舟崎泉美のレビュー一覧
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2025年には昨年東京で、聴覚障害者のスポーツ大会デフリンピックが開催されました。この本は、デフスポーツを題材にしたジュニア向けの小説です。
涼宮花音は中学二年生。数年前から耳が聞こえにくくなっている。そのことが原因で、小学生最後のバドミントン大会のダブルスの試合で負けてしまう。授業や友達の会話も聞き取れなくなって、孤独を感じるようになった。そんな中で、聴覚障碍者のデフバドミントンに出会う。そして、同学年の男の子とダブルスを組むことになるのだが…
前述のようにジュニア向けなので、大人が読むと何か物足りなさを感じます。しかし、内容はとても良い本だと思います。 -
Posted by ブクログ
本書は、ドキュメンタリー映画『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』の子ども向けノベライズです。
ウクライナの首都・キーウで、飼い主のソフィア&その両親と幸せに暮らしていた、仔犬のサーシャ。
ですが、とつぜん戦争が始まり避難する途中、ソフィア一家とはぐれてしまい・・。
子ども向けということで、可愛いイラストと共に仔犬のサーシャの視点で物語は進みます。
大好きな飼い主・ソフィアと逸れてしまい、お腹をすかしてミサイル攻撃で瓦礫となってしまった町をさまようサーシャ・・。
「・・きのうまで、この町にも、きっとたくさんの人がいて、たくさんの生活があって、たくさんの笑い声であふれてれていたはずだ…。
でも、とつぜんミサイルが飛んできて、すべてが変わってしまった。
いったいなにが起こったんだろう。
どうしてこうなってしまったんだろう。
子犬のぼくには、なにもわからない。・・」
一部の人間によって勝手に始められた戦争に、わけがわからないまま巻き込まれてしまった動物たちの境遇を思うと胸が痛みます。
そんな中、危険な激戦地まで行って、そこに取り残された犬や猫を救い出す活動をしている元兵士の方や、救出された犬たちを保護するシェルターを運営する方々、さらに国境付近の避難所に運び込まれた動物たちの、ケガや病気を治療する為に集まった獣医さんや医療スタッフの方々の存在に救いを感じました。
この物語は、ドキュメンタリーの取材がベースなので話の中に登場した現地で救護活動をされている方々には実在のモデルがいるのですよね・・彼らの尽力には本当に頭が下がる思いです。
ということで、本書を通して悲惨な戦争の中で命をかけて動物たちを助けている方々の存在を知る事ができたのと、改めて戦争という行為の理不尽さを思い知らされた次第です。
2022年2月、ウクライナがロシアの軍事侵攻を受けてからおよそ3年9か月になろうとしています。
今なお戦争は継続していて、これって太平洋戦争の期間を超えてしまうんですよね・・。
ウクライナの皆さまと動物たちに一日も早く安寧と幸せが戻ってくることを祈らずにいられません。 -
Posted by ブクログ
この話を、完全に男性側の視点だけで書かれた、一方的な物語として読み解くのがなかなか楽しいわけで。
説明しよう。
この男性はそもそも執筆を生業とするわけで、普段から文章を書くことに慣れており、更にはゴーストライターという特殊さも、相手になりきる=彼女のことを知った気になる、ということを可能にするのである。
そして時として気持ち悪いほどに彼女にのめり込み、更には自己正当化する文章。いやちょっとヤバい奴じゃないの、ってなるわけで。
でもって最後に唐突に身を引くのも怪しい。
結論としては、この男は色々とうまくいかないことを別の理由にすり替えて彼女を殺して勝手に美化したんだそうに違いない。
とか言っているやつが一番キモいという意見もよくわかるんさー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいい話にやんだが…
悲しい話だ…
最後まで…
実夏に理解が得られないまま終わるのが悲しい
多重人格が一つに戻るということは…
他の人格が消滅するということだろうか…
確かに…
人格が変わっている間の記憶は無いほうが一般的なのかもしれないにゃ
そんな消えたはずの人格がプロローグ、エピローグでは書かれているのに…
本編の実夏の心の変化がまったく書かれていないのは、残念
何か…
ほんの少しだけでも…
気持ちの変化が書いてあったら、もっと心穏やかによみ追われた。
変化がないこが…
作者が伝えたかったことだとするなら
とても悲しい話だにやん
(モノクロ) -
Posted by ブクログ
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金髪デモに中年教師が混乱!
これは、自分が“おじさん”に
なっていることに気が付かない
“イタい”中学教師が
生徒の金髪デモに直面し
“正しい中年”になる話である
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映画公開予定とのことで、
表紙は岩ちゃん。
岩ちゃんももう中年なのか〜。
もともと地毛が茶色っぽい子が生徒指導引っ掛かり、
地毛証明書(だっけ)の提出を求められ
ある生徒が不登校になったことをきっかけに、
校則に反対する金髪デモが勃発する。
やがて学校内ではおさまらず、
全国的なニュースになる。
30そこそこの教師が、
若くもなく年寄りでもない感じで、
だけど気持ちは若いと思っているのが、
30代ってそんな感じだったかも…と思わされました。苦笑
デモを起こした生徒とのやり取りは、
なるほど、世代や時代ってあるかもと思い。
学校って今思えば不思議な場所だったよな〜と。
その面影を会社で引きずってる感じもしなくもなくて。
サクッと読み切れました。