坂本桂一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ企業内起業は戦い方を考えろ。人・モノ・カネには十分なリソースが用意できても、ハングリー精神とモチベーションはベンチャーより劣る。このような人間がオペレーションを行う前提で事業を選ぶ、或いは一部のモチベートされた人間だけでマネージできる組織を考える。
会社側が陥りがちな7つの罠。1)成功が前提となっている。2)撤退の際のルールが明確になっていない。3)目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする。4)意思決定に多くの人が関わりすぎる。5)既存事業のルールーや評価基準を適用する。6)メンバーに二軍を投入する。7)はじめればなんとかなるだろうと思っている。
新規事業立ち上げに必要なプロセスと考慮すべ -
Posted by ブクログ
ネタバレ新規事業従事者の陥りやすい罠
①全方位にまんべんなく
②考えずに調べる
③すぐに閉塞感に襲われる
④過去の経験の中に課題解決方法を探す
⑤リソースがないというウソに縛られる。
会社の陥りやすい罠
①成功が前提
②撤退のルールが明確ではない
③目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする
④意思決定に人が多い
⑤既存事業のルールや評価基準を導入してしまう
⑥メンバーに2郡を投入する
⑦始めればどうにかなると思っている
立上げには
①目的
②なにをする
社内のアイディア公募はうまくいかない。
③ビジネスプラン作成
P/L
楽観的なP/L入らない。 -
Posted by ブクログ
起業と企業による事業の立ち上げとの違いを語っており、また、その問題への解決策であったり、どのような考えで新規事業を立ち上げていくのかといったことなどを中心に記載されていました。
また、どういう状態になれば成功と言えるのかなども書かれており、目標が定まらず、延命措置を繰り返しているような状況にも一考させられるのではないでしょうか。
そもそも、新規事業の成功確率は決して高いとは言えず、とくにサラリーマンが行う企業による新規事業の立ち上げは、ハングリー精神が乏しいこともあり、どうしても通常の起業と比べても劣る部分が出てきます。そうした中で、どのようにふるまっていくべきなのか、参考になる部分が出て -
Posted by ブクログ
(K) 新規事業がうまく行かない理由については、いろいろな本がいろいろな角度から課題を掘り下げていが、本書は社外ベンチャーと企業内起業との違いにフォーカスし、そこから見える課題を浮き彫りにした内容。特に目新しいことは無いといえ無いのだが、自分が共感したのはモチベーションやハングリー精神が成否を左右するという部分である。その違いがどこから出てくるのか、その違いが新規事業立ち上げにおいてどのように作用するのかを具体的に述べているところに本書のおもしろさがある。
しかし、後半の How toの部分に入るとかなり一般論になっているが、万人が読む本に仕上げるとなるとこのようなまとめ方にならざるを得ない