石川直樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
写真家だけど、冒険家のような一面もあって、好奇心旺盛さを持ち合わせた石川直樹さんのエッセイ。決してうまい文章ではないし、特別ドラマティックな何かがあるわけではない。新たな旅で過去の旅を振り返ることもあるし、身勝手なことを思って見ることもある。極寒の地を好んで訪れるが、雄大な自然のある場所は必然的に不便な土地でもあるわけで、悪天候で飛行機が飛ばないこともあれば、レンタカーでドライブするその道のりがなかなかスリリングだったり、なんで好んでそんな土地に行くのだろうかと不思議に思うが、彼の撮った写真を見ると、荒涼とした土地にある魅力を垣間見ることはできる。
-
Posted by ブクログ
石川直樹『極北へ』毎日文庫。
世界を旅する写真家のエッセイ集。自身の旅の原点である20歳のデナリ山への登頂から始まり、アラスカ、グリーンランド、カナダ、ノルウェーと地球の極北地域を巡る旅とその魅力が描かれる。
様々な人生があり、様々な夢があり、様々な旅がある。人生は自分で切り開くものだと言っても、夢を追い掛けて実現させるのはなかなか難しい。しかし、挫折も人生の一部であり、そこから新たな道を模索すれば良いのだ。
高校生の17歳の時にインドを旅行し、学生生活に疑問を感じた著者は世界中を旅して写真を撮り、文章を書いて生きていきたいと考える。カヌーイストの野田知佑から大学にはちゃんと行け、と諭さ