カレン・フェランのレビュー一覧

  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    単なる理論批判やコンサルティングファームの批判ではなく、実際にコンサルをどのように使うのか、何が大切なのかといったことまで踏み込んでおり、共感が湧いた

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    2024年05月19日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    やまもといちろう氏が推薦していたから読んでみたが、面白かった。
    特に戦略の歴史が面白かった。まとめてもいいかも。ずっと感じていたけど、戦略論はどれが正解かよくわからないし、戦略論を実践しても成功するとはかぎらないように感じていた。リーダーシップもそう。
    その疑問というか、違和感を持っている人には共感できる話が多い本だと思う。

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    2022年04月27日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    元コンサルタントの観点からコンサルティングの危険性を説くという矛盾を孕んだ1冊です。
    大きく戦略、業務プロセス、管理会計、人材マネジメント、リーダーシップの分野に分かれており、自身が関心を置く分野から読んでみるのも良いかと思います。
    よくある批判的観点の暴露本かとも思いましたが、特に後半の人材マネジメント、リーダーシップの領域に関しては多分に共感できるものがありました。
    よくある一見適正な能力評価・開発制度により「有能な社員は昇進・異動の結果無能な中間管理職に落ち着き、無能な社員は無能なまま。結果、組織は無能な社員で埋め尽くされる」という「ピーターの法則」は忘れられないものになりそうです。

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    2020年02月11日
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    コンサルの人が書いた本で、「コンサルを宛に任せっぱなしでは良くない」とう内容が書かれています。

    確かにコンサルの言うことは一理あります。大方正しいです。でも最終的に実行するのはクライアントです。コンサルの事を鵜呑みにしてはいけず、コンサルとは上手に付き合っていきましょう。
    という本です。

    コンサルを利用するorコンサルの人には必読書かと思います。

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    2019年09月16日
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    【目次】
    1.「戦略計画」は何の役にも立たない
    2.「最適化プロセス」は机上の空論
    3.「数値目標」が組織を振り回す
    4.「業績管理システム」で士気はガタ落ち
    5.「マネジメントモデル」なんていらない
    6.「人材開発プログラム」には絶対に参加するな
    7.「リーダーシップ開発」で食べている人たち
    8.「ベストプラクティス」は"奇跡"のダイエット食品

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    2019年06月14日
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    この著者は正直者で冷静です。
    これでお金をもらっているけど、コンサルタントを生業にしている人はどこか耳の痛い経験をひとつやふたつしているはず。それをどう思うかが、コンサルタントのレベルになると思う。

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    2019年06月12日
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    経営の根幹を問う書 管理ではなくビジョン
    どうしたら我が社はビジネスを通して
    人びとの暮らしをもっとよくするために貢献できるか?
    ✕財務会計の数字・収益に囚われすぎた

    1.経営 ビジョンとコミュニケーション
     管理ではない 経営コンサルは誤り
     誠実さとリアリスト 
     大本営発表はダメ
     数値目標はダメ
    2.優れたマネジメントの難しさ
     性善説が基本 コミュニケーションと信頼→VISION
     マネジメントの訓練を 
      形ではなく実質
      手間と時間を掛ける

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    2019年01月05日
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    ・アイゼンハワー「戦闘準備において、作戦そのものは役に立たないことをつねに思い知らされたが、作戦を立てる行為こそが重要だ」―計画を立てる過程にこそ価値がある。業界の動向や経済シナリオ、競合企業の強みと弱み、規制の変更、消費者の声などをしっかりと把握することにより、洞察と知恵をもって一企業としての意思決定を行うことができる
    ・戦略開発は企業にとっての自己発見の場となるべき。自分たちで学び発見するプロセスにこそ価値がある。自己発見に多くの従業員を巻き込む必要がある
    ・資料や報告書や計画表じたいは、改革プロジェクトの本当の成果物とは言えない。価値があるのは、考え、学び、創造することであって、結果をま

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    2018年11月04日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    10年以上前の本になるのでさすがに今と昔のコンサルは変わってるのかなと思わないでもないけど、コンサルというのがどんなことをしてるのか分かって良かった。また、どんな企業が優良企業なのかとか、企業の問題や体質を改善するためにはどうすればいいかが分かったのも良かった。メソッドよりもコミュニケーションの先に解決はある。

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    2025年07月23日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    「ジョブ型人事システム」に関連して、大学院の修士論文を作成するために、「ジョブ型」という言葉がタイトルに含まれる書籍を検索したら、33冊がヒットした。私の論文のアイデアは、ジョブ型人事システムというものに対して、大企業の人事部がどのように対応しているのかを検討するものの予定なので、それに関係のない内容のもの17冊(実際は高齢者雇用の本とか、不動産鑑定士の本とか、"ジョブ型"と関係があまりないのに、"ジョブ型"と言っておけば関心をひくことが出来るのでそうしている本も多い)を除く、残り16冊の内訳は、学者・研究者が書いた学術的な内容を含むものが3冊、残りの1

