三浦明博のレビュー一覧

  • 滅びのモノクローム

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    久々の推理小説だったわけですが、面白かったです!
    やっぱり推理小説っていいなと思えた一冊。
    ストーリーの展開の速さとかもちょうど良かった。

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    2010年01月05日
  • シルバーの 自覚ないまま 年は増え

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    シルバー川柳が好きだ。自虐ネタからほっこりするものまで、独特の味わいがある。
    この本もそんな感じだろうか、とタイトルから連想して読んでみた。
    ちょっと違ったかも。

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    2025年11月24日
  • シルバーの 自覚ないまま 年は増え

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    自覚はしているつもりだけど、年は自覚ないまま増えていく。子どもの頃は、もっとゆっくり時間が流れていたような…。川柳、ブレイクタイムにほっこりするが、笑えないものも。料理定年におばあさんの一人カラオケ。肝に銘じておかないと。

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    2025年08月23日
  • 逝きたいな ピンピンコロリで 明日以降

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    明るく最期を迎えようとする人たちの想いが溢れていました。自分も見習いたい場面も数多くあり、大変参考になりました。兎に角、元気で長生きしたいです。

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    2024年06月18日
  • 逝きたいな ピンピンコロリで 明日以降

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    恐ろしい事に、自分にも同じような経験があるのです。最後のトリックまで過去に読んだことがあるミステリーだったと気がつかないとか。決して人ごとでないのですね。

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    2023年12月19日
  • 五郎丸の生涯

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    秋田犬の五郎丸が山里の民家の納屋で亡くなるまでの足取りを、途中途中で関わった人々との交流を交えながら追って行きます。
    とても賢く思慮深い五郎丸はゆく先々で、人々の心に何かを残していきます。一か所に留まる事が出来ず飼い主が変わっていく気の毒な犬です。やはり犬は飼い主とずっと一緒に居られることが一番の喜びですから・・・。
    道で秋田犬を見かけるとむっつりしているので、なんか怒ってんのかなと思ったりしますが、日本犬特融の感情を表に出さない所がまた可愛いです。五郎丸も淡々としていますが愛情深いいい子です。
    中には五郎丸をシンプルに捨てるクソ家族もいてぶっ飛ばしたくなりますが、実際こういう風に捨てる人もい

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    2021年09月01日
  • 滅びのモノクローム

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    日本の過去の罪に切り込んだ作品。過去の話とは言え、まだ生々しさが残る戦時中の問題。先の大戦を語るとき、どうしても語り手のイデオロギーが強く出てしまったり、感情的な描写が増えたりすると思うのだが、本作は極めて淡々と日本の過去を見つめていたと思う。
    何をもって日本人と定義するのか、誰もわからぬままに、結論だけが先走る恐ろしさ。弱い者の矛先はさらに弱い者に向くという言葉に、現代日本にも通ずる闇を感じた。
    良作ではあると思うが、もう少し事件に意味を持たせてほしい…と感じた。核となる事件が、あまりにもあっけなく、それを取り巻く物語の重厚さに霞んでいる印象を受けた。このあっけなさが、ある意味リアルか。

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    2019年11月15日
  • 滅びのモノクローム

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    ネタバレ

    滅びのモノクローム/三浦明博:第48回大賞受賞。2002年。
    始まりは、長崎原爆。そして現代の仙台と日光。骨董市で高値をつけて売る出戻り女。出戻り女は由緒ある家の娘。当然売れないのだが売れた。それは売ってはならないものだった。祖父に回収を命じられる。助手にいけすかない男。そいつが自殺っぽく殺される。
    出戻り女の元夫が会いに来る。来る衆院選?のため協力してほしい。はぁ?
    買った男は釣り好きだから。そこに古いフィルムを発見。修復してくれる男に依頼。修復してくれた、けど行方不明に。ひとりでごはん作れない父を残してどこかに行くはずがない。
    犯人は、出戻り女の元夫の祖父の隠し子。祖父はもちろん地元の権力

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    2019年01月02日
  • 集団探偵

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    住人皆で探偵活動を行うシェアハウス。素人だからなのか謎解きは簡単なので、そこがメインではないのだろう。色付きの白衣って想像できなかったけどナース服ね。読後に表紙を見て気付いた。

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    2018年07月15日
  • ゴッド・スパイダー

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    日々野は大学で、世界でまだ誰も成功したことのない人口蜘蛛糸の量産化の研究に取り組んでいた。ある日、ベンチャー企業が実用化に成功したとのニュースが入り、調べてみると代表者は学生時代の友人・片桐だった。一方、新聞記者の広瀬はサイバー攻撃をしかけるハッカー集団の事件を追う。その取材先であった相手は・・・
    生物模倣分野というのは面白いと思ったが、IT関連/ハッカーの話とのリンクは必要性をあまり感じなかった。もっとどちらかに重点を置いた方がよかったような。

