鳥山石燕のレビュー一覧

  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    セキエンさん、はじめて知りました。
    元祖「妖怪画家」なのね。

    妖怪だらけの画集だから
    怖い絵ばかりかと思うところ。
    もう、全然〜( ^∀^)
    一見おどろおどろしくても
    よーく表情を見ると
    どれも、ちょっととぼけている。

    「目目連」や「琵琶牧々」あたり
    漫画につながる感じの描き方が好き。
    こういう図録は昔の人々にとって
    娯楽と学びを兼ねた
    大切な本だったことでしょう。

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    2024年04月14日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    妖怪好きなら知らぬ者はいない、かの鳥山石燕の妖怪画集全点を収録した一冊。考えたら一部は挿絵などで見たことあっても全てを見たことはなかったなと思って。江戸の洒落とかの知識があればもっと楽しめるのでしょうが、絵を見るだけでも面白かったです。個人的に”三味長老(しゃみちょうろう)”が可愛くて好きでした。楽器、食器系は味があっていい感じ。

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    2023年12月24日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    ひたすら妖怪の絵が書いてある。付喪神や風刺画みたいなのもある。構図がいい。どこか可愛げがある妖怪もいる。水木先生の妖怪辞典と比べても楽しい。

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    2023年01月09日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    妖怪画大集合。妖怪なのにどこかコミカルな雰囲気が漂っているのがいい。画を見ているだけで楽しい。
    生活のすぐそばに妖怪がいたんですね。

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    2023年05月13日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    ネタバレ

    しげおか秀満さんのポッドキャスト「おばけラジオ」第1回、第7回で予習してから読んでみた。
    ひたすらビジュアル。後年の手による解説はなし。狂歌や皮肉や洒落やパロディで満ちているんだとか。
    なんでも絵巻ではなくページ単位の図鑑形式にしているのが画期的だったのだとか。
    さらにいえば本草学者にして平賀源内の行った薬品会=物産会から影響を受けている、つまり博物学志向のひとつのあらわれなんだとか。
    このあたりは香川雅信「江戸の妖怪革命」にもあった。
    そして感じ入ったのは、水木しげるの妖怪図鑑がいかにリミックスというかデータベースというかヒップホップというかあたりかまわずというか、そういう感覚に貫かれている

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    2021年02月16日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    慣れない言い回しに苦戦して、一冊を読み終えるのに2年もかかっていた。数か月手を付けなかった期間があるにせよ、われながらびっくりである。勉強よりは娯楽として眺めていたはずなのに、妙に意地になって「これはこういうことであろうか……?」などと気づけば一生懸命に読んでいた。かわいそうなわたしに解説してくださる方を募集したいほどだ。「あの小説に出てきた!」とか「あの伝承の妖怪!」と楽しかったのだが、解説に石燕が洒落で創作した怪異もあると種明かしされていて、それにもまた驚いた。すべて読んだので今度こそ眺めて楽しもう。

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    2016年07月20日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    江戸時代の絵師が、自身で考えたものや、以前描かれたもの、徒然草、民間に伝わるものをアレンジして描いたもの。
     民間伝承を因果物へ落とし込む作業も多々あるものの、氾濫するダジャレ、ありとあらゆるものをとにかく妖怪化しようというモチベーションに、絵師へ憑いたデモーニッシュなものを感じる。

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    2014年09月18日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    名だたる妖怪作家たちに影響を与えた妖怪好きにとってのバイブルが一冊の文庫本に……!
    解説が少な目だったけども、それはそれでいいのかもしれない。これは、買いでしょう!

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    2014年08月22日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    説明文が絵の下に付いているが、漢文古文が苦手な自分には読解不能でした。
    現代語訳がついていればなお良かったです。
    日本の妖怪以外にも中国のものが含まれます。

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    2014年07月07日
  • 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

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    ネタバレ

    画集で基本的に説明がないさっぱりとした構成なので、
    ぱっと見なんだかわからない妖怪も多数。
    気になったら名前でググる、という使い方をすれば
    より妖怪たちに愛着が湧くかもしれない。

    全体的に絵のテイストが可愛いらしい。
    妖怪の存在にどことなく愛嬌を感じてしまうのは
    きっとずっと昔からなんだね。

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    2014年02月22日