トム・ケリーのレビュー一覧
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・いったん何かを創造し始めれば、すべてのものには意図があることに気づく。
・もっと成功したいなら、もっと失敗する心の準備が必要。
・失敗から教訓を持つためには、失敗に責任を持つ必要がある。
・失敗できる環境を作る。
・創造力の発揮に必要な能力は、周囲に前向きな変化を起こせるという自信と、行動を起こす勇気だ。
・勇気とは、小さなステップの積み重ねに過ぎない。
・イノベーションに必要な三要素
ビジネス(経済的実現性)、技術(技術的実現性)、人間(有用性)
※3つのバランスが大切
→人間中心の考え方は軽視されがち、見逃されがちなのでここから考えるとイノベーションが生まれやすい
・人間中心のアイデアのためには、エンドユーザーのことについて考える。そうすれば自分のエゴをなくせる。
・物事の枠組みを捉え直すことも優れたアイデアの為に有用
→その際には人間中心の考え方で
・自分のニーズを表現できるほどの自己認識がある人は少ない。また、世界に存在しない選択肢まで考えてくれる人も少ない。
共感とはむしろ、人々が表せられない隠れたニーズを掴むこと。
・クリエイティブとは結果論
・クリエイティブになるための第一歩は、傍観者ではなく、行動を移すこと。
・やるかやらないか、やってみるなどない
→やってみるという言葉には言い訳が潜んでいる
・有能という呪い
・天職、労働、キャリア。仕事観の3種類。
・他の人のアイデアを土台にするという考え方。
・賢くクリエイティブなチームを築き、非凡な成果を成し遂げてもらいたいなら、平凡で冴えないスペースで働かせてはいけない。
・考え方や行動を変えるには、まず言葉を変える。
・組織に、自分に、創造力の許可書を与える
・カスタマージャーニーマップ
→ステップの中で創造性を発揮する起点を探す
・「今日をプロトタイプと考えよう、さて何を変える?」
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クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法
著:デイヴィッド・ケリー , トム・ケリー
訳:千葉 敏生
創造力に対する自信(クリエイティブ・コンフィデンス)とは、「自分には周囲の世界を変える力がある」という信念を指している。別の言い方をすれば、自分のしようと思っていることを実現できるという確信である。そして、自分の創造力を信じることこそ、イノベーションの「核心」をなすものである。
こうした自信は筋肉のようなものであり、努力や経験次第で、強くしたり鍛えたりできる。創造性は、新しいアイデア、解決策、アプローチを生み出すために発揮できる。そして、誰もがその力を使えるようになるべきである。
本書の構成は以下の9章から成る。
①人間はみんなクリエイティブだ
②デザイン思考で生まれ変わる
③恐怖を克服する
④創造性の火花を散らせ
⑤計画するより行動しよう
⑥義務なんか忘れてしまえ
⑦みんなでクリエイティブになる
⑧チャレンジ
⑨その先へ
テレビ番組で尊敬する方がお薦めされていた一冊。
創造力に対する自信は生まれつき備わったもの・才能というものではなく、努力や訓練のような後天的に身に付け、強化することができる。この文からどれほどの勇気が湧くことか。
逆に言えば、気持ちを奮い立たせ・行動し続けることがなければ、その能力は身に付かないし、気づくこともないかもしれない。ただ本書で、私達の頑張りの源の概念を知ることで頑張りに対する勇気を肯定化させたり、習慣化させ継続するモチベーションの礎に気付くことが出来る。
人それぞれ、環境、時によって目指すべきものや、やるべきことは違う。しかし、自分自身が納得するあるべき姿に向けて、成し遂げられるという自信が備わっているかいないかで毎日の過ごし方は大きく変わる。
自信を持って突き進む姿は自分のためだけではなく、周りの方へも良い影響を与える、応援してもらえるということだけでなく、回りまわってその方の自信やポジティブな感情を引き起こすことも出来る。
自分本位の自信ではなく、ギブから構築される自信で仲間と共に前に進みたい。 -
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デザイン・シンキングとIDEOを知っている人もそうでない人も、この本はmust readでしょう。中身を閲覧するまでもなく書店で購入しました。そして期待を裏切らずとても面白かった。分量はそこそこありますが(400ページ弱)、ケリー兄弟の明快な主張と、(これが最大良かったのですが)翻訳の上手さであっという間に読めました。
