安東次男のレビュー一覧

  • みどりのゆび

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    親指が触れた場所が
    植物になっていくかわいいお話。
    お花の種類がわかるともっと面白いかも。
    チトのお父さんとお母さんもとっても素敵。
    チトみたいな優しい心と考えが
    本当に戦争を無くしてくれると信じたい。

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    2025年09月20日
  • みどりのゆび

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    吉祥寺にある「みどりのゆび」という、そのままの名前の本屋さんでイチオシの本とし書棚に置かれていた本。購入して一読し、店主の気持ちを思うと胸が熱くなった。確かに訳が古く、子ども諸君に語りかけるような口ぶりはところどころある。しかし、この本のメッセージ、シンプルな「反戦」の思いは、それを超えて読者に語り継がれるかけがえのない思いだ。優れた子どもの本は大人の本より長く読み継がれるというが、いかに人生の真髄を掴んでいるかの証拠だろう。そういう意味で、訳者が最後に例として挙げていたように『星の王子さま』と同じようにこの本も読み継がれていくに違いない。挿絵も素晴らしく、たくさんの花を早速色鉛筆で塗って遊び

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    2025年10月12日
  • 百人一首

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    AINA画伯、今度は百人一首に挑戦☆
    2010年10月07日22:51

    といっても、学校の宿題で「気に入った句を選んで、その札と下の句
    を書いてきてください」ということでしたが...

    AINA画伯、なんか札のお姫様が気に入らなかったみたいで...
    (しもぶくれ?)自分でお姫様を今風美人にかえてしまいました!

    うーん...(^O^)もこっちの方が好みかも(笑)
    AINAくん、札の句もちゃんと覚えてね(爆) (^O^)ニコニコ
    (2010年01月24日19:04)

    Hirokoママ2010年10月07日 23:07
    百人一首ですかわーい(嬉しい顔)
    なかなかいい宿題ですね 指でOK

    私も

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    2025年04月29日
  • みどりのゆび

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    素晴らしい物語だった。
    小学校の教師をしている息子に即送り、ぜひ読み聞かせしてあげてほしいと伝えた。
    かなり古い時代から読み継がれているが今に通じる、今こそ読んでほしい本だと思った。作者は未来が見えていたのかもしれないとドキッとするほど。

    本好きな小学6年生の女の子からのおすすめ本

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    2025年04月20日
  • みどりのゆび

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    児童文学と思って侮るなかれ。設定、構成、読後のさわやかさ、すべて完璧でこの上なく美しいファンタジーです!

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    2025年02月10日
  • みどりのゆび

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    児童書の古典に必ずあるけれど、読んだことのなかった一冊。今に通じるテーマで、考えさせられる。優れた子ども向けの図書は本当に真髄をついてくる。挿絵がとても個性的で素敵なので、絵本としての芸術的な愉しみがある。ジャクリーヌ デュエーム え

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    2024年09月05日
  • みどりのゆび

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    とても素敵な物語。みどりのおやゆびを持つチトは、植物で平和を作っていく。優しい世界。ジムナスティックが良い。

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    2024年08月13日
  • みどりのゆび

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    チトは、親指で世界を変えようとした。

    チトの裕福な暮らしは、お父さんが兵器を作ることで成り立っていた。とっても賢いチトが、その親指でなにを叶えたのか。


    これは…大人の方が好きな児童書かもしれない。

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    2024年02月12日
  • みどりのゆび

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    植物に、いかに価値があるかを学べた。

    みどりのゆびを持つテト。その、ゆびを使うことで植物を生やし、戦争などの社会課題解決を、ほっこりと解決していく。

    本の中にはそれぞれの植物の特徴を活かして話が描かれており、植物1つ1つと向き合っているのが温かい気持ちになった。

    本の世界のように、自然と一緒に、ハッピーに色んな問題を解決できればいいのに。

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    2024年02月07日
  • みどりのゆび

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    ミルポワルという町に、みんなからチトと呼ばれる小さな男の子がいました。金色の髪はカールして、目は大きく青く、頬はつやつやとばら色でした。おとうさんもおかあさんも美しい人で、家は大きくピカピカです。おとうさん氏は大きな工場を持っていました。その工場で作る鉄砲や大砲を世界中に売っていたのです。
    チトは、料理担当のアメリー、召使いのカルロス、庭師のムスターシュおじさん、工場監督のかみなりおじさんたちから色々なことを教わります。なかでもムスターシュさんとは特別な秘密を共有しています。

    チトは、隠されていた種に触れたら芽を出させる「みどりのゆび」を持っていたのです。

    ミルポワルの町を見て回ったチトは

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    2022年12月10日
  • みどりのゆび

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    大人になって初めて読みました。チトが戦争について質問する場面、特に心に残りました。

    「戦争はおそろしいと、ぼくが考えたのは正しかった。ハンカチをなくすみたいに、じぶんの国をなくすこともできるんだから。」「この世の中で規律をいちばんみだすいやなやつ、それは戦争だ、とチトは考えました。なぜなら、だれも、いちばんたいせつなものを戦争でうしなうからです。」

    「戦争反対を花で」

    少年チトが自ら考え、行動する姿に勇気づけられました。この本に出会えて良かったです。


    ロシアとウクライナの戦いが続いている今、世の中の人みんなに読んでほしい。

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    2022年05月22日
  • みどりのゆび

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    好きな本を再読。

    この物語は、大人の方にも読んでもらいたい。
    訳者のことばにあるように
    「『星の王子さま』と共通するフランスの童話の特徴、はなしの筋よりもきめの細やかさ、詩的な雰囲気や言葉のおもしろさが作り出す、宝石のように美しい文章」に浸れます。
    そして何より、チトに出会えたことが嬉しい。
    愛さずにはいられない。チトのまっすぐな言葉にハッとさせられる。(星の王子さまもそうだった)

