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CMにひそむ「悪魔の仕掛け」――「感染爆発」。広告代理店のクリエイティブ・ディレクター堂門(どうもん)修介は、プレミアムビール「バドバーグ」の宣伝にあたり、ウェブ中心の広告を仕掛ける。コンセプトは、口コミによる「感染爆発」。狙いは的中し、大成功と思われたキャンペーンだったが、なんと「バドバーグ」と叫びながら自殺を図る事件が頻発し……。真相はどこに? (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
あっという間に読破!犯人は最初から絞られてる感あったけども。個人的には広告業界の仕事の進め方の部分に興味を持って読めた。著者が広告業界出身ということで納得。
『バドバーグ』 キャンペーン中のビールの名前を叫び、自殺した男。そして、同じ様な自殺が続く。 なぜ、彼らは自殺をするのか、そしてキャンペーンとの関係は? 主人公の堂門 修介は、中堅広告代理店のディレクター。 大手ビール会社の商品『バドバーグ』のリニューアルキャンペーンの責任者を任され、張り切ってい...続きを読むた。 しかし、最初は大成功と思われた野心的なキャンペーンは、大変な事態へとなった。 ビールの名前を連呼して、自殺する者が相次いだのだ。 真相を追う修介。しかし、一向にキャンペーンと自殺の関係が見えず、やがて... サブリミナル映像、バックワード・マスキング、そして20khz以上の非可聴音など。 様々な要因が、人間の行動心理に影響を与えるのか? さすがに、人間を自殺に誘導するのは難しいと思いますが、もしかしたらありそう...と思えるのは、筆者の力量でしょうか。
会社人としての誇りと恍惚と理不尽と。いろんなところで主人公に、その周辺の登場人物に共感できました。一番共感できないのはヒロインだったというのはナイショ。^^; 個人的には「これは絶対SFじゃない、って内なる声が言ってるんだけど、それはどうしてか」って問題の方が大きいです。
この作者さんの本は初めてで、本屋さんでPOPに惹かれて購入。 あらすじから今まで読んだことがなさそうな内容だったので、どんなトリックが仕掛けてあるのかワクワクしながら読みました! ネットを使ってのマーケティングで、そこに仕掛けがあると思わせといての2重、3重の仕掛けは見事に騙されました。 なか...続きを読むなか面白かったです。あと、ビールが飲みたくなります(笑)
中々面白いけど、ネタというかトリック?がどこかで聞いた事の あるものの寄せ集めという感じで、いまひとつ激しく納得は、できない感じ。でもこの作者の本は、もう少し読んでみようと思う。
初めて読みました、著者の作品。 書店で迷っていた時に、タイトルが目に飛び込んできて、購入。 2010年の作品なので、バイラルとか少し前に広告業界で流行った言葉などに引き込まれて、グイグイ読めました。今だとソーシャルとか使われるのかな。。。 こんな広告あったら怖いなっておもいつつも、ここまで人に影響を...続きを読む与えるものが創れたら凄いっていう憧憬の念も湧きました。 キャンペーンって緻密な計画・準備の元やるものなんだよねって、改めて考えさせられましたし。 エンタメ小説なんだけど、仕事をする自分が読んだ、と思います。
いや、まぁ面白かったですが、 登場人物が限られてるし、ミステリとしては物足りないかも。 トリックも限られてるしね。
消費者は何をもって商品を購入するのか。 TVでCMを見て購入を決める人は意外に少ないような気もする。 ただし、商品イメージはCMによるところが大きいのも現実だろう。 堂門は全面的に任された「バドバーグ」のCMのために奔走する。 ようやく出来上がったものは話題を攫い、ウェブサイトの閲覧者は日を追って増...続きを読む加していった。 けれど、すべてが上手くいっていると思った矢先、駅のホームで不審な死を遂げた男が最後に呟いていたひと言が問題となる。 「バドバーグ」・・・そう言って男は線路へと落ちていったのだ。 どんな仕事にも責任が伴う。 大きいとか小さいとか関係なく、請け負った仕事に見合った報酬が与えられるのと同時に、その仕事への責任も当然発生する。 犯人に明確な意図はなかったのかもしれない。 それでも、自分が仕掛けた罠によって誰かの命が失われたのは間違いない。 一心不乱にひとりで歌ともいえないような言葉を口ずさむ犯人。 そこに込められていたのは、やはり暗い怨念だとどうしても思ってしまう。 サブリミナルという言葉は知っていた。 他の物語にも登場したりするし、ドラマなどでも取り上げられることがあったように記憶している。 しかし、バックワード・マスキングというものは知らなかった。 いろいろな手法を考えつくものだ。技術者たちの底知れない情熱には怖れいる。 たとえどんな技術であっても、それを扱う人間に邪まな気持ちがあったら人を傷つける凶器となる。 普段はダラっと流し見しかしないCMだけれど、もしかしたら裏側には何かとんでもない意図が隠されているかもしれない。 気づかないうちに何かを刷り込まれているかもしれない。 そんな妄想じみたことを考えてみた。 冗談ではなく、近い将来にまったく別の形のこうした手法が現実のものとなるような気もしている。 サブリミナルに堂門が気づいた時点で犯人がある程度わかってしまう。 もちろん動機まではわからないけれどちょっと残念な気がした。
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