原題を見るとCreative Confidenceということで、たしかにこのキーワード(創造力に対する自信)はたびたび本書に登場します。そして人間は誰しもクリエイティブである、それを目覚めさせるためには自信をつけなければいけなくて、わかりやすい例えとして子供が初めて滑り台をすべる体験を挙げています。つまりはじめは怖いが、一度やってみると楽しくてたまらない、それがクリエイティビティの発露についても一緒だということです。
本書、とても面白い反面、何度となく読むのをやめたくなる衝動にも駆られるという不思議な本です。それはなぜかというと、本書を読んでいると、自分がやりたいと思っていたことについて、こんな本を読んでいる場合ではなくさっさと着手しないといけないんじゃないか、という気にさせられるからです。ですから変な話、本書から大きな啓発を受けた人は、最後まで読まないかもしれないですね。しかしそれこそケリー兄弟の一番伝えたいことで、本書の最後の方にも、「さあこの本を置いてさっさと行動してください」というようなことが書かれています。下手な自己啓発書よりよっぽど面白いのでおすすめです。 -
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この本を読むまでは、私は多くの読者と同じように、「クリエイティビティやデザイン能力は天性の才能によって決まるものだ」と信じて疑いませんでした。絵を描くことや想像することは大好きでしたが、いざパッケージデザインとなると途端に足がすくみ、自信を失って自らデザインすることを諦め、あらかじめテンプレートで用意されているデザインを選んでしまうのです。しかし、クリエイティビティやデザインは訓練次第で獲得出来るノウハウであることを知り、さらにはデザインするということはすなわち問題解決のための手段であるということを学んでからはまず「チャレンジしない」「否定する」癖を直し、PDCAサイクルを高速で回すことを心がけようと思いました。
技術が最高潮に達した今日では技術的要因とビジネス的要因に加え、人的要因という人間中心の考え方もイノベーション・プロセスには必要になってくるので、本書では誰もが人類学者になって世の中の「不便」を見出し、デザインをしてイノベーションを起こすことを促しています。私は大学時代医療人類学のゼミに入っていたのですが、正直ゼミで習ったことが社会で役立つとは思いませんでした。その時は学生が学ぶいかにもアカデミックな内容の勉強をして学位を取得し、社会人になってからの勉強はまた別のベクトルで存在すると思っていたのです。それは一方では正しくて、一方では正しくありませんでした。デザイン思考は人間中心の考え方であり、共感と観察を以てインスピレーションを得るとしています。つまり、人類学者の視点を以て課題解決に当たる必要があるのです。しかも、その「人類学者の視点」はどんな職業のどんな地位の人でも用いることが出来るというから驚きです。あなたがなぜ今の仕事がつまらないと感じているのか?誰でも出来る単純作業と思ってはいないでしょうか?自分のハートに響かないのは、取り組んでいる仕事を無機質に捉えているからです。本書で著者はデータに物語を埋め込み、命を吹き込むことができると断言しています。人類学では様々な調査方法が考案されてきましたが、今後はビッグ・データに向かいつつも人間的な要素を盛り込んだハイブリッドな調査方法が重視されることでしょう。
この本では試行錯誤を繰り返すことの大切さ、まず形にすることの重要性、とにかく行動を起こすことへの喚起などがたくさん詰められています。日常生活のあらゆるところに隠されているデザイン思考を今すぐにでも試してみたくなりました。 -
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ネタバレ■オリジナルのタイトルはcreative confidence、その名の通り、イノベーションを発揮するために必要な創造性「creativity」は、才能がある一部のデザイナーや芸術家だけがもっている能力ではなく、全ての人間に備わっているもの。
その能力を発揮するためには、「想像性に関する自信」を持つ必要がある。そして、creative confidenceを備えるための一番の近道は、まず行動をおこし、小さな成功を積み重ねること。
■IDEOのデザイン思考アプローチの考え方が整理してある。「人間中心設計のアプローチ」が根底にあり、すべでは「共感」から始まる。
ここでいう共感の定義は、他社の目を通じて体験をとらえる能力、人々がその行動をとる理由を理解する能力
