あらすじ
「隣の芝生は青い」と言いますが、会社で働いていると他人の待遇、給料、出世状況を自分と比べることが増えてきます。「自分ははたして正当に評価されているのか?」「今の会社にいることは正解なのか?」と、そんな悩みを解決すべく、どんな会社でも通用する人の条件を51のルールで述べていきます。
20代は就職や自分の成長のために、30代は転職やキャリアの確認のために、40代以上の方は部下のために読んでみて下さい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
会社では教えてくれない『心の遣い方』を具体的に教えてくれる本。
二時間程でさっくり読めたが、今迄その場ではやっていた事を明文化してくれたようでスッキリと心が晴れた読後感。
格言も箸休めに入り、ちょくちょくパラパラと読み返したくなる。
Posted by ブクログ
昨年、就活イベントの際や、大学で講演を行った時にいろいろとアドバイスを頂き、お世話になった長井さんの著書。
自身のキャリアを見直したり、今いる会社でのスキルアップを図るための術、本当に「会社では教えてくれない」ことが満載です。
長井さんの発想や視点は本当に勉強になります。
20代の今、この本に出会えて良かったと思います。
Posted by ブクログ
書店で実際に本を見た時に、帯の
『人のためになる仕事をしたい』『最近、転職を考えている』『同世代の人の給料が気になってきた』『出世なんて興味ない』に1つでもあてはまるのなら、5年後、あなたは確実に後悔する!
という文言に惹かれたのと、中をパラパラ覗いた際に
『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ』
という自分の中での HOT な格言に出会ったので購入。
目からウロコの内容と言うより、これができて一人前。という普段の自分の仕事に対する意識を見直す事ができた本。
書かれている内容の大部分について、自分に足りていない(できていない)なぁと感じた。
その中でも
・相手の期待を裏切れ
・相手の記憶に残る心遣いを見せろ
・思考ではなく志向しろ
あたりを特に意識して、心を込めて仕事しようと思います。
Posted by ブクログ
Ryo Nagaiの著書。
Ryoさんの持論が余すことなく綴られている。
やはり、「自分の市場価値」を会社の枠にとらわれず世の中全体で考える思想を持つことが大事だと思う
※9/5にまとめて入力
Posted by ブクログ
仕事について考える人にぜひ読んでほしい本。
テクニックやノウハウではなく、仕事をするうえでの考え方や意識の持ち方をわかりやすく解説してくれている。
事例が身近で、自分自身で考えながら読み進めることができるので、読み終わった際の納得感が強い。
ルールとして51個挙げられているが、一つでも意識し、行動するだけで、大きな成長が実感できるはず。
Posted by ブクログ
一見よくビジネス書に書いてあることばかり並んでいるように感じるが、ポイントごとに課題という形で読者に問いかけてきて、1つ1つ答えを考え読み進めていくと、いかに自分が自分のことを知らなかったか、当たり前と思っていたことができていないか、そしてどうすればよいか考えるきっかけをたくさんもらった。
紙とペンを持って自問自答しながら読むことをお勧めします。
Posted by ブクログ
リクルート社出身のキャリアコンサルタントが語る、働き方・キャリア形成のマインド。
タイトルから想像したようなディープな内容でこそなかったものの、目先の仕事の話から一歩視野を広くして、狭義の「仕事」から広義の「働くこと」の観点で、我々はどうすべきかが語られている。読んでいると、まだまだ自分は井の中の蛙だったということを認識させられる。
各項目は4ページほどのエピソードでまとめられ、それぞれに「迷いを晴らす仕事の至言」「今日からの課題」がある。この「今日からの課題」が意外とためになる。
ビジネス書読みはどうしても受動的になりがちだが、この「課題」をきっかけに自分で考えると、この本を読むことの意味が大きく増す。
仕事への向き合い方を見つめ直すのによい1冊。
Posted by ブクログ
この手の類の本はそろそろ読み飽きていた所だったが、この本は考えさせられる所が多かった。
心に響いた言葉
「これまでの経験を抽象化して、どういう力が身に付いているのかを考えてみよう」
Posted by ブクログ
