【感想・ネタバレ】【合本版】甘く優しい世界で生きるには 全10巻のレビュー

あらすじ

勇者と聖女の子にして公爵家継嗣、王太子の幼馴染にして第三王女の婚約者。そんな大層な肩書きを持って生まれ、両親やその周囲に溺愛されて育ったドイル・フォン・アギニスは――――グレた。
多大な期待を背負いすぎた放蕩息子のドイルを待っていたのは、成人する前に葬ろうとする者の仕業か、はたまた謎の奇病か……、期せずして高熱に侵され、彼は十五年という短い人生を閉じようとしていた。
だが、まさにその時、転機が訪れる。ありきたりな居眠り運転の犠牲となった前世の記憶が呼び起こされると共に、奇跡的に回復へ向かったのだ。
――冷静かつ大人となったドイルは思う。失いかけている肩書きを取り戻し、こんな馬鹿息子でも愛してくれた人々の為に真っ当な道を歩ける人間になろうと……。
そして青年は、すべてを取り戻す仕切り直しの舞台へ歩みを進めるのだった。

※本作品は『甘く優しい世界で生きるには』シリーズ全10巻を収録しています。
※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。

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購入済み

壮大な物語

背負うものが重すぎる故、一度は道を誤った少年の、成長物語ですが、そこに、会ったことのないお祖母様や、勇者である父と、聖女である母の意外な真実が絡んでくる。国を越え、種族を越えた友情など、学園ものでありながらも、学園内には全くおさまらない物語。
心情の描写が細かくて、1巻ずつ読んでいたら、少し焦れったくなったかもしれないけれど、一気に読める合本版で良かったかな。

#笑える #ほのぼの #カッコいい

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2024年06月25日

購入済み

全巻まとめ買いに悔いなし!

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2019年06月04日

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