ZUNのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東方シリーズって公式非公式を問わず様々な書き手によって様々な形態を持って作られてきたわけだけど、本作はそれらの中でも独自の雰囲気を持つだろう方をパートナーにして紡がれているね
そして絵の方向性が独自なら、ストーリーの方向性も東方シリーズとしては独自性がたっぷり
まさかの探偵モノですか。といっても主役となるさとりはミステリに登場する探偵らしい調査は特にせず、推理についてもご自慢のサードアイによって犯人の心の内を読み取ることによって行うようだけど
又、新キャラが登場しないというのも独自路線だね
これまでの書籍シリーズは新キャラを出してその人物を中心に物語を紡いできたのだけど、本作は特に新キャラ -
Posted by ブクログ
茨歌仙では貴重な霊夢の戦闘モードが始まったと思ったらあっさり終わってしまった……
茨歌仙では異様な事態が生じたとしても戦闘に及ぶような展開って殆どないから戦闘モード霊夢ってあまり見られないからなぁ。どちらかと言うと金策に走った挙げ句失敗する印象ばかり。茨歌仙を読んでいると霊夢に対する印象がおかしなことになりそうな
本編では隠岐奈やらあうんやら新キャラが色々登場。その中でも天子については二次創作のイメージが先行していたためか、口調などが意外でその登場はちょっと衝撃的だった
天人らしく非常に上から目線で世間知らず、それでいて気高さを感じさせる口調には天子の新しいイメージを持てるようになったのは良 -
Posted by ブクログ
小鈴が妖魔本を秘匿していたり、妖怪との関わりが深くなる様子から闇落ちする展開は予想していたけど、こういう落とし所にするのかと驚かされた
異変の黒幕といえば紫の印象が拭えない東方シリーズ。本作でもその黒幕っぷりを遺憾なく発揮していた。幻想郷を守るために行動しているのだろうけど、真相が明かされるまで目的が見えず敵か味方か全く判らない不敵な微笑みは妖しい魅力をたたえているね
今にして思えば、百物語に参加していたのも予め小鈴と出会うためだったのでは?と勘ぐりたくなるほど
大事件が起こりそうであまり起こらなかった東方鈴奈庵。ラストもその路線から外れることはなく、けれども東方鈴奈庵らしいクライマックス -
Posted by ブクログ
本物の妖怪が混じった百物語って偉くシュールだなぁ……(笑) そして普通に怖い話をしているのがマミゾウしか居ないというのもおかしな話である
人里を巡る策謀の大部分が姿を表してきたように思える。特に狸と天狗の争いは一歩間違えば飛んでもない事になったのでは…?
他の東方シリーズでは人里がピックアップされることは殆ど無いからこそ、本作で描かれる妖怪と人間の関係性が面白い。
東方鈴奈庵が始まった当初は小鈴が段々と妖魔に近づいていく描写をしていくのかなと思っていたけれど、それよりも大変なことになりそうな。展開によっては東方の世界観を一変させるようなことも起こってしまうのでは?と思ってしまう