RYOJIのレビュー一覧

  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    やっぱり読んでいて、泣けてくる内容でした。
    いつも、素人の手紙や文書は、読みずらいことが
    あるのですが、今回はそうでもなく
    それぞれの手紙に深い内容を感じました。

    よかったです。

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    2023年02月28日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

    購入済み

    思いが突き刺さる

    最近BLをよく読む。登場人物たちは過去に辛い出来事を体験し、現実や未来に悩んでいる。BLはファンタジーだと言われていると知った時、こんな生々しい悩みをファンタジーなんてと思ったが、主人公は必ず容姿がよく、理解あるパートナーができ、周りからの理解も得ている。これがファンタジーなのか。リアルな現実はもっともっと理不尽で残酷なのだと、この本を読んで少しだが理解した。当事者の声は叫びにも似た響きを孕み、受け止める家族もまた悩み苦しむ。普通とは何なのか、理解して許容する事の難しさを垣間見た気がする。

    #深い #泣ける #切ない

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    2022年09月28日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    初めての恋が実らず、家族にも理解してもらうことなど想像もできず、生涯もう二度と誰にも言えない秘密をひとり抱えていると思っていた。家族を持つこともできず仲間とも出逢えず孤独に死んでいくのだと枕を濡らす日もあった。そんな時、この本を読んで涙が止まらなかった。そこには、様々な当事者とその家族、カミングアウトをした者とされた者の想いが綴られていた。あの日の僕を救ってくれてありがとう。独りじゃないと知った今、読み返したら僕は何を思うだろうか。

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    2021年04月17日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    ネタバレ

    同性愛について分かったような気でいながら、実は全然分かっていなかったことに気付いた。少しは理解が深まったと思うけど、分かったなんて簡単に言えない。自分に関係ないこととして見て見ぬ振りをするのと、理解するのは違う。
    同性愛について書かれた本でありながら、マイノリティや、誰にも言えない悩みを持つ人全員に通じるような内容だった。それを受け止める側の態度も優しさに溢れている。自分ももっと他者への想像力を持ちたいし、優しくあろうと思う。

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    2020年07月26日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    涙せずにはいられない一冊でした。
    子どもから親へ、子どもから教師へ
    様々なカミングアウト。
    私達の周りにはマイノリティを抱えている人が多くいることを
    知らなければならないと思った。

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    2013年01月29日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    同性愛をめぐる葛藤と共感。「手紙」にして書くというわざとらしさがあるにもかかわらず、手紙にしなければ伝わらない「想い」が圧倒的に押し寄せる。電車の中で読んでいたが、何度か嗚咽をこらえた。感動したなどの薄っぺらな言葉でなく、心が震えて仕方なかったのだ。これからの私の生き様が問われているのであり、この本はその重要なきっかけをもたらしてくれた。

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    2012年06月27日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    特別な人たちではない「生活者」の人々の手紙。
    たくさんの葛藤、困惑、痛み…の先にあるのは、誠実で真摯な思いだった。
    セクシャルマイノリティが「特別」と括られている訳じゃなく、当たり前にそこに存在している人であった。同じ目線の高さで当事者と家族や先生が話していて、これこそ「社会の多様性」だ、と感動した。

    一方、最後の対談で、どこか理解したくない部分を持つ一人のお母さんがでてきたが、全てを理解をすることは単純じゃないな、と感じた。でもそれを否定することは違う。
    理解しようとしてくれる、そうまでいかなくても否定しない。それだけでも多分良いんだと思う。

    現代は「多様性」がキーワードとなっている。

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    2013年03月04日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    セクシュアル・マイノリティは、国や宗教や階級階層に関わらず、どこでもぽつんと生まれてくる。多くの場合家族はセクマイじゃない。自分がマジョリティじゃないことについて、言っちゃいけないことと思って育ってきたこどもたちが、ついに親や教師にそれを言うと、セクマイじゃないにも関わらず?そのことを真摯に考えなくちゃならなくなった大人はびっくりしたりするのだが、本人も家族も、社会の中で頭の中身を作ってくるから、まぁ大変なわけよ。この本には、テレビに出てくるようなんじゃないふつー?の人たちの往復書簡が収められてるだけ!なんだが、考えるべきことの多さったらないぞ。

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    2009年10月04日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    LGBTの当事者(ここではLGの方々)が親や恩師にカミングアウトし、相手が当事者にその返信をする往復書簡。
    手紙の前に口頭でカミングアウトを受けているが、ここに出てくるどの親も(皆、母親)その瞬間、かなりショックを受けた様子がわかる。
    長年、子育てしてきても、我が子がLGBTであることに気づけないということなのか、と受け取った。
    ということは、当事者は、そんなに身近にいる人にさえ、分からないように、気づかれないように、隠して生きてきたということでもあるのか。
    昔は、ゲイやレズビアンは、笑いのネタ、蔑みの対象として見られていて、テレビでもバラエティーなどで面白おかしく取り上げられていて、実は自分

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    2025年02月10日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    前半の親子の間でのカミングアウトの往復書簡を読んで、同性愛のことよりもお互いを思い合う親子の絆が印象的だった。同性愛者だということは、それ以外にもたくさん存在するマイノリティなことの一つに過ぎず、誰しもが何らかの特性においてマイノリティでありえるから、当事者も周囲も同性愛について特段気にしなければいいんじゃないか、と思った。

