ハーバートAサイモンのレビュー一覧

  • システムの科学 第3版

    Posted by ブクログ

    自然における全てのシステムの解釈、人工物における仕組みの話。どちらも凄く深い内容で勉強になる。形而上学に辿り着いていたら、膨大な関数リストになるのだろうか?

    たった一節読むのに数時間かかることもザラなので、長い時間をかけて読むべき本なのか。

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    2016年10月27日
  • システムの科学 第3版

    Posted by ブクログ

    自然科学における物理法則や数学定理のように、
    およそ一般的に正しいと言える規約が、
    人工的なモノに対しても存在するのだろうか?

    というのが本書の根源的な問いかけである。

    これまでは、組織や建築デザインなどは、経験則だけが頼りで、
    科学的に分析できない、というのが当たり前であったが、
    今日のコンピュータの進歩によって、モデリングしてシミュレーション
    することにより、科学の対象として扱える可能性が高まってきた。

    デザインにおいては、モジュール化、自己組織化、などが
    キーワードになってくる。

    など、結論だけ書くとありきたりな感じだが、
    本書の洞察は、30年以上前のものとは思えないほど新鮮で、

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    2014年11月21日
  • システムの科学 第3版

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    この本の価値は第6章「社会計画:進化する人工物のデザイン」にある。35ページに過ぎないが、神がかっている。

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    2017年08月28日
  • システムの科学 第3版

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    階層構造だからこそ理解できるのか、
    階層構造である部分しか理解できないのか。
    人間の認識の限界はどこにあるのだろう。

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    2015年11月24日
  • システムの科学 第3版

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    古典的名著とのことらしい。心理学、経済学、デザイン、複雑性などの視点から、人工物の化学について検討されている。いまだと違う点もあるが、含蓄深い本だった。

    印象に残ったこと:
    ホメオスタシスとフィードバック、探索と満足快、内部環境と外部環境、内部は単純であとは長期記憶と外部記憶により複雑性が生まれる。

    組織にしろ人体にしろ会社にしろ社会にしろその仕組みにはどれも似た要素があり、それらをデザインしていく上でお互いに参考になる部分はたくさんある。複雑にみえても、本質はシンプルに描きうるなと改めて思った。複雑なものも階層展開していけばいい。

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    2013年02月18日
  • システムの科学 第3版

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    複雑なシステムについての重要な理論をうちたてるひとつの道は、階層化の理論によるものである。我々がこの自然界で観察する複雑なシステムの大部分は、階層的な構造を呈している。理論的に言えば、複雑性が単純性から発展していく世界においては、複雑なシステムは階層的であると考えることができる。階層は、その行動を非常に単純化する特性、すなわち準分解可能性の特性を持っている。その準分解可能性は、複雑なシステムの記述を単純化し、そのシステムの発達や再生産に必要な情報をいかにして適度に貯えられるかとうことの理解を容易にすることができる。

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    2015年12月11日
  • システムの科学 第3版

    Posted by ブクログ

    自然と人工、システムがサブシステムを抱える話、集権分権、全体・還元、読みたいものが盛りだくさんに詰め込まれていた点では凄く面白かった。
    ただ、結論としてこの本を通して何を伝えたかったのかが、自分には伝わってこなかったように思う。

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    2012年07月19日
  • システムの科学 第3版

    Posted by ブクログ

    だいぶ前に読んだので、ほとんど忘れてる。
    ところどころ面白いところがあったが、全体としては非常に難しかったような印象がある。
    第一世代システム理論の原点ということで、なんとか忍読した。

    制約理論・認識の階層構造について書かれているところがあったような、、、
    そこは、まあ、有名だし、読む前から知ってるし。
    多分、読む前から知っている箇所しか理解できなかったのでは。

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    2009年10月04日