■自分自身の行動を調査することで、自分の人生をデザインする。 -
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クリエイティブに生きるため、生まれ変わるための考え方や行動の仕方を、世界でもっともクリエイティブなデザインコンサルティング会社IDEOの創業者からアドバイスを受けられる本。
自分としては、非常に良い具体的なアドバイスがもらえたといった印象。
ただし、具体的といっても、手取り足取りで、こうすれば上手くいきます、というような即効性があるような特効薬ではないため、自己啓発的なものを求めたりすると、肩透かしをくらうかもしれません。
アドバイスを受けて自分に合わせてカスタマイズし行動する、というスタンスじゃないとこの本の良さに気づかず、ピンとこないかもしれないです。
色々なビジネス書などを読んでから、あるいは、一度これをざっと読んでみてから、他のビジネス書を色々読み漁って再び読む、などの読み方が良いように思います。 -
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クリエイティビティを妨げる「恐怖」について知る。
恐怖を克服するためのマインドセット
1. 人と比べない
2.次のステップをぎりぎり実施可能な範囲に定める
3.失敗が当たり前の事だと知る→ゲームだと捉えテスト、実験を繰り返す
勇気とは、小さなステップの積み重ねにすぎない。
唯一の正解がない問題に直面した時、焦って判断を下そうとせず大きく網を張る。
0.着想→創造的体験を積極的に求める、見知らぬ環境に飛び込む
1.共感→他人(エンドユーザー)の観察、理解
2.統合(意味づけ)→パターン、テーマを見つけ、実現可能なフレームワークや原則に落とし込む
3.アイデア創造と実験→アイデアを素早くラフな形で表現、迅速なプロトタイピング→フィードバック
4. 実現→デザインに磨きをかける
「何かやってみる」今すぐ、全力で。
「計画を減らし、行動を増やす」
「修正、修正」
「時間の制約をつくる」
シンクタンクではなく、行動するための場所、グレートグループとして存在する。
1.ユーモアを忘れない
2.他の人のエネルギーを活用する
3.上下関係をなるべくなくす
4.チームの仲間意識や信頼を重視する
5.評価を後回しにする
行動するための刺激
1.助けを求める
2.周囲からの圧力を作る(環境)
3.聞き役を集める
4.本気でやらない
5.ハードルを下げる
制約をすばやい行動へと結びつける方法
1.問題の実行可能(一番やさしく、すぐできる)な部分に取り組む
2.目標を狭める
3.中間目標を定め、社会的な協定と結びつける→活動にリズムをつけるため、小さな締切をたくさん組み込む
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ボクサーの村田諒太さんが雑誌でチラッと話題に出していて気になった本書。(ただのファン)
著者は、世界的なイノベーション・デザインコンサル会社創始者の仲良し兄弟。仕事、日常でクリエイティブを発揮するための心構えとヒントが惜しみなくぎゅぎゅっと。
・とにかく、恐れずに自分の力を活かすことだけを信じて、挑戦、失敗、行動する回数を増やすこと。
・最も大切なエンドユーザーへの共感とは何か?を様々な角度から解説
・問題の枠組みを捉え直すテクニック
目新しい情報はそこまでなくとも、良い事例や組織の変え方、ワークショップ内容など具体的なアプローチ方法が満載だった。個人的にも、仕事で直面している課題へ活かせることがたくさん詰まってたので参考にしたい、、! -
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要は「デザインシンキング」は、今までの問題ありきの解決方法から抜け出して、今までとは全く新しいものを作り出すためのテクニック論だということが分かった。
恐らく、今、時代が求めているのは、今までの焼き直し的なものや、積み上げてきたものから導き出されるアイデアではない。斬新とも言える新しい発想だ。
また、仕事も与えられるだけではダメで能動的に動けるようにしていくというものなのだろう。
今、多様性が求められる今では新たな手法ということなのかもしれない。
が、個人的には、一応、クリエイティブと呼ばれる仕事をしている私には、0から1を産む必要があり、あまり目新しいことは無かった。が、考え方の理解は広がったし、言語化できていない世界だったので、腹落ちした気はする。
もう少しやりたいことに関して、ブレストしてみようという気になった。