    けど、おわりに のところを読んでその認識を改めた。世の中の仕組みから他愛無い日常会話に至るまで多くのことが異性愛を前提に回ってしまっているので、当事者は同性愛者であることによる生きづらさを感じるし、自分がそうであることに嫌でも意識がいってしまう。確かに誰しも名前を間違っ

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    2024年12月06日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    NHKの書籍紹介で3度も見て、じわじわと「あ、これ読んだほうが良さそうだなぁ」と思い、拝読。
    やっぱり読んでよかった。
    ジェンダー問題については身近に当事者もいるが、往復書簡を読むのは初めてだが、手紙をやり取りする、親と子、生徒と教師はお互いを尊重し、想い合っていることがわかる。
    知人(知人とも呼びたくないが)が教師という立場でありながら、面白おかしく学生のアウティングをする場面に立ち会ってまったことがあってから、モヤモヤしてその人と会うたびに嫌な気分になっていたが、「自分のことではないけど、あのとき私は傷ついたんだな」とこの本を読みながら振り返られた。
    この本が発行されたころと比べて、セクシ

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    2024年10月08日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    39/100
    ゲイとレズビアン 7人の親に、兄弟に、或いは先生にカミングアウトする手紙のやりとりからなる本。幼少期から違和感を抱きながら成長していき、ハッキリと自覚した時の感覚は如何なるものなのか?
    そのまま生きていこうとして「カミングアウト」する事、またされる側の手紙…
    お互いに相手を気遣い、思い、感情を殺しながら書いていると思われる様がもどかしい!
    全く興味もなく知ろうとしなかった事だが、この本を読んで知っておくべきだと感じた。

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    2023年02月18日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    当事者で、親にカミングアウトしていない。友人にもほとんどしていない。

    これを読んで、する気になるかと言うと、そうではない。

    あとがきにもあったが、

    カミングアウトした後に読んでもらいたい本。

    という言葉に感動を覚えた。感動なのか、語彙がないので違うかもしれないけど。

    がんばれ!大丈夫だよ!わかってくれるよ!

    だけでは不安のままなんです。

    この本のように正しい知識や情報、当事者の言葉、親の言葉、全てが一冊になっていて、自分の負担もカミングアウトされる相手への負担も軽くしてくれるような一冊。

    色々な場所においてほしい。

    これは素晴らしい本です。

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    2021年01月18日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    この本を読んで初めに思ったのは「その気になってささっとカミングアウトしたら痛い目みるで」だった。  素敵なことがこの本では起きている。とっても。だけれどしかし、現実でそう行くのは本当に稀で大変な事だと思うのです。 また、差別や偏見に対して異議を唱えていく中で「オタクみたいに」という表現に強い違和感を覚えもしました。  ただ、セクシャルマイノリティの問題に興味を持った人(又は本人)が一人で悩んでいる時にこの本は巻末のコミュニティ情報を含め、とても良い一冊になるのではないかなと思います。 

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    2015年06月03日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    同性愛者とその周囲の人との往復文書。まだまだ理解されず窮屈な思いしてる人がいるんだなぁ。周囲の友達にカミングアウトされたら素のまま受け入れられるようにしていたい。

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    2013年01月15日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    p183「ゲイが人口の数パーセントいるとすると、親はその二倍やん。人口の一割以上がゲイの家族やねんな(後略)」
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    同性愛者とその周囲の人の手紙のやりとり。
    同性愛者であることをカミングアウトする人、された人達の心の葛藤。
    手紙だからこその言葉であり、手紙だからそば見えるものもある。
    文体も文章も書き方もみんな違うし内容だって違う。けど、みんな普通に読めるのだから、違いなんてないのです。
    この本の内容はそういうことと似ていると思いました。

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    2011年09月30日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    ゲイ、レズビアンであることをカミングアウトした人と、彼らの告白をうけとめた親や教師との間の往復書簡をおさめたもの。特に親や教師たちの側が、きれいごとじゃなく自分自身の動揺や悩みについて率直に語った文章のいくつかが心に残る。これからカミングアウトを考えている人や、告白をどう受け止めていいか迷っている人には、大きな勇気をあたえてくれる本だと思う。しかしなぜ男親は女親にくらべて受けとめるのが難しいんだろうか、とも思った。

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    2011年07月16日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

    Posted by ブクログ

    どういう経緯でこの本と出会ったか忘れちゃったけど、感想をブログに載せたら、それを見た友人が自分の親にカミングアウトしたという出来事がありました。
    「面と向かって言うのはウマく話せないから手紙を書いて伝えよう」
    この本には前向きな気持ちが詰まっています。読めば背中をグッと押された気になると思います。
    それにしても、この本に出てくる親はみんな理解があって、完成された人たちだなぁと思います。

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    2010年05月18日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

    Posted by ブクログ

    親との関わりあいで悩んだときに読んだ。
    私もいずれ父にはカミングアウトをしたい。
    でも怖い。母にしていたって受け入れられてるとは違う。
    手紙、か。
    つらいなあ。
    いたかったです。

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    2009年10月04日
  • カミングアウト・レターズ : 子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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    つらかったし、苦しかったろうと思う。自分は言う気はないけど同じ立場だったらどうかなーって考えちゃう。いろいろな団体の知識も手に入って交流してみようかなって気になった。

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    2009年10月04日