眞淳平のレビュー一覧
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どれほどの偶然(奇跡)が重なって、いまここに自分がいるのか。宇宙から自分。ビックバンから自分。よくまとまっている。参考文献も過不足ない。
・星の内部温度が一億度を超えると、炭素ができる。炭素はタンパク質や、脂質、炭水化物は炭素原子を骨格とした有機物。
・「対生成」「対消滅」超微細な世界では、文字通り何もない空間にものが誕生すると言うことが珍しくない。
・中性子の質量が陽子より0.14%重いという奇跡。
・重力が今より少しでも強かった場合、惑星は形成されない。弱かった場合、超新星爆発が起きなかった。
・ビックバン1秒後の宇宙の膨張速度が、数兆分の一だけ小さかったら、宇宙は収縮し、つぶれていた。大きかったら、宇宙は空っぽになっている。
・太陽が大きすぎなかったという偶然。紫外線の問題と恒星の寿命の問題。p47
・太陽からの距離が適切だったという偶然。p48
・二つの巨大惑星という偶然。p67
・月のブレーキ効果という偶然。
・地軸の傾きが適切という偶然。四季の発生。月のジャイアントインパクト説の関係あり。
・地球が適切な大きさの惑星という偶然。
・地磁気、オゾン層があるという偶然。
・ホモ・サピエンスが対話力にすぐれていたという偶然。
・おばあさん仮説。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
漁網が多数漂着する世界遺産・知床。
海外からのゴミが流れ着く南西諸島。
日々、特殊車両を使わないとゴミを除去しきれない湘南海岸…。
いまや日本のすべての海岸が、大量の漂着ゴミで覆いつくされようとしている。
それらのゴミはなぜ発生し、どこから来るのか。
また、わたしたちの生活や生態系にどのような影響を与えつつあるのか。
そして、いま求められる対策とはなにか。
忍び寄る海ゴミの脅威の実態に迫る。
[ 目次 ]
第1章 日本中の海岸に「ごみ」が漂着する
第2章 漂着ごみとはなにか
第3章 大量のごみが国を越えて移動する
第4章 「漂流ごみ」が海洋生態系を危機に陥れる?
第5章 漂流・漂着ごみに対処する法律・制度
第6章 進みはじめた漂流・漂着ごみ対策
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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[ 内容 ]
ビッグバンから銀河系や地球の誕生、生命の発生、人類の進化と続く一連の過程の中で起きた「偶然」に迫り、宇宙と命の不思議について考える科学読本です。
宇宙はどのようにして生まれ、地球はなぜ生命を育むことができたのか。
生物とヒトはどんなプロセスを経て進化してきたのか…。
宇宙と生命の秘密をわかりやすく解説します。
[ 目次 ]
第1章 この宇宙が誕生した不思議
第2章 生命を守り育てた太陽系
第3章 地球を変えた月
第4章 地球に起きたさまざまな偶然
第5章 不思議な液体「水」
第6章 地球の生命に起きたできごと
第7章 文明誕生を後押しした気候
第8章 人類が誕生した「偶然」について考える
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
少子高齢化の進む日本。
財政も厳しく、国際競争力の低下している。
それだけにとどまらない。
気候変動から激甚災害の多発化。
国際関係、安全保障も楽観視できない状況。
本書の前半はこんなことが、これでもか、とばかりに「数字」で語られる。
読んでいくのがつらくなる。
一方、後半部分では新しい技術のことが中心となる。
AIとロボットの発展。
将来的にはほとんどの領域にAIが導入され、今の仕事はなくなっていくだろうともいう。
空飛ぶクルマに、宇宙開発。
医療関係では、がん治療の進化が紹介されていた。
超音波による治療や、免疫細胞を強化する方法など、様々な方法での研究が進んでいる。
だが、認知症に関しては、まだ「治療」には至らないようだ。
著者は変化の兆候に気づくことと、備えることの大切さを説いて、本書を結んでいた。
明るい未来像は得られないかもしれないが…そういう現実を知っておくことが大切だと思うことにする。
最後に、本書の文体について。
話し言葉調に書かれているせいか、読点のつけ方がかなり独特で、最初気になって仕方がなかった。
「そこで得られる利益によって設ける国、に変わった」
「さまざまな要因が絡み合ったこと、だと見られています。」
少し慣れる必要あり。
それから文体ではなく、文の途中で段落が変わってしまっている箇所(p.236)があってびっくりした。
これは編集者さんが気づいてほしかった。 -
Posted by ブクログ
タイトルに国際関係とあるが厳密に言えば、国際関係論というよりも国際情勢を初心者でもある程度分かりやすいように書いた入門書。米国、中国、EU、ロシア、インドアフリカ、NGO、国際組織、そして日本と、各チャプターについてその現下の国際関係上の課題について書いてある、
トランプ勝利や英国のEU離脱などが起きる前の2015年に書かれたものなのでアップデートが必要な感じはあるけど、一通りざっくり話を理解するにはオススメ。最後の結論として、経済規模や防衛予算(世界7位)ん引用してなど日本は世界でこれからも大国として役割を果たせるという結論に至るんだけど、そこは超高齢化とか、低い生産性とか、教育への投資の低下とか、長いデフレとか見てると個人的には残念ながらどうだろうって思ってしまう(悲観論ではなく現実問題として。)