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    2025年06月29日
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    タイトルに興味を持って読み始めたが、イメージとは違った。でも、経験に基づき言っていることは正しいと思うし、結局はコミュニケーションの改善が肝というのもその通り。事例に書いている目的を見失うことのないように気をつけたい。

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    2024年07月06日
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    1.最近のコンサル信仰に対して疑問を持っていたので、「コンサルとは何か」を定義するために読みました。

    2.コンサルも所詮はビジネスの一環であり、流行りのフレームワークやMBAで学んだ理論を押し付けているに過ぎません。それによって会社を潰していることを感じた著者の失敗談を述べているのが本書です。コンサルが浸透し、世の中のブームとなっていますが、コンサルも仕事であるため、サービスを売ることになります。その手段としてフレームワークや生産管理といったアイデアを提案してきます。しかし、これらは机上の空論にすぎず、人に焦点を当てずに机上の空論をそのまま指標としただけになっています。そのため、利益を上げる

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    2021年05月01日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    to do
    ・まず「話し合い」を大切にする。分析や方法論を出すのはその後
    ・リーダーとしては、一人一人の適応能力を活かす
    ・評価や判断だけでなく、普段のコミニケーション、フィードバックを大切に

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    2020年05月10日
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    コンサル批判の本ではない。コンサルティング業務の望ましいあり方やクライアントとコンサルタントの正しい付き合い方を提唱した本。

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    2019年04月24日
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    いまちょうど仕事でコンサルティングファームと絡んでいる。その関係もあって、読んでいて頷く点が少なくはなかった。
    「色々な思考、戦略フレームワークがあるけど、やっぱり顧客との関係づくりが大事なんだよ」という内容。色々な方法論も結局は人間が実施することなので、血の通っていない対応はだめで、しっかり心を通わせた寄り添いが必要。

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    2018年12月31日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    タイトルから想像した内容とはちょっと違っていた。コンサルタントというものはどういうものかを、失敗談を中心として内側から眺めた本だった。非常によみやすく、読み物としても良質。ぐいぐい引き込まれて、読み進めてしまう。7つの習慣や、アインシュタイン、南北戦争のグラントなどのよく知られた話を引き合いに解説しているところも非常にわかりやすくかった。コンサルタントとはどういうふうにつき合えば良いのか、ヒントがもらえると思う。

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    2018年11月12日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    なかなか痛快な本でした。「私生活」にコンサルの話を例えるところなどは滑稽で面白いです。でも、ビジネスになるとその滑稽な話を普通にうけいれてしまっているんだなあ。とも思いました。
    やっぱり大事なのは「人」ですよね!ということを再確認しました。

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    2018年09月12日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    これは凄い本でした!敢えて「素晴らしい」でなく「凄い」という表現を使っていますが、流石アメリカでは、このような本がもう出版されているのですね。

    右肩上がりの時代が終わり、企業間の競争、それも国内や自由主義諸国内同士の競争が、地球全体にまで広がるにつれて、企業経営方法の見直しを迫られてきたのが、1980年代ころを始めとして今に至っています。

    この本の著者のカレン氏は、コンサルタントになるのに必要な学歴を身につけたうえで、複数のコンサルティングファームで勤務し、さらには企業で、自分が提案してきた方法がどの程度効果があるのか、無い場合には、どうすれば効果があるかの実績を踏まえた上で、この本を書き

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    2024年09月09日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    ツールを入れれば良いと思ってるコンサルもどきに対する、本質的なコンサルの利用法。
    人の評価に対しては固定化された評価書では難しいのは分かる。話し合いの重要性も分かる。が、しかし。というところなんだろうな。そのせいか曖昧で答え辛い評価シートが増えつつある。
    プロセスや対話の重要性。

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    2024年05月18日
  • 申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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    衝撃的なタイトルにひかれて手に取った。中身は「(一定数の)コンサルタント」のやっていることはある種のメソッドに従った流れ作業であり、クライアントの実業に沿った、(心の通った)ものではないということが述べられていると感じた。確かに、いろいろな有名ファームの方と仕事をさせていただいたが、業界やクライアント企業に対し知識も、特別な思いも無い人たちが多かった(もちろん、職務には非常に熱心に取り組んでおられた)。コンサルタントに限ったことではないが、外部リソースなんてものは、どれも虚業の側面を持っているのではないか。

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    2022年06月14日