ZUNのレビュー一覧
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茨歌仙では貴重な霊夢の戦闘モードが始まったと思ったらあっさり終わってしまった……
茨歌仙では異様な事態が生じたとしても戦闘に及ぶような展開って殆どないから戦闘モード霊夢ってあまり見られないからなぁ。どちらかと言うと金策に走った挙げ句失敗する印象ばかり。茨歌仙を読んでいると霊夢に対する印象がおかしなことになりそうな
本編では隠岐奈やらあうんやら新キャラが色々登場。その中でも天子については二次創作のイメージが先行していたためか、口調などが意外でその登場はちょっと衝撃的だった
天人らしく非常に上から目線で世間知らず、それでいて気高さを感じさせる口調には天子の新しいイメージを持てるようになったのは良 -
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小鈴が妖魔本を秘匿していたり、妖怪との関わりが深くなる様子から闇落ちする展開は予想していたけど、こういう落とし所にするのかと驚かされた
異変の黒幕といえば紫の印象が拭えない東方シリーズ。本作でもその黒幕っぷりを遺憾なく発揮していた。幻想郷を守るために行動しているのだろうけど、真相が明かされるまで目的が見えず敵か味方か全く判らない不敵な微笑みは妖しい魅力をたたえているね
今にして思えば、百物語に参加していたのも予め小鈴と出会うためだったのでは?と勘ぐりたくなるほど
大事件が起こりそうであまり起こらなかった東方鈴奈庵。ラストもその路線から外れることはなく、けれども東方鈴奈庵らしいクライマックス -
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本物の妖怪が混じった百物語って偉くシュールだなぁ……(笑) そして普通に怖い話をしているのがマミゾウしか居ないというのもおかしな話である
人里を巡る策謀の大部分が姿を表してきたように思える。特に狸と天狗の争いは一歩間違えば飛んでもない事になったのでは…?
他の東方シリーズでは人里がピックアップされることは殆ど無いからこそ、本作で描かれる妖怪と人間の関係性が面白い。
東方鈴奈庵が始まった当初は小鈴が段々と妖魔に近づいていく描写をしていくのかなと思っていたけれど、それよりも大変なことになりそうな。展開によっては東方の世界観を一変させるようなことも起こってしまうのでは?と思ってしまう -
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イタズラ好きの妖精三人をメインとした東方Projectの外伝作品の第二部に当たる作品。しかし三妖精のいたずらはあまりメインでは描かれていない印象がある。特に初期の話は本編のキャラクターが登場するのにも関わらず遠目に見る程度で三妖精は接触すらしない。しっかり接触する話になっても話のオチには関わらないといった非常に特殊な作風だと感じる。
視点を変えてみればこれは本編中でも時折言及されるように、東方Project内における妖精の立場そのものを表現しているようで味わい深い。しかし、複数読まなくてはその良さを理解できないという意味では少々とっつきにくい作品でもあるかもしれない。その点から考えて、本編の -
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紫がまたしても月面侵略を企てた!これに対し霊夢は、レミリアは、他の連中はどんな行動を起こすのか!?……みたいなお話がロクな説明もなく始まるので、完全に原作ゲームを知ってる人向けの漫画。少なくとも東方を知らない人が新しく東方の世界に触れるための入り口にはならないと思います。設定はもちろんですが、作中の独特のゆるいというか淡々とした雰囲気も原作を知らないと馴染みづらいかもしれません。
一方で原作を知ってる人なら十分楽しめるかというと、それも怪しい感じ。まあ原作を知る人なら、東方にストーリーを期待するとどうなるかは大体察していただけるかと思いますが。ただ登場キャラは多いですし、原作ではいつも霊夢や魔