白砂順のレビュー一覧

ムーンリット・ハンティング

水壬楓子 / 白砂順

無性にＢＬが読みたくて買ってきた。
水壬さん好きだから結構気になってた作品。
文章綺麗だし、サクサク読める。
シリーズのほかのものも読みたいなぁ。ドロップスが気になる。

遥山の恋

六青みつみ / 白砂順

六青さんデビュー作。この人の作品は相変わらず心理描写と景色の書き方が上手な方だと実感。受けの子がドーンと落とされ、浮上するのも相変わらずで好き。笑

遥山の恋

六青みつみ / 白砂順

リンクスロマンスの他の本の巻末のリンクスロマンス一覧になっているところで、
あらすじを見て以来、読みたいなぁと思い続けていた本です。その頃は重版がかかってなくて、手に入らなかったので。
重版してすぐに買いましたよっ。
やっぱり受が可哀想で、ほろり、としてしまいました。
少しだけ、後味が悪いような気がしなくもないなぁ、なんて……。
受は待たされちゃったわけですから。

楽園の囚われ人

六青みつみ / 白砂順

今までのお話とはちょっと違う感じかなと。わーっと物語が早く進みすぎた感じ。もう少し二人の話に突っ込んでもよかったんじゃないかなと思いました。

遥山の恋

六青みつみ / 白砂順

健気な受が大好物なので！
六青先生の文体も大好きです・・・！！
綺麗な日本語は永遠の憧れ。
語彙の豊富さにも感嘆の溜息。

１２の月と、塔の上の約束

六青みつみ / 白砂順

[あい]

ヘタレ攻めなんだよな〜笑

月に一度の、12回の逢瀬。
12回終わったらどうなるの、、、と思って読み進めていたので、その途中で物語が展開してしまい、「あ、あれ？」と予想と違って少し残念。

でも、ヘタレ攻めがスパダリでなく人間としていい味を出していて、そこが良かった。
良かれと思って失敗して後悔して自己嫌悪。
処刑場のシーンは本当に切なく、BL心も満足させてくれました。

また、この作品だけではありませんが、個人的には、こういう王太子物は「王としてどうたち振る舞うか、王の資質」のようなテーマがどうしても物語の重要な要素（面白味の要素）になってしまい、星5がなかなかつけにくくなってしまうな。。

ムーンリット・プレシャス

水壬楓子 / 白砂順

★3・3
ウサギの兄弟二組の話。
第一皇子・珀苓×弟ウサギ・ユキ
兄ウサギ・レン×第二皇子・葉月

どっちとも、似たような感じの展開だったかな～。土壇場にならないと本当の気持ちに気づかないというか。二匹とも末永く可愛がられたらいいよ(笑)動物シリーズなのに、肝心の元の姿のイラストなかったのがすっごく残念だった；；ウサギのほわほわキュートな絵見たかった～。

遥山の恋

六青みつみ / 白砂順

顔半分に醜いアザがある受けは人里離れて山奥に暮らしている。助けた偉丈夫の武士風領主から化け物と罵られても献身的に尽くす。やがて恋仲になるも一時期別れなければならなくなり、そして約束の時が経っても攻めは戻って来ない…。
出合ってむしろ醜い心になってしまったと苦痛な思いが受けを襲う。
再会後はアザも消え美しい情人となる、まぁシンデレラストーリーで面白かった。

１２の月と、塔の上の約束

六青みつみ / 白砂順

受けがひどい事になっていないって安心しました。最初はアーガイルの仕打ちというか誤解からの酷い態度だったんだけれど、彼に会えるという嬉しさからエリオンは健気に耐えたんですよね。本当ムカつく叔父ですね。エリオンが一体何をしたんだ！って言いたくなります。そんな扱いを受けるエリオンをやっぱりアーガイルは放って置けないというか愛おしいく感じてくるんですよね。書き下ろしは甘～いし、楽しめるんだけれど、目が云々の所がかけ足になってしまったみたいで、もっとじっくりと読みたかった。聖霊使いのまた別のお話！ってのを読みたい！

