毛利恒之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは、数年前に読んだ本だが、泣けた。
特攻隊員が出撃の前に、ピアノを弾く・・・そんなストーリーだったと思うが、
それは哀しいのだけど、とても崇高な場面として今も自分の脳裏に残っている。
戦争反対・・・とかそういう激しさはなく、単に戦争という人間のもっとも恥ずべき行為を、この若き特攻隊員の崇高さで批判している。それも、言葉ではなく、音楽を通して・・・
私らのように、「戦争を知らない子供達」世代に是非読んで欲しい本だ。
それと、この現在の平和で飽食の時代を迎えられることが出来たのは、彼らの貴い犠牲の上に立っていることを忘れてはいけないのだろう。
この本を読んで、鹿児島の「知覧」の事をしる。
そう