    「みどりのゆび」の持ち主のチトは、町中に花を咲かせ現状を変えていく、人の心も変えていく。

    自戒を込めて、古い考えに凝り固まった大人よ、子どもの言葉に耳を傾けよう。
    挿し絵がまたとても良い。

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    2021年08月30日
  • みどりのゆび

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    小学校になじめず、宮殿のような自宅で敎育を受けるちょっと変わった男の子チト。
    友達は馬と庭師のおじいさんだけ。
    ある日彼は、好きな場所に、好きなタイミングで、好きな植物をにょきにょきと生やすことができる「緑の指」を持っていることに気づく。
    管理社会化が進む戦後のフランスで書かれた、植物を使った牧歌的なテロで社会機能を平和的に麻痺させていく反戦児童文学。
    『星の王子さま』が好きな人が、その次に読むといい本。

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    2024年11月13日
  • 百人一首

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    百人一首の本は星の数ほどあれど、これがイチオシ!!!
    詩人安藤次男の解説が歌の単なる解析と説明にとどまらず、分かりやすく、納得でき、共感でき、詩情に富んで古のひとの暮らしをあざやかに甦らせる。

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    2010年09月05日
  • みどりのゆび

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    有名な児童書。今更読んでみる。星の王子さまのような心の美しい少年が、世の中の矛盾に触れるお話。

    本当に世の中変なことだらけだよなぁと彼の目線を通して思う。

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    2025年08月20日
  • みどりのゆび

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    なんと素敵なお話。
    心が洗われる。
    作者のモーリス・ドリュオンがなぜこういう本を書いたか、考えた。戦争は良くないものだと、いうことを1人の少年のチトを通して、子供たちに教えたかったんじゃないか。作者自身がレジスタンス運動に参加している人であるし。
    チトの豊かな感性、考え方、平和を願う優しい心、まさに天使のような綺麗な心をもった子だなと。小さな子供に是非読んで欲しい本だと思った。

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    2025年08月11日
  • みどりのゆび

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    ネタバレ

    友人が「読む?」と
    おー、懐かしい
    岩波少年文庫
    この文庫は大切にしなければ!

    『裕福に暮らすチト少年.お父さんが兵器を作る人だったことを知り,驚きます.じぶんが不思議な〈みどりのゆび〉をもっていることに気づいた少年は,町じゅうに花を咲かせます.チトってだれ?』

    第二次世界大戦に出征したフランスの作者
    レジスタンスをよびかけた
    歴史小説家でもあり、政治家でもある

    昔のお話しだけど
    昔話ではないよね
    かなしいことに……

    チトのラストは静かで切なく温かい

    平和って?

    今も是非読んでほしいお話しです
    大人にも!

    ≪ このゆびで せんそうのない せかいへと ≫

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    2025年06月12日
  • みどりのゆび

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    ネタバレ

    みとりのゆび、グリーンサム。
    チトは一体何者なのか?
    終わり方だけ謎だった。
    それで終わってしまうなら、物語というよりは聖書に登場する天使だ。
    本当に天使だったのか??

    刑務所にも花を、貧乏街にも花を、病院にも花を、戦争を花で止める、鉄砲工場は花の工場に変わる。心に残る良い話だったが、綺麗事ではある。

    実際は、刑務所に花が咲いても罪人の罪は変わらないし人によっては性根も変わらない。
    貧乏街も花を商売にはするだろうが、家を建てられるほど稼げない。花を食べてしまうかも。
    病院はまだ良いかもしれない。ただ衛生面の心配と、花の管理が大変そうだが。すぐ枯れそう。

    しかし人として、理想としては、チト

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    2025年04月05日
  • みどりのゆび

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    優しい、素敵な物語でした。しかし自分は、児童書、というものに胡散臭い、説教くさい、という思いを持っていた子供でした。だからずっと遠ざけてきたのですが、大人になってからはときどき読むことがあります。だいたい本を書くのは大人と決まっているので、この本も、やはり子どもに語りかけるような「みなさん!」みたいな文体で訳されています。それは大人の自分には微笑ましく、読みやすく感じられますが、子供の頃の自分が読んだら、どう感じたのだろうな?という思いが出てきます。だいたい本を読むような子供は、子供扱いされるから反発するんだよな、と思います。自分のようなひねくれた子どもにも届く、素敵な物語が多くありますように

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    2024年12月07日
  • みどりのゆび

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    ネタバレ

    花を咲かせる力を持った少年チト。彼が蒔いた種とは。

    花を咲かせる「みどりのゆび」を持った少年チト。兵器工場を営む父と美しく優しい母ももとで何不自由なく育った。囚人が押し込められている刑務所に、貧しい人たちが劣悪な環境に暮らす地域に、生きる希望を持てない人がいる病院に、遠くから連れてこられた動物たちがいる動物園に、次々とチトは花を咲かせていく。ある日戦争について聞いたチトは、戦争を無くす方法を考えた。それは兵器に花を咲かせて使えなくしてしまうこと。その計画はうまくいったが、そのせいで父の工場は注文を失ってしまう。勇気を持って自分がしたことを告げたチトに対して、父は方向転換を決心し、それからは花

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    2024年06月18日