景山民夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
景山民夫の小説をちゃんと読んだのは初めてかもしれない。角川ホラー文庫なので、そういうもんだろうという作品。
ボルネオ島の外れにある、古い洋館に泊まらざるを得なくなった9人に起こるあれこれ。
呪われた洋館、その中にある肖像画、地下の薄気味悪いプールに、閉じ込められたのが様々な国籍の9人と、漫画レベルでわかりやすい題材を扱っているが、登場人物がそれなりに魅力的に(というか、わかりやすく)描かれているため、ショーモナイホラー作品空は一歩抜きん出た感じ。
ホラーの内容的には、怪談、ポルターガイスト、虫、憑依など手を変え品を変え出してくるので飽きない。怖くないけどね。
ただ、一番の盛り上がる箇所