南野忠晴のレビュー一覧
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一見軽視しがちな家庭科という教科から、生き方の基本を述べている本。
当たり前のことをとても分かりやすく書いてあるのだけど、その当たり前が難しいのかもしれない。
自立の大切さ。
自立できていない社会人がいかに多いことか。
自分の中の甘さにも気付かせてくれる。Posted by ブクログ -
ジュニア文庫ですが、大人が読んでも十分に為になりますし、むしろ大人が読む本かもしれません。
社会の中で生きていく、家族の中で生きていく、自立するとは?という事は普段なかなか考えませんが、改めて考えさせられました。
自分も含めて、最近は大人になり切れていない人間が多いな、という感想を持ちますね・・・Posted by ブクログ -
困ったらこうしろ!
という明らかな答えは書いていない
でも、生活の基本の基本を思い出し、ゆっくりと考える時間の大切さに気づかせてくれたPosted by ブクログ -
タイトルや絵から、「家庭科」を今の世の中にあった形で解説する、面白おかしい本かと思ったら、全く違った。
この本を読んで、改めて「家庭」を運営するってことは、人間の根幹にかかわる重大なことだと思った。
実際に授業で行われている縫物や料理は、家庭運営の重要な要素ではあるけれど、柱ではない。(いや、今どき...続きを読むPosted by ブクログ -
とてもおもしろかった。よい意味で期待を裏切られた。家庭科の本というか、自立するとはどういうことか、どう生きるか、という本だ。これは高校生にぜひとも読んで欲しいなぁ。とても勉強になった。
家族とはどういうことか、働くとはどういうことか、一緒に暮らすとはどういうことか、なぜ騙されるのか、「依存」でも「支...続きを読むPosted by ブクログ -
生活力の備わった大人になるために。家事と信頼関係の不可分を象徴するタイトル(略してただパン)が秀逸。
弁当作り,家族のこと,お金のこと,男女のこと。子供がだんだんと自立していくために,有益なヒントが詰まった良本。Posted by ブクログ -
なるほど。たしかに生活は大事だし、家庭科教育みたいなのも重要だねえ。ちょっとお説教臭いけまあOK。みんなに読ませたい。Posted by ブクログ
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すべての基本は、一人ひとりが、まずはしっかり自立すること。
自分の足でしっかり立ち、毎日の生活の中で「いいこと」をみつけ「自信」を積み上げていく。
自分が日々成長していると感じることができれば、自分を好きになり今という瞬間が楽しくなる。少々のことがあっても、もう少し頑張ろうと踏ん張ることができるよう...続きを読むPosted by ブクログ -
師匠のおすすめ本の一つ、ということで読んでみた本。
筆者は、大阪府立高校英語科教員として13年間勤めながら、家庭科で教員採用試験再受験。大阪府立高校での初の男性家庭科教員の一人となる。
タイトル通り「正しいパンツのたたみ方」は14~15ページにイラスト付きで紹介されている。
筆者のいう「生活力」が...続きを読むPosted by ブクログ -
家庭科ってこんなに人生で役立つ(思い出す)教科だったの?
サインとコサインをかけたり足したりする公式を
グリグリ頭に詰め込む教科よりも
ずっと人生に寄り添ってるやんか!
。。。という発見の本でした。Posted by ブクログ -
書いてあること全部息子たちに伝授したい。自分の生活を自分で作っていける人になってほしい。
「ご主人」「奥様」という単語を一度も使わずどちらも「お連れ合い」と言い換えていて、著者のそのへんの感覚にも好感を持った。
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とにかく題名に惹かれて読んだ一冊。
高校の英語の先生から家庭科の先生へとジョブチェンジした著者が、高校生達に送る「家庭科を通して考える自立」のお話。
家族、労働等の視点から、生徒との実際にあったであろうやりとりを通して、どのように人として生き、社会と関わり合いながら生きるためにどんな考え方や視点...続きを読むPosted by ブクログ -
17冊目。
読んでよかったです。
当たり前のことを当たり前として考え、行動できるようにしなければならないと再認識しました。
今後使いたい言葉も発見しました。余禄。Posted by ブクログ