山竹伸二のレビュー一覧

  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    この本を通じて「認められたい」という思いは、単なるわがままではなく、人が生きるうえで非常に根本的な感覚なのだということだった。
    「存在の承認」と「行為の承認」という言葉が出てくる。
    「存在の承認」とは、「あなたはここにいてよい」という承認である。

    成果を出したから認めるのではなく、存在そのものを否定しないこと。私はこの考え方がとても重要だと思った。

    人の行為については、価値観が違えば賛成できないこともあるし、距離を取ることもある。しかし、それでも相手の存在そのものまで否定してはいけない。

    逆に、人を馬鹿にしたり、軽蔑したり、面前で否定することは、「存在の承認」を傷つける行為になる。

    また、本書では「承認不安」が繰り返し語られていた。
    認められない不安
    否定される不安
    軽蔑される不安
    を抱えながら生きている。

    そして、その不安が強くなると、人は自由に行動できなくなる。
    空気を読みすぎる。
    相手の機嫌を気にしすぎる。
    本音を言えなくなる。

    だからこそ、人が自由に生きるためには、「存在の承認」による安心感が必要なのだと思った。

    さらに、人は給料だけでは活力高く働けない、ということも思わされた。
    自分の仕事が、
    誰かの役に立っている
    意味がある
    見てもらえている
    と感じられることが大切なのだと思う。
    これは「行為の承認」につながる。

    そして終盤では、人は「依存を理解できる存在」だと語られていた。
    成熟とは、「自分は一人で生きている」と思うことではなく、「人は支え合わないと生きられない」
    という事実を受け入れることなのかもしれない。

    この本を読んで、幸せとは、すごい人になることではなく、
    不安を少なくし、
    存在を否定されず、
    自分の行為に意味を感じ、
    支え合える関係の中で生きること
    だと思った。

    「認められたい」という軽い言葉では片づけられない、人間の根本を考えさせられる一冊だった。

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    2026年05月24日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    承認不安からの脱却
    集団的承認も親和的承認も得られない時は自己承認をする(社会一般の常識理解があれば可能、吟味は必要)
    →普遍的自己承認

    不安は危険な状況に対する無力への抵抗であり、危険を避けるように知らせている
    不安が生じる→不安な自分を自覚→自己価値の低下を予感→ますます不安になる
    不安の悪循環

    高齢化社会でますます、障がい者や立場が弱い人が増えていく中、それを下に見て優越感に浸っていることことそが承認不安による言動
    その存在を否定することは民主主義を否定することになる
    存在の承認が今後の課題
    学校や職場は競争意識から優劣をつけて、行為の承認ばかりを育ませてしまっている

    相互ケア社会の構築
    お互いに助け合う
    不安が少なく、自己了解のできる人間を教育過程で育てること
    子供の したい を受け入れて増やしてあげる
    多様な価値観を教えて、普遍的視点を培える能力を伸ばす 
    それが出来なかった人もそれができた人と関わることで自己了解ができる

    他者を馬鹿にしたり、軽蔑した言葉を弄することは、相手の方を引きずり下ろし、無価値なものにすることで、相対的に自分の価値を底上げしようとする、あさましい戦略なのです。
    差別は自己価値の底上げを本質としています。自分の価値に自信がない人間が、他人の価値を引きずりおろし、価値のない人間として見下すことで、自分の方が上だ、自分の方が価値がある、と思いたがっているのです。本当の意味での自信がなく、能力や価値ある行為とは無関係な属性にこだわり、自分とは異なる生まれ、貧しさ、信仰、障害などを貶めようとするのです。

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    2025年11月25日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    高校の時に試験用で読んで面白すぎて衝撃だったのをまたこうやって見つけられてうれしい。この本で救われる人がいると思うし気づいていないだけで承認不安のせいで苦しんでいる人がいると思う。私もこの筆者のようにそういう人を救うことのできるような小さい存在のままできることをやりたい。

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    2025年05月29日
  • 共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか

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    自己愛と自尊心についての違いが私にはない考えでとても面白かった。
    共感する力がどのように身につくのか。どのように向上していくのかが分かった。
    傾聴につながるところがあるなと思った。
    共感について自分の考えを深めることのできる読書時間だった。

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    2025年02月23日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    ネタバレ

    休職期間の今読めて良かったと思う本だった。
    メンタルに関する今まで読んできた本は「ストレスを発散しましょう」「べき思考は改善しましょう」みたいに「言われなくても分かってるし、できたらやっているよ!」と言ってしまいたくなるアドバイスが載っているものが多かった。
    この本は「(承認)不安」にスポットライトを当てて、メカニズムや対処法を説明していて腑に落ちる記述が多かった。

    中でも個人的に印象的だったのは以下の三つ。
    ■不安による不安
    「不安による不安」によって悪循環が加速していくというのは、何となく自分でも自覚していたけれど、不安の現象学として整理されていて、そのように感じるのは自分だけでは無いと感じられて安心できた。
    また、「不安を感じている時に自己分析をするのは良くない」ということなので、そういうときは目の前のことに集中するようにしたい。

