石川直樹のレビュー一覧
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旅の延長としての山 ・・・登山家ではない
高2夏休みにインドネパール一人旅
2022年 若いシェルパたちの頂上問題 自らの目で確かめたい
ラッセルブライスのHIMEXの公募隊に参加 ミンマGとの出会い
ネパール国際ガイド80人のうち一人 イマジンネパール社 経営 質の良い遠征隊
コロナ禍で自分自身の遠征に繰り出す K2冬季世界初登頂
ジムの低酸素室で標高3000mの走行訓練 ヴィーガン体験
ベースキャンプ K2
7時過ぎ朝食 手作りハチミツレモン 卵焼きとゆで卵 パンケーキ ポリッジ
午前はやることがない 太陽が出れば お湯浴び 残り湯で洗濯 昼寝
13時の昼食は野菜中心 その後もやることなく 写真撮るか 昼寝
18時夕食 読書 インターネットはつながらず、衛星電話を借りる
サミットプッシュ中
昼は かき餅、歌舞伎揚げ ハッピーターン ナッツ類
夕食はインスタント食品 米とスープ 即席麵 高所では食欲は減衰
高所キャンプの夜は酸素吸入 放棄されたテントの数々 古いロープ
マナスル 頂上でオーバー手袋もゴーグルを外すと瞼を開くことさえできない
いまは年に何度も登頂可能に
低酸素室で訓練 地元会社の手続きの簡易化 ベースキャンプまでヘリの利用
ドローン、SNSで真の頂上のビジュアル化 ほとんど真の頂上に立っていない
14座の登頂者50人弱 正確には8人 竹内洋岳さんもマナスルとダウラギリ×
アンナプルナ 雪崩が多く登頂者が少ない
氷河からの水のインスタントコーヒー
フィルムを使う中判カメラとフィルムの束 重く 撮影の記録も削ぐ高度の疲労
カトマンズ フジホテル近く ホーリーヒマラヤ 日本のビジネスホテルの半額ほど
チベット 中国のビザの他 中国西蔵登山協会の招待状と入境許可証 でビザ申請
中国国境 スマホの全写真 老手の諮問 顔写真 X線装置
8㎏ゴミ持ち帰り 少ないと罰金と多いと報奨金 政治的にヘリコプター使えない
ナンパラ峠からチョオユー
シェルパ=シャール(東方)パ(人) チベット カム地方の移住者 今は国境に
シシャバンマ
ジーナとアンナ アメリカ人女性初14座を狙う アンナが雪崩に流される
あと200mで引き返す ジーナも登頂寸前で流される その季、閉山に
2023年10月4日 2度目で頂に 中盤カメラで四方を撮り コンデジで自撮り動画
「ここより高い場所はどこにもない」 -
Posted by ブクログ
二十世紀末の2000年に、「POLE to POLE」と名付けられた「北極点から南極点までを、できる限り人力の移動手段で旅をしていこう」国際プロジェクト。審査に通って参加したのは世界7カ国(大学卒業直後の著者の日本、アメリカ、韓国、南アフリカ、アルゼンチン、フランス、カナダ)8人(男5,女3…写真でみな同年齢ぐらいに見える)
スタートの北極点に向かう前に、カナダで一ヶ月のトレーニング。スキーの経験がないどころか、雪を見たこともない国の人もいる。体力、サバイバル技術、ヨガの呼吸法、環境問題に関する知識など。仲間は徐々に打ち解けていく。
4月はじめ、北極点からスタート。スキーを履いて一人60kgの荷物(食糧、テントなど)のソリを腰につけた紐で曳いて歩く。氷原の下は北極海だが、氷と氷がぶつかりあって山のようになっているところがあり、乗り越えるのが苦労。
マイナス40°C、身体に密着させないとボールペンのインクも凍る。ホッキョクグマの生息地だから、小水はテントから出ないで専用ボトルに入れ、大便は手早く済ませてすぐに埋める。それでも7回ホッキョクグマに遭遇した。一度は3,4メートルまで接近したが、護身用のライフルの空砲で立ち去った。
氷原に十数メートル以上ある巨大な隕石がそびえていた。
氷上を一ヶ月ほど歩き、カナダの小村レゾリューションに到着。急に体臭がきになる(かつて難船した船から出て「北極点の初踏破者」となったフェリチョフ・ナンセンと同伴一名は、グリーンランドを縦断して南端の海軍基地まで犬ぞりで食料を自給しつつたどり着いた。ナンセンはのちに初代国連事務総長となった)
レゾリューションから飛行機でハドソン湾を越えて、北米大陸では自転車で大陸西岸に沿って南下し、米国との国境手前で東に向かってカナダを横断していった。自転車は8人交代のリレー方式で一日一人40〜50kmほどこぐ。こがないときはサポートカーに乗って進む。道を間違えたり、タイヤがパンクしたりの小トラブルは日常茶飯事。
雪が消えていき、季節は春〜夏。大草原地帯、森、いくつもの大都市を通過した。道端でクマと遭遇したこともあった。ナイアガラの滝を過ぎ、アメリカ合衆国に入った。ニューヨーク・マンハッタンのまわりでカヤックも体験した。
