ハーバートAサイモンのレビュー一覧

  • システムの科学 第3版
    自然における全てのシステムの解釈、人工物における仕組みの話。どちらも凄く深い内容で勉強になる。形而上学に辿り着いていたら、膨大な関数リストになるのだろうか?

    たった一節読むのに数時間かかることもザラなので、長い時間をかけて読むべき本なのか。
  • システムの科学 第3版
    自然科学における物理法則や数学定理のように、
    およそ一般的に正しいと言える規約が、
    人工的なモノに対しても存在するのだろうか?

    というのが本書の根源的な問いかけである。

    これまでは、組織や建築デザインなどは、経験則だけが頼りで、
    科学的に分析できない、というのが当たり前であったが、
    今日のコンピ...続きを読む
  • システムの科学 第3版
    この本の価値は第6章「社会計画:進化する人工物のデザイン」にある。35ページに過ぎないが、神がかっている。
  • システムの科学 第3版
    階層構造だからこそ理解できるのか、
    階層構造である部分しか理解できないのか。
    人間の認識の限界はどこにあるのだろう。
  • システムの科学 第3版
    古典的名著とのことらしい。心理学、経済学、デザイン、複雑性などの視点から、人工物の化学について検討されている。いまだと違う点もあるが、含蓄深い本だった。

    印象に残ったこと:
    ホメオスタシスとフィードバック、探索と満足快、内部環境と外部環境、内部は単純であとは長期記憶と外部記憶により複雑性が生まれる...続きを読む
  • システムの科学 第3版
    複雑なシステムについての重要な理論をうちたてるひとつの道は、階層化の理論によるものである。我々がこの自然界で観察する複雑なシステムの大部分は、階層的な構造を呈している。理論的に言えば、複雑性が単純性から発展していく世界においては、複雑なシステムは階層的であると考えることができる。階層は、その行動を非...続きを読む
  • システムの科学 第3版
    自然と人工、システムがサブシステムを抱える話、集権分権、全体・還元、読みたいものが盛りだくさんに詰め込まれていた点では凄く面白かった。
    ただ、結論としてこの本を通して何を伝えたかったのかが、自分には伝わってこなかったように思う。
  • システムの科学 第3版
    だいぶ前に読んだので、ほとんど忘れてる。
    ところどころ面白いところがあったが、全体としては非常に難しかったような印象がある。
    第一世代システム理論の原点ということで、なんとか忍読した。

    制約理論・認識の階層構造について書かれているところがあったような、、、
    そこは、まあ、有名だし、読む前から知って...続きを読む