    ■自己ルールの修正
    自己ルールの歪み、行動を見直していくことで、承認不安は改善するが、すぐには治らないということが明記されていたので、焦らずに実践していこうと思う。

    ■承認不安を緩和できる人
    承認不安に苦しんでいる人に共感し、適切な対応をすることができるのは、自らも承認不安に苦しんだ経験がある人であるというのは、少し自分の自信にも繋がった。
    「弱い」ことは悪いことでは無い、活かせるようにしていきたい。

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    2024年11月30日
  • こころの病に挑んだ知の巨人 ──森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫

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    特に木村敏さんの「精神病理の時間論」という章が刺激的な内容だった。

    木村敏はこうした医学的人間学を評価し、精神病とは「生命それ自身」の関係が失われた状態なのではないか、と考えるようになった。そして、個人や個体の世代ごとに区切られた不連続な生命、個体の有限な生命を「ビオス」、生きとし生けるものすべてに受け継がれてきた根源的な生命、個体の分離を超えて連続する生命を「ゾーエー」と呼んで区別するようになる。
    「私」は個別の生命であるビオスだが、同時に根源的な生命であるゾーエーにも属している。たとえば、自分の存在を内部から見た場合、私は一回きりの人生を生きている交換不可能な独自の存在である。しかし外部から見ると、私は大勢の集団の中の一人であり、他の誰かと交換しうる存在でもある。
    戦争や災害などの非常時や、集団的なスポーツやゲームに熱中しているとき、祝祭の狂乱状態のときなど、私たちは没個性の感情が強くなり、一体感を感じることがあるだろう。そこでは、「個別以前」「自己以前」の生命の動きが感じられている。そして、この各個人の意識と一種のレベルでの連帯意識とのあいだの不均衡こそが、統合失調症をもたらしている。

    哲学的な内容だが「地球上での自分の立ち位置を再確認しろ!」と言われているように感じた。

    この本は日本人による日本人のための心理学教本という感じの内容で良書だと思う。

    この本でやっと日本の近代心理学の歴史を把握できた(ような気がした)

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    2024年07月01日
  • 叢書パルマコン・ミクロス04 心理療法の精神史

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    これはよい。
    認知行動療法とかオープンダイアログとか次々出てくるけど、なんか決定打という感じがないんだよなーと不思議に思っていたのが解消した。

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    2023年11月16日
  • 図解 ヒトのココロがわかるフロイトの話

    購入済み

    精神分析をわかりやすく説明

    学校での講義が難しくてこちら本がおすすめと書いて読んでみました。精神分析学の入門にはピッタリでサラッと読めました。これを読んでから講義を受ければまだわかるかと思います。

    #癒やされる

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    2023年02月09日
  • 子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む

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    「子育ての哲学」山竹伸二
    教育論。ベビーピンク。

    一言で言うとよい子育てとは、「子供が自由に生きられるようにする」ということ。
    この要旨を導くためにわれわれ自身が子育てに対して感じている不安、願望、現実を考察しながら、かつわれわれ自身が通って来た道である子供の心を洞察し、社会における子育てへの期待を検討して論を進める。

    子育てというと多分に感情を挟んでしまうことが多く(理性で検討することそのものを感情で一律に排除してしまうきらいすらある)、「子供のため」という盲目的な没論理で自分も子供も追い詰めてしまうイメージがある。
    本書ではそのような感情の存在自体を認めつつ、冷静に、現象として見たときの子育てから、現代の親はどう子供に向き合えばいいのかを明らかにする。

    良書。(5)

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    2015年07月03日
  • ほんとうのフロイト ――精神分析の本質を読む

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    「今日の精神医療、心理臨床の世界では、もはや(フロイトから始まった)精神分析の時代は終わった、と考えている精神科医、セラピストは少なくないだろう。」p254
    という言葉がショッキングだった。
    フロイトやユングの名著は、古典という認識が必要だ。

    2025年の立ち位置で精神医療をみることができる本。
    山竹伸二さんの本は他に「こころの病に挑んだ知の巨人」も読みましたがわかりやすいですね。

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    2025年09月14日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    ネタバレ

    承認不安の根底にあるものとして、存在の承認と行為の承認の不足、と捉えるのは簡単なようで中々出てこない考え方かと思う。その克服として、まず親和的な間柄の人から存在の承認を得られると良い、ということも妥当と思う。個人的には、現代の社会は子供の頃から子供を値付けし過ぎている(南直哉さんの言う子供の商品化)と感じていたので、「条件付きの」行為の承認にどっぷり浸からせてしまっている考えは納得がいく。
    とは言え、著者の意見の通り、これを解消するのは簡単ではない。まず無条件で存在を承認してくれる存在が必要、というのは確かにその通りなのだが、その当たり前のことが難しいのだ。特に、スキルや才能を磨いて自分に投資して格付けを上に、と言うたぐいの情報が溢れる中でブレずにやるのは難しかろう。
    多分、大事なのは、それでも身近なところから少しずつ誰かを承認していくこと、それを続けること。また、自分が他人を必要以上に評価的に値踏みしていないか、行為の価値で人を測っていないか、自問し続けることしかないのだろう。人は少しずつしか正気にはなれないから。
    また、障がいや認知症の人の行動の背景にも不安があるからかも知れない、と言う視点は個人的には新しく、はっとさせられる。そういった方たちの行動に、少し違った目を向けられたら良いなと自戒した。