入社前に読んで良かった一冊。
「○○師匠と呼べ!」というのは戦略的に上司に好かれる為に非常に有益かも。使わせて頂きます。
以下、備忘録
◆それまでやってきたことを抽象化して幅を広げ、強みを抽出する。すると仕事選びの幅が広がってくる。
◆給料を2倍にしたいと本気で思っているのなら、答えは簡単である。自分の価値を3倍にするための行動をとればいいのだ。ダン・ケネディ
◆なんとか人よりも出世したい場合、実績を上げる事以外に何をすればいいのか。
それは「社内認知度を上げる事」
◆義務を果たすことで満足していてはいけない。アンドリュー・カーネギー
◆相手からハッキリとしたお誘いの場合はその場で日程を決めて実行するようにする
◆自分に強い意思がなくても、継続的に学べる状況を作り出せば否が応でも継続できる。
◆教えてもらったら「また教えてもらってもいいでしょうか、師匠!」
◆挨拶の時、ただ単に挨拶をするのではなく「○○さん、おはようございます」とする。それだけで相手の印象は大きく変わります。
◆頭のいい人と話すといい。新しい考えを吸収できるから。
経験豊富な人と話すといい。人生の幅が広がるから。
やさしい人と話すといい。自分もやさしくなれるから。 池田洋一郎
◆背伸びして視野を広げているうち、背が伸びてしまうこともあり得る。それが人生の面白さである。城山三郎
Posted by ブクログ
自分が築きつつあるワークスタイルと、著者の考えにある程度似たところがあった。加えて、自分がまだ言語化していない感覚も活字で認識できたので、とても良かった。
「相手の期待を裏切れ」(相手がこちらに期待する以上のアウトプットを出せ、相手を感動させろ)
「素早く、誠実に、マナーを守れ」(相手を気遣え、心を込めて仕事をしろ)
「人と話せ、意見を聞け」(考えの幅を拡げろ、意見をブラッシュアップしろ)
「ホラを吹け」(背伸びをしろ、視点を高くしろ)
「ゼロベースで考えろ」(会社の常識は社会の非常識、前提を見極めろ)
「あたりをつけろ、確認しに行け」(とにかくまず動け、そのあと精査しろ)
などなど、書いていけばキリがないほど、納得のルール集。
【2011年23冊目】
Posted by ブクログ
仕事術の本は何冊も読んでいますが、だんだんと目からウロコはなくなってきました。それでも読んでいると、ひとつやふたつはなるほどと思うことがあります。それで十分だと思います。
ただ、最近思うことはこういう本は「雇われる」ありきなのです。その狭い範囲からスタートしています。「ポータブルスキルを身につけて、どこでもつかえるようになる」これも雇われることが前提となっています。いかに会社にとっていい人財になり、いかにうまく雇われるかになっています。
就活している学生が「安定した良い会社に就職するにはどうすればよいのでしょう」と悩んでいます。これも雇われることが前提となっています。「雇われる」世界の中だけで考えてしまうと、どうしても思考範囲が狭くなってしまいます。人が進める道は、雇われる以外に無数にあります。
しかし、会社員を大量生産するための教育がなされてきているので、もの心ついたころから、いい会社に就職することを延々と唱えられてしまいます。よくて医者、弁護士といったところです。「雇われる」ことを前提として考えてしまうことも仕方がないのかもしれません。いろいろな本を読んでいるとわかるのですが、雇われる以外の世界の方が、大きくて可能性は無限大です。
そういうわたしも雇われの身です。(←なんや。偉そうなこといって雇われとるやんけ!)
Posted by ブクログ
普通のビジネス書?かな。各項毎に、有名人の言葉がのっていて、一番はっとしたのは松下幸之助氏の言葉かなー。ざっくりいえば百聞は一見に如かず的な?
Posted by ブクログ
仕事に関して、自己の価値を高めることを主眼に置いた本。
内容は簡潔で読みやすく纏まっているため、空いた時間でもスイスイと読むことができた。
著者はリクルートの出身らしく、転職なども視野に入れた正に「会社の教えてくれない仕事のルール」を知ることができる。
ただし、仕事に対する意識や心構えについての内容がメインであり、具体的なテクニックまで書いてある訳ではない。
これを読んだから、自分が変わるのではなく、自分を変えるためにどうすれば良いか、という前準備について知るための本です。
仕事に慣れていない人は、自己を啓発する意味で。
慣れて来ている人は再確認する意味で。
一度目を通して置くとためになると思います。