舟崎泉美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本書は、ドキュメンタリー映画『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』の子ども向けノベライズです。
ウクライナの首都・キーウで、飼い主のソフィア&その両親と幸せに暮らしていた、仔犬のサーシャ。
ですが、とつぜん戦争が始まり避難する途中、ソフィア一家とはぐれてしまい・・。
子ども向けということで、可愛いイラストと共に仔犬のサーシャの視点で物語は進みます。
大好きな飼い主・ソフィアと逸れてしまい、お腹をすかしてミサイル攻撃で瓦礫となってしまった町をさまようサーシャ・・。
「・・きのうまで、この町にも、きっとたくさんの人がいて、たくさんの生活があって、たくさんの笑い声であふれてれていたはずだ…。
-
Posted by ブクログ
この話を、完全に男性側の視点だけで書かれた、一方的な物語として読み解くのがなかなか楽しいわけで。
説明しよう。
この男性はそもそも執筆を生業とするわけで、普段から文章を書くことに慣れており、更にはゴーストライターという特殊さも、相手になりきる=彼女のことを知った気になる、ということを可能にするのである。
そして時として気持ち悪いほどに彼女にのめり込み、更には自己正当化する文章。いやちょっとヤバい奴じゃないの、ってなるわけで。
でもって最後に唐突に身を引くのも怪しい。
結論としては、この男は色々とうまくいかないことを別の理由にすり替えて彼女を殺して勝手に美化したんだそうに違いない。
とか言ってい -
Posted by ブクログ
ネタバレいい話にやんだが…
悲しい話だ…
最後まで…
実夏に理解が得られないまま終わるのが悲しい
多重人格が一つに戻るということは…
他の人格が消滅するということだろうか…
確かに…
人格が変わっている間の記憶は無いほうが一般的なのかもしれないにゃ
そんな消えたはずの人格がプロローグ、エピローグでは書かれているのに…
本編の実夏の心の変化がまったく書かれていないのは、残念
何か…
ほんの少しだけでも…
気持ちの変化が書いてあったら、もっと心穏やかによみ追われた。
変化がないこが…
作者が伝えたかったことだとするなら
とても悲しい話だにやん
(モノクロ) -
Posted by ブクログ
----------------------------------
金髪デモに中年教師が混乱!
これは、自分が“おじさん”に
なっていることに気が付かない
“イタい”中学教師が
生徒の金髪デモに直面し
“正しい中年”になる話である
----------------------------------
映画公開予定とのことで、
表紙は岩ちゃん。
岩ちゃんももう中年なのか〜。
もともと地毛が茶色っぽい子が生徒指導引っ掛かり、
地毛証明書(だっけ)の提出を求められ
ある生徒が不登校になったことをきっかけに、
校則に反対する金髪デモが勃発する。
やがて学校内ではおさまらず、
全国的なニュースに