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    2025年05月17日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    ふだん人とコミュニケーションする上で、「承認」というものがどういう風に存在しているか、作用するか知れる本。

    「認められたい」ということよりも、人が無自覚に薄々感じている「不安」が、その人の行動に大きく影響しているのだと知れてよかった。
    過去の経験、体験として承認を十分に得られなかった人は、それを反映したり補償する形で歪んだ価値観や行動様式を持っているというのは自分に当てはめてもそうかもという風に思った。
    存在の承認、行為の承認によって、その人の価値を認識すること、認めることが人と人とのコミュニケーションにおいて大事なんだなと思う。

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    2023年07月22日
  • こころの病に挑んだ知の巨人 ──森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫

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    森田正馬以外は名前を聞いたことがある程度だったが、それぞれの精神疾患の治療に対する理論がわかりやすく説明されていて良かった。

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    2023年05月31日
  • 共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか

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    共感は素晴らしいということだけではない負の側面についても語らていて良い。特に4章の「共感とは何か」にある『共感の拡大と限界』の図がとても良い。

    おわりにある『共感に頼らないのではなく、共感のデメリットを減らし、よりよい形で共感を活かせることだ』というのはまさにそうだと思う。利他的行為との関係性も深いことがよくわかる。

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    2023年02月07日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    リソースははっきりしてないが、読んでいて納得しながら読み進められる。
    個人的には、障がい者や高齢者に焦点を当てて承認不安について説明している章の内容が目新しくて勉強になった。「どうしてそう考えるのか」「どうしてそうするのか」を掘り下げて質問することによって、理解と共感につなげていくという点も分かってはいるもののなかなか実践できていないポイントだったので、言語化されていることにより意識がむいてよかった。

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    2021年11月09日
  • こころの病に挑んだ知の巨人 ──森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫

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    森田正馬、土居健郎、河合隼雄、木村敏、中井久夫という日本の偉大な臨床家について、とてもよくまとまっていて大変参考になった。
    ただ、同じ内容の繰り返しが多めで、それだけ大事だということなのかもしれないが、その分を別の内容の記述にあてることもできたのではないかと思われ、ちょっと残念だった。

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    2021年08月12日
  • 図解 ヒトのココロがわかるフロイトの話

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    フロイトの理論や、精神分析が与えた影響について、図解で簡潔にまとめられている。ポイントを手早く抑えるのに最適。更に詳しく知りたくなる。

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    2020年08月21日
  • 子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む

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    タイトルほど衒学的な内容ではなく、哲学的な考察の仕方を採用しているだけで案外に実践的な子育て本。

    幸せな子育てとは何かという問いに対し、
    育児の目的は「子供の自由な生の実現」であると置く。
    そのためには、子供には自分の感情に気付く力(「感情の主体」)、自分の欲望に気付く力(「欲望の主体」)、そのうえで、理性的に行動を選び取る力(「理性の主体」)を育む必要があると整理する。
    この感情の自覚、欲望の自覚、理性の獲得は、通常子供の発達段階に沿っているため、親は各段階で適切にこれを伸ばすよう手助けしていくことが望ましいと説く。
    そのためには何より、子供の心に寄り添い、子供の行動の奥に潜む心理を感じ取り、自分の言動を選んでいくことが大事であるようだ。

    具体的なエピソードや、子供の行動の「なぜ?」も豊富に書いてあり、色々と気づきやためになることが多く書いてある。
    きわめて真っ当な主張でもあるし、一読して損はないかも。

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    2015年12月23日
  • 子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む

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    子どもが「よく」育つためには、感情の主体、欲望の主体、理性の主体であることが望ましい、というところは新鮮というか、説得力があった。
    そのために、子どもに共感すること、行為をほめてあげること、価値の普遍性を考えさせること。
    親が子どもにしてあげるべきことについて、筆者の言っていることは簡単そうで、とてもむずかしいことであるはず。
    子どもが育っていくこと、それは尊いことやねんなぁと思った。

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    2014年09月02日
  • ひとはなぜ「認められたい」のか ──承認不安を生きる知恵

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    終章で本書の内容が凝縮されていた。わかりやすく説明されているのはわかるが、やや繰り返し表現が多く、少し読むのが退屈になってしまうこともあった。
    ただ、この本を読んで普遍的承認ができるようにまずは世間一般として「いいこと」と言われるものをやってみて、また存在の承認をしてあげられるよう、他人への共感を行ってみようと思った。また、多様な価値観を認めるという筆者の観点もあってか、文書自体もそのような表現が多くみられた

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    2026年08月27日