キェルケゴールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
キュルケゴールなんて世界史で名前だけ知っていて、一生読まないだろうなって思っていましたが触れる機会がありました。
このシリーズの良いところは内容をサクッと理解できるというだけでなく、網羅性の高さゆえに絶対に触れないだろうなというジャンルにまで触れることができる点だと思います。
内容の方は非常に深かったです。果たして絶望とは何なのか?自分とは何であるのか?オリジナルストーリーを用いての説明なので非常に読みやすい。
作中では本当の自分と向き合うということが課題となっていますが、現代社会こそまさにこれが最重要の課題だと思います。それだけ自分探しというのが難しくなっているということですね。
本当の -
Posted by ブクログ
文学コミック作品。
作品解説にもあるように、現代の視点に絡めて、解りやすく表現している。思春期の若者には共感する部分があるのではないだろうか。
また、難しいと感じていた『死に至る病』も、キルケゴールの人生と絡める事で理解しやすい。
同時に、『エヴァンゲリオン』のサブタイトルにこれが用いられた理由も理解できるのではないだろうか。
自己と向き合う、内面へと沈み、ありのままの自分を受け入れた上で、変わろうとする自己の姿、その再生への道。
学生時代、岩波文庫版を読んで感銘を受けつつも、「第三の絶望」部分で挫折した私には補完できた部分でき非常に良かった。 -
Posted by ブクログ
教科書で実存主義の解説を読んでもイマイチわからなかった。
まんがで読破を読んだ感想としては、キェルケゴールは自分の人生に大きな困難を抱え、それに向き合うことから逃げなかったでっかい勇気を持った人間だったんだなということ(- -)
「誰かが私を私にするのではなく あらゆる選択肢の中で私は私自身の意志で私になるのだ」
という言葉が響いた。
誰しもが社会のなかで生きていくうえで“絶望”をかかえていて、
この絶望というのは、自分のなりたい自分になるために自分の意志で人生の選択をすることから逃げている状態のこと。
なりたい自分を探すことから、本当の自分と向き合うのが怖くて、誰かが決めた道や、せつな -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分を理解できるのは自分自身しかいないはずだ…
世界は必然的ではなく、偶然的なものだ…
現在の自分たちが相手にしなければならないものは、どうしようもなく不条理で理不尽なもの、まったく、先の読めない「不安」という名の現実そのもの。
時間は前向きに進むが、自分の人生は後ろ向きにしか理解できない。
我々は今をどう生きるかが大事。
その生き方の一つ目は、「感性的な生き方」
この生き方は常に外からの刺激が必要で、それに流されるがままになり、主体性が薄れ、自分をコントロールできなくなる。その結果、自分の責任を放り出す。
二つ目の生き方は、「倫理的な生き方」
感性的な絶望から抜け出すことを目指し、世 -
Posted by ブクログ
原著は難しくて意味不明だが、こちらは分かりやすい。
キェルケゴールの生涯を紹介して、その流れで「死に至る病」=「絶望」を分かりやすく解説している。
結論を簡単に述べると、まずは自分を認める事から始めるのが重要であるということにつきると思う。自分の本質から目を背けるのもだめ、自分の責任から逃れるのもだめ、というかなり厳しい教えでは有ると思う。最近の啓蒙書でもよく述べられている事ではあるが、19世紀初頭でも同じような事で悩んでいた人がいたんだなと思うと、人間の中身はたいして進化してないのかもしれない。
漫画は現代の悩める若者を登場人物として、キェルケゴールの思想に触れて成長するという物語である。悪