サブサハラ以南のアフリカについては、ルワンダ•ザンビア•ジンバブエとかの話は知らなかったから面白かった。 -
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更科功の『宇宙からいかにヒトは生まれたか』と並行して読んだ。というのは、更科さんの本は面白いのだが、難しいところもあり、きちんと理解するためにもっとシンプルにまとまっている本で概略を頭に入れてからのほうがよくわかるだろうと思ったからである。どちらも宇宙の誕生から人類が繁栄するまでを解説している。
初学者には読みやすく、親切で、最初に読むならこれかな、と思う。まず宇宙の誕生のところで「想像するのがとても難しいところですが、それまでは文字通り何もありませんでした。」(P2)って、科学者には書けない文章だと思う。当然だと思っているから。でも素人は「何もない」って、空間もないの?本当に何もないの?って思う。で、この文章を読んで、「想像するのが難しいのは私だけじゃないんだな」とほっとする。(ちなみに更科さんは、私たちが3次元しか想像できないことから説明していて、たいへん面白い。)
更科さんの本を読んで比較すると、まずかなり大雑把に解説されているな、ということ。これは貶めて言うのではなく、大雑把にまとめるのが難しいことを、よくここまでまとめたな、と感心して言うのである。なぜなら、よくわかっていないと大雑把にまとめることはできないからである。
ただ、知的好奇心をそそるという点ではやはり更科さんの本に軍配が上がる。
しかし、著者は専門は経済学なので、監修者がいるとはいえ、参考文献を読み込んでよくここまで書けたなと思う。更科さんは学者であり、自分の専門と重なっているから、詳しいのは当然と言える。ちなみに巻末の参考文献も更科さんの本とかぶっている本が数冊あるのが興味深い。
細かいことを言えば、更科さんの説と違うところもある。比重も違う。眞さんは「〇〇という説はこうです」「△△という説はこうです」と説明し、「現在は〇〇が有力です」とか「まだわかっていません」という書き方。更科さんはもっと踏み込んで事例を挙げて具体的に紹介し、自説も加えているのが立場の違いを表していて面白い。
構成もとても親切である。各章の最後にタイトルにある12の偶然のいくつかが、章のトピックをまとめる形で書かれている。
中高生だけでなく、大人も読んでおくと現代科学の一般常識がわかる。 -
Posted by ブクログ
数年前、息子が中学生だったときにこの本で夏休みの読書感想文を書いていたのを思い出し、そう言えば、面積や人口等世界の上位の国は知っていても、最下位の国のことは知らないなあ、自分も目を通しておこうかな…と思っていてそのままだったことも思い出して、息子の本棚から引っ張り出してきた。
数年前の版なのでデータや国際情勢に変化がある内容もあるが、でも面積や人口について最下位の国や南アフリカ諸国の貧困率等、意識して情報をとりにいかなければ、普段知らないままでいてしまうような内容を押さえられるのは、大人にとっても良い本であると思う。「ジュニア新書」なので、分かりやすく、比較的中立的に問題提起している点も、大人が読んでも自分のすでに持っている情報と照らし合わせ、確認しながら読めてよかった。これからもっと掘り下げていきたい。 -
Posted by ブクログ
あるサイトで紹介されていたのを見て興味を持ち読むことにしました。
これは、宇宙の誕生から、人類が誕生し、今の環境に至ったポイントを、12の偶然としてまとめられています。
ジュニア新書ということで、もう少し簡単な内容を想像していましたが、表現は柔らかいものの、なかなか読み応えがあったと思います。
私自身、この手の話は詳しくないので、非常に楽しく読めた気がします。
今のこの社会が生まれたのは、本当に多くの偶然が重なった結果だということが分かります。ただ単に、太陽との距離だけで成立したものではないということ、例えば、月や木星・土星の存在が非常に大きかったこと、などを知ると非常に不思議で奇跡的なことだと感じます。
この広い宇宙では、地球のような偶然とも言える存在の星がどこかにあるのかもしれません。もしそうだとしても、今こうやって生活できるのも、ものすごい確率で存在しているのだと思うと、小さな悩みなどは、吹っ飛んでしまいそうです。
そんな地球にいる私たちは、その奇跡的な偶然を噛み締めて生きていく必要があるのではないでしょうか。
<この本から得られた気づきとアクション>
・地球の成り立ちは全ての人が知るべきだ。そうすれば、環境の問題にも真剣に取り組めるし、自分も含め、命の大切さもより自覚できるような気がする。
・これまでの地球の歴史を見るように、地球上の生物は大絶滅を繰り返し、いずれこの地球も消滅してしまうかもしれない。そのことをしっかり心に刻みたい。
<目次>
第1章 この宇宙が誕生した不思議
第2章 生命を守り育てた太陽系
第3章 地球を変えた月
第4章 地球に起きたさまざまな偶然
第5章 不思議な液体「水」
第6章 地球の生命に起きたできごと
第7章 文明誕生を後押しした気候
第8章 人類が誕生した「偶然」について考える