ひらりんのレビュー一覧

  • まんがでわかるまんがの歴史

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    想像していた内容と全く違った。

    手塚治虫以降現代までの漫画の歴史をダイジェスト的に漫画でやわらかく説明するものを想像していたが、手塚以前を中心にした漫画の歴史を学ぶための「学習漫画」だった。

    小学校の頃、よく学習漫画を読んで、漫画と違ってつまんないなと思っていたが、この学習漫画は面白かった。

    この学習漫画が取り扱うのは戦時中の話が大部分。
    戦時の影響を漫画はどのように受けて、最終的に手塚治虫を代表するストーリーマンが生まれたか、が非常にロジカルに書かれている。

    まず、あまり知らなかった戦争中の漫画の時代背景を理解できることに興奮した。
    ディズニーの影響、戦時中の日本の思想取締の影響、大

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    2018年01月21日
  • まんがでわかるまんがの歴史

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    大塚英志による日本マンガの歴史をまんがで解説した本。
    大塚説では、現在の日本マンガの起源は鳥獣戯画ではなく、ミッキーマウスと、少女マンガについてはミュシャとしているところが非常に興味深い。それらを原典の画像も引用しながら説得力のある論理で説明しているので、非常に納得感が高い。マンガ好きには必読の書である。80年代以降のマンガについての考察をする続巻を強く期待する。

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    2018年01月04日
  • 多重人格探偵サイチョコ(4)

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    私サイコにサイチョコからはまったんです。
    そのサイチョコが完結したっていうのはちょっと残念なような、もっと読んでみたかったような。
    本編でさらっと死亡してしまったり終了したエピソードもサイチョコで好きになりました。
    その代表がしょう子ちゃん。
    もう幼稚園児のしょう子ちゃんが可愛すぎて本編のしょう子ちゃんも可愛く見えてきた。
    そんなわけで最終回でしょう子ちゃんが正気に戻って凄くうれしかった!
    大満足。ひらりんさんお疲れさまでしたー

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    2010年03月26日
  • まんがでわかるまんがの歴史

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    考察が深くて楽しい。かなりボリューミーだが、これでも話を手塚に絞ったことでこの程度に収まった感じで、全然語り尽くされてはいない。
    個人的には、「桃太郎海の神兵」における動物たちの無個性化を指摘した箇所ににハッとさせられた。

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    2021年12月07日
  • まんがでわかるまんがの歴史

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    まんが原作者・評論家による日本まんがの歴史を、まんが家がまんが化したもの。
    いわば、まんがを学ぶための「学習まんが」である。
    現著者がネコのキャラクターと一緒に講義する形式で、取っ付きやすく敷居は下げてあるが、骨格となるのはかなり骨太な評論であり、核となる視点がいくつかある。
    まんが化されているために、百聞は一見に如かず的にわかりやすいのが美点である。

    最初に「キャラクター」について論じた後、江戸期・明治期をざっとおさらいし、大正アヴァンギャルドを経て、昭和へと進む。
    まずは、ミッキーをはじめとするディズニーのキャラクターが「パーツ」で構成されていることに着目する。戦中・戦後の漫画家はこうし

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    2018年03月16日
  • まんがでわかるまんがの歴史

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    最初は鳥獣戯画~手塚~現代程度のことが書いているのだろうと思い軽く詠んでみたけど、全然本格的に漫画の歴史がかかれている。漫画における時代背景、戦時中のプロパガンダ、ファシズム下の思想、歴史の中で漫画がどういう役割を持ちどうやって表現を広げてきたかが詳しく書いている。手塚漫画が好きな人、漫画が好きな人は是非読んで欲しい。現代における漫画はどう時代に流れて行くのか30年後に見たときどうなるのか考えが深くなる本でした。

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    2018年01月08日
  • 多重人格探偵サイチョコ(2)

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    「サイコ」の連載が止まっていても、「サイチョコ」が載っていれば、なんとなく次に「サイコ」が載ったときも、違和感がない。

    そういう装置としてはたらいていると思います。
    そこまで、大塚さんが、読んでいたのかどうかは、わかりませんが。

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    2015年06月28日
  • のろい屋シークレット(1)【特典ペーパー付き】

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    映画を見たその足で、本屋巡って原作探しまくったのに、
    全く無かったよね…!