合衆国では大陸を西向きに横断していった。毎晩の寝場所はガソリンスタンドの裏など空き地に張ったテント、気温が高い夜は、外に寝袋を敷いて野宿もあった。(野獣を警戒してか)サポートカーの上で寝ることもよくあった。
食事は当番を決め、交代で作る。旅の間はプライベートな時間などなく、仲間同士の絆は深まる一方、ぶつかり合いや恋が生まれることもあった。英語が未熟なために、すれ違いや誤解が生まれる微妙な空気にもぞもぞすることもあった。
大陸西岸に達し、折り返してニューメキシコ州サンタフェに。ロッキー山脈、荒野に3mもあるサボテンが点在、自転車こいでいると汗が滝のように出る。スペイン植民地時代の建物や先住民族プエブロ族の岩面彫刻、石造建築…
南下してメキシコ入国からはスペイン語圏。いくつもの国がパンアメリカンハイウェイという一本の道路でつながっている。その外は舗装されていない道路も多い。ボロボロの服を着た子供が裸足で駆け回ったりしており、北米との貧富の差を思い知る。
9月中旬、中米の最終地点、パナマに到着。地続きで行くとすればダリエン地峡と呼ばれるジャングル地帯、だが当時、世界で最も治安が悪いと言われている地域であった。危険な陸路を避け、ヨットに乗って10日間、南米エクアドルの漁村に上陸。南米の街は、中米の街とは雰囲気が違い、活気がみなぎっていました。雑然として、しかし生活感にあふれている。ペルーでは民族衣装に身を包んだヒトもいた。 -
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こういう言い方は好ましくないかもしれないが…
〈 現代版 星野道夫:旅をする木 〉。
トークショーで聴かれる石川さん特有の淡々とした切り返しが文面でも健在で不意に笑える 。
石川さんの生き方がそこには在り、わたしにとっては自分に問うきっかけにもなる 。
それはこれから先のどんなタイミングでも、
その時々でこの本を再読する 。
国内国外問わず、森、海、寺、場所も関係なく、
自分が立っている処のそのずーっと先にはまた誰かが若しくは人間ではない生き物が今日もいまこの時間同じくして生きていることを 。
そしてこの本に至っては時間にもその途切れが無いことを 。 -
Posted by ブクログ
東京都庭園美術館の旅に関する展示会で知った本
分からないけど、男の人が突拍子もないような成果を出すことが多い理由がわかる気がする。
どうやったらそんなに幼いうちに、自分の身をそんな場所に置こうと思えるのか…
女性はやっぱり長年の子育ての歴史で命を守るということが本能としてあるからなのか、リスクをよく考えた上での判断になることが多い気がするが、
男の人の自叙伝をみると、リスクも承知で行動しているよ、なんて描写すらなくて、そんな概念は存在していませんというように写る。
関係ないけど、テレビ番組のクレイジージャーニーを見ててもそんなことを思った。
でも、それを真似してみよう、と思ってやっていたら、いつのまにかそんな思考になって、なんでもできるような気持ちになった。(多分誰でも、本気でやれば、何でもできると思う) -
Posted by ブクログ
写真家だけど、冒険家のような一面もあって、好奇心旺盛さを持ち合わせた石川直樹さんのエッセイ。決してうまい文章ではないし、特別ドラマティックな何かがあるわけではない。新たな旅で過去の旅を振り返ることもあるし、身勝手なことを思って見ることもある。極寒の地を好んで訪れるが、雄大な自然のある場所は必然的に不便な土地でもあるわけで、悪天候で飛行機が飛ばないこともあれば、レンタカーでドライブするその道のりがなかなかスリリングだったり、なんで好んでそんな土地に行くのだろうかと不思議に思うが、彼の撮った写真を見ると、荒涼とした土地にある魅力を垣間見ることはできる。
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Posted by ブクログ
石川直樹『極北へ』毎日文庫。
世界を旅する写真家のエッセイ集。自身の旅の原点である20歳のデナリ山への登頂から始まり、アラスカ、グリーンランド、カナダ、ノルウェーと地球の極北地域を巡る旅とその魅力が描かれる。
様々な人生があり、様々な夢があり、様々な旅がある。人生は自分で切り開くものだと言っても、夢を追い掛けて実現させるのはなかなか難しい。しかし、挫折も人生の一部であり、そこから新たな道を模索すれば良いのだ。
高校生の17歳の時にインドを旅行し、学生生活に疑問を感じた著者は世界中を旅して写真を撮り、文章を書いて生きていきたいと考える。カヌーイストの野田知佑から大学にはちゃんと行け、と諭された著者は大学に進学し、自身の夢を目指す。著者は20歳でデナリ山の登頂を果たし、それが著者の人生の原点となる。
本体価格800円
★★★★