だぶ竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。
今回はモルトの過去にも触れる回。普段こそすけべが目立ち、万年金欠のダメ人間みたいな何でも屋のモルトが如何にしてリキュールという街に来たのかという話がある。
1巻、2巻と比べてシリアス度具合は増えている。特に後半に向けてはそう感じた。だが過去を語るなら胸が締め付けられるぐらいの過去がある方がいい。後ろ暗い過去があるキャラクターが好きなので大好物です。
この話を読んでから改めて1巻とかを読み直すと、本当に主人公のモルトは変わったんだなぁと実感した。悪い意味? いや多分、いい意味で。リキュールという街に染まって、武器片手に駆け回る彼の活躍を見るのが面白い。
またこの街に戻ってこよ -
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ネタバレ 購入済み
新キャラのラフィナが良い感じ。
お話としては、S ランクの魔物であるリヴァイアサンが出現したところから、公爵令嬢であるラフィナと対面して、リヴァイアサンの卵の依頼を受けて、現地を訪れているところまでです。
今回は、新キャラのラフィナが良い感じでした。単純に可愛いし、魔物食にうっとりするところとか、キャッスルアントが B ランクと知って青ざめるところとか、ヒロイン?にあるまじき顔芸もあって、面白いキャラです。そして、水着回でちゃんとオリヴィアがいるのもありがたいですね。でも、受付の仕事しなくて良いのか?と思いました。
話自体は、リヴァイアサン編の導入というか前編みたいな感じなので、ほどほどかと思います。でも、新キャラが良か -
ネタバレ 購入済み
三つ首ワイバーンの回。
お話としては、ゼレットが三つ首ワイバーンの依頼を受けて仕留めるところから、回収して解体を見学して、美味しくいただくところまでです。
1 巻はそんなに特筆することもなかったのですが、この 2 巻は思ったより全然面白かったです。1 巻で脱落せずに 2 巻も購入しといて良かった。
まず、主人公のゼレットが良いキャラしていますね。チート級の有能ハンターでありながら、安全のために魔物の情報を公開しようと提案する(ハンターギルドではできなかった)あたり、合理主義ってだけでなく基本的には良いやつなんだろうなと思いました。あと、受付嬢のオリヴィアがめっちゃ可愛いですね。出番も多く、番外編でも優遇されていて