    新装版待ってた!いつの間にか出てた(*´∀`*)

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    2014年05月24日
  • のろい屋しまい

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    新シリーズ下巻が出て、あ!映画の原作有るんだ!って気づいたけど、上巻を探してたら見つかって、しかも帯に前作があるって。映画の前に原作を見るのはとてもキケン(映画の評価を下げてしまう。漫画至上主義の悪い癖)だが、一冊ずつしかないのでこの機会を逃すとてに入らないキケンがガガガ!意を決して購入。俺様大勝利。って、この作品をいままで読んでいなかった俺様の馬鹿!!

    小さな魔女、絵本級という肩書きに始めて読む我々は良いように騙されてしまう。なんと心地良い騙しであろうか。不思議な世界の魔女はカクアルベシ。

    小さな問題を大きな魔法でドカンバカンと解決?ドタバタの正統派。
    しかも続編『のろい屋しまい ヨヨと

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    2013年03月20日
  • 多重人格探偵サイチョコ(3)

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    もともと、物語は追いかけているけども*1、イマイチ「多重人格探偵サイコ」について、よくわかったていないわたしです。

    で、なんか、「サイチョコ」を読んで、あらためて「そうだったのか」と気がつくこともあったりします。

    まあ、サイチョコはサイチョコで、独自路線もあるので、全部鵜呑みにするとまた、混乱するのですが…。

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    2010年01月16日
  • 多重人格探偵サイチョコ(4)

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    「多重人格探偵サイコ」の方だけではなくて、こっちの「サイチョコ」の方も、すっかりストーリーを忘れていました。

    なんで、西園と小林が、2人いるんだ?こっちでは、多重人格をそんな風に表現していたのか?とか思ってしまいましたが、そういえば、タイムトラベルものでしたっけ?

    初恋物語が、ものすごく好きというか、ツボでした。

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    2010年06月19日
  • のろい屋しまい

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    ひらりんという人は、たしか、「聖痕のジョカ」の設定をいっぱい山のようにつくっていた人だと思います。
    元々、そういう設定をつくるのが好きな人なんですね。

    ということで、話自体は、たいしたことは起こらないのですが、設定がゴチャゴチャしたお話です。

    設定をいろいろ考えられて、絵もそれなりにうまいというのは、才能です。普通のストーリーをのっけていても、読者がいろいろと深読みをしてくれる。
    あとは、これで読者の想像力を越えていくだけの今までにないストーリーを考えられると、すごいマンガができるのですが……。

    今は、まだですね。

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    2010年01月16日
  • 多重人格探偵サイチョコ(2)

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    原作者が本編パロっちゃいましたセカンド。(笑)ちっこいキャラが本編では考えられないことしてます。表紙はちっこい弖虎ちゃんvサイチョコ1巻の誤植が原因で、なんと全一の兄が登場!

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    2009年10月04日
  • 多重人格探偵サイチョコ

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    原作者が本編パロっちゃいました。(笑)ちっこいキャラが本編では考えられないことしてます。4コマのギャグ漫画。超格好悪いよう、皆。(笑)

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    2009年10月04日
  • 多重人格探偵サイチョコ

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    ちんまりとした二等身半キャラによる4コマギャグパロディ。笑いは、まあ並。みんなキャラがえらいことになってる……。

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    2009年10月04日
  • 多重人格探偵サイチョコ

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    何気に買った本。内容は普通に面白いんだけど、同人本でもありそうなネタ。本編の裏情報なんかは面白いと思います。

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    2009年10月04日