坂本桂一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ企業内起業は戦い方を考えろ。人・モノ・カネには十分なリソースが用意できても、ハングリー精神とモチベーションはベンチャーより劣る。このような人間がオペレーションを行う前提で事業を選ぶ、或いは一部のモチベートされた人間だけでマネージできる組織を考える。
会社側が陥りがちな7つの罠。1)成功が前提となっている。2)撤退の際のルールが明確になっていない。3)目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする。4)意思決定に多くの人が関わりすぎる。5)既存事業のルールーや評価基準を適用する。6)メンバーに二軍を投入する。7)はじめればなんとかなるだろうと思っている。
新規事業立ち上げに必要なプロセスと考慮すべきポイント。1)目的を決める:成功確率を少しでも上げるために、何のための新規事業かその理由を明確にし全員が十分に理解した上で取り組むべき。目的の種類は、①本業の重心移動②本業の周辺強化③未来を担うビジネスにシフト④他社をキャッチアップ⑤衰退しつつある本業を補う⑥自社の付加価値を増す⑦新しい事業の種を発見する⑧本体企業の事情。目的を達成することで初めてその事業は価値を持つ。2)何をやるかを決める:アイデアの社内公募はうまくいかない、グループにアイデアを考えるというミッションを与える。3)ビジネスプランの策定。4)ビジネスの決定:突拍子もないアイデアは必要ない、ビジネスの評価基準は、①何のために新規ビジネスに進出するのか②自社にあったビジネスか③リソースが自社内外で調達できるか④失敗しても本業の屋台骨は傾かないか⑤本業の手助けになる成長スピードがあるか⑥進出するマーケットは成長しているか⑦参入障壁が低すぎないか⑧付加価値の高いビジネスか⑨誇りを持ってできるビジネスか⑩全員が炎の集団でなくとも成功できるか。
新規事業を立ち上げるのがうまい会社は、成功体験からくるもの。あらゆる方法を使って成功体験を持つことから好循環が始まります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新規事業従事者の陥りやすい罠
①全方位にまんべんなく
②考えずに調べる
③すぐに閉塞感に襲われる
④過去の経験の中に課題解決方法を探す
⑤リソースがないというウソに縛られる。
会社の陥りやすい罠
①成功が前提
②撤退のルールが明確ではない
③目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする
④意思決定に人が多い
⑤既存事業のルールや評価基準を導入してしまう
⑥メンバーに2郡を投入する
⑦始めればどうにかなると思っている
立上げには
①目的
②なにをする
社内のアイディア公募はうまくいかない。
③ビジネスプラン作成
P/L
楽観的なP/L入らない。 -
Posted by ブクログ
起業と企業による事業の立ち上げとの違いを語っており、また、その問題への解決策であったり、どのような考えで新規事業を立ち上げていくのかといったことなどを中心に記載されていました。
また、どういう状態になれば成功と言えるのかなども書かれており、目標が定まらず、延命措置を繰り返しているような状況にも一考させられるのではないでしょうか。
そもそも、新規事業の成功確率は決して高いとは言えず、とくにサラリーマンが行う企業による新規事業の立ち上げは、ハングリー精神が乏しいこともあり、どうしても通常の起業と比べても劣る部分が出てきます。そうした中で、どのようにふるまっていくべきなのか、参考になる部分が出てきます。
正直、記載されている内容は物珍しいものがあるわけではありません。ある種当たり前のことのみが書かれています。ですが、当事者になるとその当たり前のことが見えずに、延々と無駄な時間を費やしてしまうようなこともあるかと思います。
起業を目指す人が読むと当てはまらない部分も多々ありますが、新しい観点に立って読んでみると、自分を見直すという意味で良いかもしれません。 -
Posted by ブクログ
(K) 新規事業がうまく行かない理由については、いろいろな本がいろいろな角度から課題を掘り下げていが、本書は社外ベンチャーと企業内起業との違いにフォーカスし、そこから見える課題を浮き彫りにした内容。特に目新しいことは無いといえ無いのだが、自分が共感したのはモチベーションやハングリー精神が成否を左右するという部分である。その違いがどこから出てくるのか、その違いが新規事業立ち上げにおいてどのように作用するのかを具体的に述べているところに本書のおもしろさがある。
しかし、後半の How toの部分に入るとかなり一般論になっているが、万人が読む本に仕上げるとなるとこのようなまとめ方にならざるを得ないのは仕方がないのだろう。ただ、部分的には発見もあった。例えば、100のチェックリストを新たに作るのではなく、これまでやってきたチェックリストのやり方を再考するという点は、やり方を考える上での新たな気付きとなった。大事なのは、自分の事業や組織を見て、アレンジし自分流のやり方を作り上げていくことである。