八薙玉造のレビュー一覧
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拍子にかかれたいすゞエルフと言う文字に惹かれて買ってしまいました。異世界にトラックがどう絡んでくるのか全く想像がつかなかったので、かなり期待が高まっていたけれど、いい意味で裏切られました。
大きなダンプみたいなので魔物を蹂躙していくのかもと思ってましたが、小型のエルフという事で非常に納得のいく使い方でしたね。
ただ、高校生と言う設定がこれと言って活かされていないのが少し残念でした。ボッチが自然と成り立つと言うのと、異世界の住人と年恰好が近いという事くらい?バイトもしてたみたいですし、少なからず人間関係があったようにも思えるのに、全てを捨てて異世界に来て全く振り返らないのは少し薄情さもあるような?
いすゞが好きな人には是非読んでほしい、いや特にいすゞ好きとか関係ないか。 -
Posted by ブクログ
1巻はどういう方向か微妙だったが『レディガンナー』というか『アンゲルゼ』か
ファンタジー要素ある(これはなくてもかまわないので主要素でない)異文化交流における正義で悩む若者の成長と青春というあれ
『エミリー』では葛藤と成長が姫という立場に因っていたのに対して
『アオイ』では普通に正義な主人公へ素直に同感移入できないことで読者を上手く苛立たせて青さがはがゆいという見せ方が楽しい
成長しないことによって素直に主人公の大冒険大活躍を楽しめる『レディガンナー』におけるエンタメの楽しさに対する面白い対比である
が『アンゲルゼ』が少女向けであることのくすぐりをそれなりに持っていたのに対すると本作は作者の個性的に苦しげ
続巻が楽しみだが個人的に気に入っているものはどれも売れなさそうで不安である -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々のファンタジー作品の当りでしょうか。
どうも最近はファンタジー系に期待が薄れていたので、楽しめる作品が出てきて良かったです。
今のところ2冊出ていますが、纏めて2冊読んでしまいました。
国家間の争いに宗教的な要素までが相俟って混迷した状況に陥った戦後の城下町で
教会の見習い聖職者であるアンナは自分を毎日の様に見ている青年ユリウスの存在に気付く。
ユリウスは生活を共にする魔女・サロメに仕事をさせるが自分は働かず。
突拍子もない発想でユリウスを諫め働こうとさせようと交流する様になったアンナでしたが、
先の戦で敗軍となった残党がアンナを求めて街を襲ってきます。
協会側にとって忌むべき存在である魔女を巡り、彼等の運命が動き始めます。
元は協会の尖兵として怖れられたユリウスも、戦の中で魔女側につき、
協会に追われる立場であり、未だ理由も分らないがアンナも狙われています。
先の戦の収束の一つの鍵となった自決した聖女がアンナとどの様に関わっているのか。
未だ始まったばかりで気になる点が多々あります。
最近よく出ているファンタジーは兎に角巫山戯たものが多く、世界に嵌れませんでした。
かの『ゼロの使い魔』にしても大規模な戦争に突入しながらも緊張感は薄いです。
且つコメディ部分を強調するものだから、それが却って弛緩させてしまったかと。
メリハリには至っていないのが最近の多くのファンタジー作品なのかなと。
その点では、本作品はラノベにしては人が死にますし、
主要キャラも結構厳しい状況に陥ります。
只酷い状況を作るだけではなく、それによってもたらされる感情にも結構きちんと触れております。
その上で抜くところでの軽妙なやりとりが面白く感じられるものに仕上がっているかと感じます。
キャラ設定がきちんと為されているのではないかと。
戦闘描写もなかなかアイディアが詰っておりますし、上手く見せられています。
イラストを手掛けるのはぽんかん⑧氏ですが、最近になって目を引く絵であり、
その関連から異なる作者の作品を買っていっておりますが、
何れも楽しめているのは相当の確率と言って良いでしょう。
因みにそれらは以下の通り。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 渡航著
『生徒会探偵キリカ』 杉井光著
『獅子は働かず 聖女は赤く』 八薙 玉造著 -
Posted by ブクログ
あらすじと挿し絵にによる内容詐欺にもほどがあるwwwこれはひどいwww
詐欺具合でいえばエルフェンリート並な気がする。
一見(あらすじ&挿し絵だけでの印象だと)イロモノ臭い&萌え系のソードオペラっぽいですが、いざ内容を見てみるとガチで血生臭いです。
序盤主人公のエミリーが普通にムカつくキャラというのもやや間口を狭くしているような。
しかしある程度読み進めて、ストーリーが緊迫した状況にさしかかると後はもう息つく暇も与えぬくらいシリアスが続きます。
それと展開、結末が全く読めません。
正直読んでて「マジかよ…」という思いを何度か抱かされました。(もちろんいい意味で。)
加えて死に方の描写が非常に生々しい。
ってか挿し絵がコレであの表現は無いわwww
まぁそこのギャップがゾクゾクして非常に面白かったんですけれど。
知名度が低いのが惜しすぎる。もう電撃大賞これでいこうZE!
今更中古で、しかも半分冒険気分で買った自分がいうのもなんですが、久しぶりに素直にもっと売れてもいいと思える作品でした。
第1印象で損をしている分、実際に読んでみてその印象がいい意味で裏切られたときの面白さは損を補って余りある。個人的に大当たりの1冊。
(以降ネタバレ気味のため読む予定の人は引き返しましょう)
何が読めないかっていうと登場キャラクターの生死が読めない。自分としては筆者の選択はGJ。死亡フラグビンビンのキャラが生存したり、「あーはいはいピンチワロスワロスwww」と楽観してた主要っぽいキャラがホントにあっさり死んだりと、鬱展開好きにはたまらない1冊。