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    2018年05月25日
  • 滅びのモノクローム

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    考えてみれば特別なことではない。
    それまで普通に友情や交友関係を築いていた人たちが、戦争のという状況下で敵国人になってしまう。
    歪んだ攻撃性は無抵抗な人たちへと向かい、それまで平和に暮らしていた同じ空間で無惨に命は奪われていく。
    偶然に手に入れた1本のフィルムには、遠いけれどけっして忘れてはならない過去が封印されていた。
    あらたに起きた殺人事件のきっかけになったものは何だったのか。
    現代の事件を手がかりに過去の事件に迫っていく。
    とても読みやすかったけれど、途中で展開が読めてしまった。
    江戸川乱歩賞を受賞した物語・・・ハードルをあげて読んでしまったせいだろうか。
    奥行きのないミステリといった思

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    2017年03月09日
  • 感染広告

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    ネタバレ

    消費者は何をもって商品を購入するのか。
    TVでCMを見て購入を決める人は意外に少ないような気もする。
    ただし、商品イメージはCMによるところが大きいのも現実だろう。
    堂門は全面的に任された「バドバーグ」のCMのために奔走する。
    ようやく出来上がったものは話題を攫い、ウェブサイトの閲覧者は日を追って増加していった。
    けれど、すべてが上手くいっていると思った矢先、駅のホームで不審な死を遂げた男が最後に呟いていたひと言が問題となる。
    「バドバーグ」・・・そう言って男は線路へと落ちていったのだ。
    どんな仕事にも責任が伴う。
    大きいとか小さいとか関係なく、請け負った仕事に見合った報酬が与えられるのと同時

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    2017年03月02日
  • 黄金幻魚

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    妻を亡くしてしまって、子育てがいま一つ分からない三陸沖で漁師をしている父親・優作と中学3年の息子・悠太。毎日のように川釣りをしている、小山内未帆という影のある女性。彼女を師匠とし、幻の魚をめざして3人は奮闘するが。。。
    ミステリーなのか、冒険小説なのか、釣り小説なのか?いま一つ焦点がぼけてしまっているような。
    残念ながら釣りをやらないので、余計に持て余してしまった。

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    2016年11月02日
  • サーカス市場

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    連作短編なんだけど、テイストが統一されてなくて、
    んでサーカス市場の背景が
    今ひとつ浮かび上がってないというか…

    魅力的な登場人物を活かしきれていないかなあ。
    星は二つ半。

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    2014年05月25日
  • 盗作の報酬

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    出版社の編集者から、本一冊分まるごとの盗作を勧められた作家の話。編集者は何故、そのような話を自分に持ち込んだのかを解明していくミステリー小説といえるかもしれない作品。

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    2013年11月26日
  • 感染広告

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    初めて読みました、著者の作品。
    書店で迷っていた時に、タイトルが目に飛び込んできて、購入。
    2010年の作品なので、バイラルとか少し前に広告業界で流行った言葉などに引き込まれて、グイグイ読めました。今だとソーシャルとか使われるのかな。。。
    こんな広告あったら怖いなっておもいつつも、ここまで人に影響を与えるものが創れたら凄いっていう憧憬の念も湧きました。
    キャンペーンって緻密な計画・準備の元やるものなんだよねって、改めて考えさせられましたし。

    エンタメ小説なんだけど、仕事をする自分が読んだ、と思います。

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    2013年03月06日
  • 黄金幻魚

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     著者は10年前『滅びのモノクローム』で江戸川乱歩賞受賞デビューを果たし、“釣りミステリー”のジャンルを確立させた。
     本作品でも、豪快オヤジ、グレかけた息子、謎の美女、フライフィッシィング、埋蔵金伝説など、エンタテイメント要素が詰まってます。冒険ヒューマン釣りミステリーとして楽しめました。

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    2012年09月01日
  • 滅びのモノクローム

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    骨董市で手に入れた古いフィルムが…ミステリーなのだが、ストーリー展開が荒過ぎる。余りの無理矢理な理由付けだな。なかなか良いアイディアだけに惜しい。登場人物の心情を書き込み、ストーリーに迫力があればな。

    と、また偉そうな感想を述べてしまった…

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    2012年08月23日
  • 滅びのモノクローム

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    戦争中の狂気が古いフィルムによって現代に蘇る。特高という名の狂気、親子の悲しい関係。読み終わってためいきがでた。

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    2012年07月09日
  • 感染広告

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    いや、まぁ面白かったですが、
    登場人物が限られてるし、ミステリとしては物足りないかも。

    トリックも限られてるしね。

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    2012年06月12日