟷螂

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    あなたを食べたいーそう思えるほどの熱情。部族のため、先祖のために、たった一度の熱情に駆られるための闘い。

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    2012年04月08日
  • 雪蟷螂

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    なんか、物悲しい感じ。
    読んでいると、ひたすら白い世界をさまよってるような感じにおちいる。
    気分が落ち込んでるときには、読めないかもしれない・・・。
    でも、面白かった。いい作品だと思う。文章が綺麗だと思うし。

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    2012年03月10日
  • 雪蟷螂

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    他のシリーズより大人めな感じ。
    紅玉いづきは異種族間の愛が得意ですよね。

    雪蟷螂の激情…素敵だな。

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    2012年02月19日
  • 雪蟷螂

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    今までの作品と比べたら、大人っぽくて
    ゆるやかな雰囲気を与えられた

    それでもどうしてだろう
    読み終わった私はホッと息を吐いて
    ヒロインの激情をとても羨ましく感じた…
    ああ、私なんかにはこんな激しくて愛しい
    物語は書けないと痛感しました

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    2012年01月17日