武良布枝のレビュー一覧
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まずページをめくると、水木しげるさんと妻の布枝さんの素敵な笑顔の写真。
「ゲゲゲの女房」が一大ブームになったあとのことが語られている。
突然の水木しげるさんとのお別れのこと、遺してくれたもの、作品について思うこと、布枝さんの暮らしのあれこれ、娘達との座談会。水木しげるさんには、本当に100歳まで生き...続きを読むPosted by ブクログ -
水木先生はもちろん、ずっと支え続けた布枝さんも本当にすごい。売れっ子漫画家になってからの布枝さんの苦悩を初めて知りました。Posted by ブクログ
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素晴らしい昭和の夫婦の軌跡。不便だけど、モノがなくても幸せな時代。現代はモノで溢れかえってるけど、それなしでは居心地が悪く、生きづらい世界だと感じた。改めて昔の人はすごいなと思うと同時に、うらやましい気持ちになった。これからの人生、苦しいことも悔しいこともたくさんあるだろうけど、前を向いて生き抜く人...続きを読むPosted by ブクログ
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2015年11月30日、水木しげる逝去。だからという感じで、この本を手にして読んでみた。天津の大学で仕事をしていた時に、学生たちにNHk朝ドラマ版の「ゲゲゲの女房」を数話、授業で鑑賞させてみたが、何人かの学生らはそのあと自分で150回分を観て感動したという話を聞いたので、やはり国を越えたところでも共...続きを読むPosted by ブクログ
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これを読むと天才なんてモノはいなくて、全ては努力によるものなんだなぁーと思う。如何に一つの事に対して真摯に取り組むか? それが幸福へと繋がってゆく。Posted by ブクログ
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いやはや…水木先生には頭が上がりません。奥さん、娘さん達も本当に凄い。
家族の絆をガッチリ固める水木先生は素晴らしい人だと思います…面白可笑しく書いてあるけど、大変だっただろうなぁ…と思う事も沢山ありました。
「終わり良ければすべて良し…」私もそういう風に言える人生にしたいなぁ。Posted by ブクログ -
遠くに嫁ぐことになって読んで見た本。
新生活のバイブルになるような気持ちになって新居にも持っていきました。
貧しくてもなんとかなるって元気をもらえる作品でした。Posted by ブクログ -
水木しげるさんの奥様の自伝だが、やっぱり偉大な人の奥様はやっぱり偉大な人だなぁと思う。夫をちゃんと理解して尊敬してついていく。なかなかできないこと。境港にぜひ一度行ってみたい。Posted by ブクログ
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NHKドラマと内容的には全く同じです。一歩引いて付いてくるタイプである布枝さんらしい控えめで品のある文章で、さらっと読む事が出来ました。最近は女性の社会進出が進んでいますが、こういった生き方も悪くないなと思わせる良作です♪Posted by ブクログ
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ゲゲゲの女房の続編。2016年、水木しげる先生が93歳で亡くなってから書かれたもの。
病院での生活や亡くなる時の話や、葬儀の話が奥様の布枝さんの視点で描かれる。
水木先生が本当に多くの人に愛されてきたかが伝わってくる。京極夏彦さんや荒俣宏さんとも親しかったのね。漫画の才能はも...続きを読むPosted by ブクログ -
優しい語り口で展開される。
ドラマと内容としては同じ。
なんとかなる、とか、平凡な中への幸せ、を痛感される。
生活は楽ではなく、苦労も多かったと思われるが、そうは感じさせないところが、筆者の強いところなのだろう。
終わり良ければ全てよし。
気持ちの持ちようだと言うこと。
最後の水木先生の幸せの...続きを読むPosted by ブクログ -
家族旅行の帰りに境港へ。
その道すがら、中海、島根半島、境港の風景に息をのみました。
布枝さんの文章でつい先日見た風景が蘇ります。Posted by ブクログ -
朝ドラ見たら本も読みたくなって。水木しげるて変わった旦那さん。だけど、布枝さんもすごいよ。平凡て言うけど、その平凡がすごいんだね。平凡は偉大。いい奥さんだなあ。私も布枝さんみたいな奥さんになれるかな。こんなふうに、旦那を信じて支えてあげられるようにならなければ。読んでよかったなあと思えるよい一冊でし...続きを読むPosted by ブクログ
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テレビ・ドラマの原作本であり、文庫本になったのをきっかけに、手に取った。
最初は、テレビ・ドラマの配役のイメージで読んでいたが、次第にイメージの対象が本人たちになっていった。
ほのぼのとしていて、心癒される、いい本だ。若いころの貧乏な生活が今の若い人にとって、新鮮だ。
水木シゲルの人柄によるところも...続きを読むPosted by ブクログ -
妖怪漫画に全力を尽くすちょっと変わった夫と、それを陰で支える女房の話。夫婦共働きが主流になっている今からみると、古い夫婦の形かもしれないが、夫が家事などをやらずに仕事にすべてを注ぎ込んだからこそ、名作ができあがり、貧乏から抜け出せたのだとも思うし、それを女房としても誇りを持っているわけだし、理想的な...続きを読むPosted by ブクログ
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一昔前まで自分は水木しげるという人物がゲゲゲの鬼太郎の原作者意外のことは知らなかった。このエッセイは婦人してんから見た水木の自伝でもある。水木がどんな人物であるか、またそれを取り巻く環境がどうであるか。非常に面白かったPosted by ブクログ
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一年前に実業之日本文庫が刊行されたとき、この作品は絶対一年後には文庫化されるだろうと思っていて単行本買うの我慢していました。こういうおだやかな内容のは疲れているときよむといいなーと思います。Posted by ブクログ
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素晴らしい奥様ですね。
私だったら、すぐに逃げ出していたでしょう。
こんな奥様がいたからこそ、鬼太郎が生まれたと思いたい。
奥様のブレなさ。
これが凄いのだと思います。
私には難しいな~。Posted by ブクログ