熊崎敬のレビュー一覧
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本書に通底しているのは「サッカーとは相手のいるスポーツ」というコロンブスの卵的な論理だ。しかし、当たり前であろうこのことを理解できず、フォーメーションやボール支配率などを目的にしてしまう。そうなるとシュートを打たずにボール回しをしてもボール支配率は上がるが、勝つことはできなくなる。便利過ぎる日本社会...続きを読むPosted by ブクログ
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サッカー好きはもちろん、サッカー知らない人でも分かりやすく、納得できる話が満載。豊富な取材経験に裏付けされた論理が明確、取材裏話を読むだけでも面白い。こんなにタフな人だったんだなあ、と改めて。できるなら、ブラジルW杯前に読みたかったなあ。Posted by ブクログ
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ワールドカップを前にサッカー本を読む。おもしろい。目新しい発見はないが、日本のパスサッカーがここまで成長してきたことが嬉しい。あとは結果が欲しい。Posted by ブクログ
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なんだか嬉しい気持ちで読めた。
著者がファイターズを愛しているのを感じられたからだと思う。
やっぱりファイターズ好きですw
●解説者の下位予想はもう慣れっこ
●年棒が高くなると、何となく不安になる
●札幌ドームを包むもの、それは母なる愛だったPosted by ブクログ -
ファイターズ愛が生まれてくる一冊。
後半の印象的な試合の振り返り場面は、試合の描写、最もスポーツ文学で退屈な項目の連続に間延びするが、それ以外のファイターズに纏わるエピソードは読んでいるだけでファイターズが好きになってくる方もいるかもしれない。
値段に対して、内容は少し物足りないか。Posted by ブクログ -
W杯をテレビ観戦してて、日本代表戦に何故か「一瞬も目を離せない」ようなドキドキ感(点を取られそうという意味じゃなく)がないなぁ、と思いつつ読んでみました。著者曰く「システム論(布陣)への偏重」、「相手が存在するという極シンプルな事実の軽視」この2点に日本サッカーの問題の根源があると。確かに「自分達の...続きを読むPosted by ブクログ