ムーンリット・ウェディング

水壬楓子 / 白砂順

人間→動物×人間→動物
しかも夜になったらトラに変身してしまう攻と、昼になったらヤマネコに変身してしまう受！

お互いに動物に変身するということを隠しながらも、人間になったり動物になったりしながら、気がつけば惹かれ合っていくという半ばコメディのような内容。

今回が一番、動物的な感じでした。
なにしろ一方が動物の時、一方は人間という、どう転んでも愛なんて芽生えるの無理だろ……という感じなんですが。
芽生えます。
ものっそ自然に、違和感なく愛が芽生えてます。
日が落ちる僅かな間だけ、ふたりが人間同士として存在することが出来るんですが、なんといっても愛を育むには困難な身の上です……。
最終的に、レキ都に嫁ぐまでのお話になってるんですが、非常に楽しく読むことができました。猫科カップル、可愛いです。

ムーンリット・プレシャス

水壬楓子 / 白砂順

前半は第一皇子と弟ウサギ
後半が第二皇子と兄ウサギ
ウサギの兄弟と人間の兄弟のお話でした。
弟ウサギ……ショタですかね……ショタですよねー…。
個人的には第二皇子と兄ウサギのお話がツボでした。

ツンデレ皇子が遊び人ぽい攻に振り回される様がたまらん。
しかもこの攻、駆け引きが取っても上手で、しかも甘えるのも上手いときた。
ウサギは可愛がって貰わないと死んじゃいますもんね。
くそー、この不貞不貞しい兄ウサギが可愛い！
でかいけど可愛い！

楽園の囚われ人

六青みつみ / 白砂順

　ほだされる。
後から知る真実に、苛まれる身体。

今回は攻めも健気だった。でも、やっぱり虐げられるのね。

ムーンリット・ウェディング

水壬楓子 / 白砂順

ムーンリットシリーズ７巻目（最終巻）ムーンリットは人間に変身できる動物シリーズです。（稀に例外あり）

＜シリーズ紹介＞

ムーンリット・ハンティング　　若き国王（銀狼）×鷹匠の少年
ムーンリット・エスケープ　　　皇子×少年
ムーンリット・ドロップス　　　 王の護衛×王弟（半分狼）・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 王の護衛×王の密偵
ムーンリット・ラプソティ　　　 皇子×青年（蝙蝠）
ムーンリット・プレシャス　　　 皇子兄×賓客少年（兎）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 賓客で側近（兎）×皇子弟
ムーンリット・フォーチュン　　傭兵×青年（白蛇）
ムーンリット・ウエディング　　皇子（白虎）×皇女(実は皇子で山猫）

遥山の恋

六青みつみ / 白砂順

08/9/4
領主×狩人。
デビュー作のようです。歴史もののファンタジー。
山での生活と信仰の書き方が好きです。
受は健気なのですが愛憎の様子が女っぽかった。昼メロっぽい感じ。
『勝手に期待して当てにするから失望するんだ』197P

ムーンリット・プレシャス

水壬楓子 / 白砂順

もう、とにかくBLが読みたくて堪らなかったので、ムーンリットシリーズでまだ読んでいなかったものをチョイス。
今回は兎の兄弟。
弟は受、兄は攻。（近親相姦ではない）

お兄ちゃん兎の話のほうが好みかな〜
弟兎は性格的にあんまり好きじゃないかも……。

BL超読みたい！という気分だったので、もうちょっと激しいものでもよかったなぁ。
水壬さんのBLは安心して読めるんですけれどね。

ムーンリット・フォーチュン

水壬楓子 / 白砂順

受が可愛そうな目にあったりもするわけで、
いや…可愛そうなのは攻か。
そういうところ萌えなので、結構面白かったです。
で、前も思ったけれど、冬眠は妨げても平気なものなのか。

ムーンリット・ラプソディ

水壬楓子 / 白砂順

今までのムーンリットと違って、動物から人間への変化のお話。こうもりさん。
中々おもしろかった。
冬眠の邪魔をしても大丈夫なのかなぁ。

楽園の囚われ人

六青みつみ / 白砂順

[あい]

あんまり好きじゃなかった

先生の作品は好きなものが多いのですが、これはなんだか好きではなかった。
表紙の絵のテイストどおり、なんか、昔の目がキラキラしてた少女漫画チックというか、受けがじっとりしてた。