長井亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書店で実際に本を見た時に、帯の
『人のためになる仕事をしたい』『最近、転職を考えている』『同世代の人の給料が気になってきた』『出世なんて興味ない』に1つでもあてはまるのなら、5年後、あなたは確実に後悔する!
という文言に惹かれたのと、中をパラパラ覗いた際に
『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ』
という自分の中での HOT な格言に出会ったので購入。
目からウロコの内容と言うより、これができて一人前。という普段の自分の仕事に対する意識を見直す事ができた本。
書かれている内容の大部分について、自分に足りていない(できていない)なぁと感じた。
その中でも
・相手の期待を裏切れ
・相 -
Posted by ブクログ
リクルート社出身のキャリアコンサルタントが語る、働き方・キャリア形成のマインド。
タイトルから想像したようなディープな内容でこそなかったものの、目先の仕事の話から一歩視野を広くして、狭義の「仕事」から広義の「働くこと」の観点で、我々はどうすべきかが語られている。読んでいると、まだまだ自分は井の中の蛙だったということを認識させられる。
各項目は4ページほどのエピソードでまとめられ、それぞれに「迷いを晴らす仕事の至言」「今日からの課題」がある。この「今日からの課題」が意外とためになる。
ビジネス書読みはどうしても受動的になりがちだが、この「課題」をきっかけに自分で考えると、この本を読むことの意味 -
Posted by ブクログ
入社前に読んで良かった一冊。
「○○師匠と呼べ!」というのは戦略的に上司に好かれる為に非常に有益かも。使わせて頂きます。
以下、備忘録
◆それまでやってきたことを抽象化して幅を広げ、強みを抽出する。すると仕事選びの幅が広がってくる。
◆給料を2倍にしたいと本気で思っているのなら、答えは簡単である。自分の価値を3倍にするための行動をとればいいのだ。ダン・ケネディ
◆なんとか人よりも出世したい場合、実績を上げる事以外に何をすればいいのか。
それは「社内認知度を上げる事」
◆義務を果たすことで満足していてはいけない。アンドリュー・カーネギー
◆相手からハッキリとしたお誘いの場合はその場で日程を決め -
Posted by ブクログ
自分が築きつつあるワークスタイルと、著者の考えにある程度似たところがあった。加えて、自分がまだ言語化していない感覚も活字で認識できたので、とても良かった。
「相手の期待を裏切れ」(相手がこちらに期待する以上のアウトプットを出せ、相手を感動させろ)
「素早く、誠実に、マナーを守れ」(相手を気遣え、心を込めて仕事をしろ)
「人と話せ、意見を聞け」(考えの幅を拡げろ、意見をブラッシュアップしろ)
「ホラを吹け」(背伸びをしろ、視点を高くしろ)
「ゼロベースで考えろ」(会社の常識は社会の非常識、前提を見極めろ)
「あたりをつけろ、確認しに行け」(とにかくまず動け、そのあと精査しろ)
などなど、書い -
Posted by ブクログ
仕事術の本は何冊も読んでいますが、だんだんと目からウロコはなくなってきました。それでも読んでいると、ひとつやふたつはなるほどと思うことがあります。それで十分だと思います。
ただ、最近思うことはこういう本は「雇われる」ありきなのです。その狭い範囲からスタートしています。「ポータブルスキルを身につけて、どこでもつかえるようになる」これも雇われることが前提となっています。いかに会社にとっていい人財になり、いかにうまく雇われるかになっています。
就活している学生が「安定した良い会社に就職するにはどうすればよいのでしょう」と悩んでいます。これも雇われることが前提となっています。「雇われる」世界の中だ -
Posted by ブクログ
仕事に関して、自己の価値を高めることを主眼に置いた本。
内容は簡潔で読みやすく纏まっているため、空いた時間でもスイスイと読むことができた。
著者はリクルートの出身らしく、転職なども視野に入れた正に「会社の教えてくれない仕事のルール」を知ることができる。
ただし、仕事に対する意識や心構えについての内容がメインであり、具体的なテクニックまで書いてある訳ではない。
これを読んだから、自分が変わるのではなく、自分を変えるためにどうすれば良いか、という前準備について知るための本です。
仕事に慣れていない人は、自己を啓発する意味で。
慣れて来ている人は再確認する意味で。
一度目を通して置くとため