ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
動物は、常に優しく人間に寄り添う。ただ、彼らの一生は本当に幸せだったのだろうか──。 秋田犬・五郎丸は、いく人かの飼い主を得ることになった。その生涯は幸せだったのか。 乱歩賞作家が動物を通して人間を描いた連作短篇集。 第一話 納屋の犬 第二話 フォックスファイア 第三話 救世主 第四話 捨てられし者 第五話 相談者 第六話 むくの犬 最終話 朝焼けの光
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
秋田犬の五郎丸が山里の民家の納屋で亡くなるまでの足取りを、途中途中で関わった人々との交流を交えながら追って行きます。 とても賢く思慮深い五郎丸はゆく先々で、人々の心に何かを残していきます。一か所に留まる事が出来ず飼い主が変わっていく気の毒な犬です。やはり犬は飼い主とずっと一緒に居られることが一番の喜...続きを読むびですから・・・。 道で秋田犬を見かけるとむっつりしているので、なんか怒ってんのかなと思ったりしますが、日本犬特融の感情を表に出さない所がまた可愛いです。五郎丸も淡々としていますが愛情深いいい子です。 中には五郎丸をシンプルに捨てるクソ家族もいてぶっ飛ばしたくなりますが、実際こういう風に捨てる人もいるんだろうなあ。 犬好きには是非読んで頂きたい本です。
秋田犬といえば忠犬ハチ公のように賢く飼い主に忠実というイメージだけれどやはりそうなのか、もはやペットとしてではなく家族の一員で迎えいれないと失礼のような気がする。五郎丸の生涯を行ったり来たりしながら物語は章立てされている。最後まで読んでパズルがはまっていくような感覚。そして五郎丸は幸せだったのだろう...続きを読むか?と思いを馳せてしまう。誰かに薦めたくなる一冊だ。
五郎丸が最後に生まれた地に帰っていったことに泣けます。子犬の頃のエピソードで、じいちゃんと孫の関係も微笑ましく秋田犬らしい生育歴でほのぼのします。五郎丸が犬らしく、話題になった「少年と犬」よりずっと共感できました。 山に五郎丸を放った夫婦が身勝手すぎて不愉快だけど、リアリティがあるのかも。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
五郎丸の生涯
新刊情報をお知らせします。
三浦明博
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
逝きたいな ピンピンコロリで 明日以降
黄金幻魚
感染広告
ゴッド・スパイダー
サーカス市場
死水
集団探偵
シルバーの 自覚ないまま 年は増え
「三浦明博」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲五郎丸の生涯 ページトップヘ