林松涛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的には、中級者と上級者を分ける境界は語彙量にあると思っています。
語彙は、意識的に覚えて、使い、使えるようにしないと増えないものだと思っています。
そのため、語彙の獲得は、非常に時間がかかります。
また、覚えると使えるのとでは、かなり開きがあります。
感覚的には、100個覚えて、使えるのは、せいぜい5~10個ぐらいです。
語彙が、「自然」に増えていくのは、よほど、語学の才能がある人か、
ある程度、語彙があって、かつ文字の語源等を理解している人だと思います。
語学の学習で、最も成果が出にくいのが、語彙の学習です。
いったい、どれくらいの量を覚えて、使えるようにすればいいかという、
答えは、自分が、どれぐらいのレベルを目指すかによります。
中国の大学生の語彙量を目指すのなら、
市販で売っているような単語集ではぜんぜん足りません。
メインは、多読になり、かなりの量の読書をこなして、
わからない語彙が出てきたら、意味を推測して、考えて、
その語彙を理解することを、長期間にわかって行う必要があります。
この本は、中国で日常で使う700語ほどの単語が掲載されています。
ネイティブならではの解説付きで、単語が説明されているので、
非常にわかりやすいと思います。
こういった単語集は、めずらしいので、
かなりおススメです。 -
Posted by ブクログ
シンプルさに主眼を置いていてるのが本書の大きな特徴。そのせいか読みやすかったという印象。自分の不得意な、あるいは興味のある項目から摘むように読んでみるのも一つの方法だろう。個々の学習者レベルによっては、分量的に物足りなかったかもしれないと推察する。しかし、個人的に必要かつ十分な説明量。微妙な意味の違いが含意という形で示されとても役に立った。各項目でPOINTとしてまとめがある。これをインデックスのような形で巻末にまとめられて、クロスレファレンスできればなお可。参考書としては、あくまで通読目的利用が相応しい。
手元にあるのは初版。明らかに日本語訳の間違えだという箇所がいくつかあった。次版以降では訂正されていることを願う。このような不備は信頼性に関わる問題。この出版社ではこの程度で校正終了が当たり前なのか?それとも本書固有の現象か?