いとまんのレビュー一覧
-
購入済み
クズ人間の書き方が上手い
まー敵役で出てくる人間が悉くクズばかり。
サルみたいな声で嗤い舌ベロ出して威嚇するようなあの手の輩ですね。
それを主人公がゴミ掃除していくそんな話です。
作中で「自分が不幸だから自分の行為は正当」みたいな理屈をこねるクズがいるんですがあっという間に挽肉です。
最近だと反社会勢力に「ヴィラン」と御大層な呼び名を付けて、盗人にも三分の理とお涙頂戴エピソードを挟むような虫唾が走る話が多いですがそういうの意味ないくらい敵役はクズです。
見た目は魅力的に描かれているんですけどね。
不良やヤクザやギャングが活躍するような話が嫌いな人には楽しめると思います。
今後間違っても敵役と共闘するような場面が訪れ -
購入済み
1巻で評価を下すのは勿体ない
最初から最後まで、下品な勇者が活躍する1巻、そこで評価してしまうと勿体ない。勇者の振る舞いには目をつぶって2巻まで読もう。絵は上手いとは言えない、独特な味はある。
-
Posted by ブクログ
染谷の過去が明らかになった。染谷の元メンターだった6係課長の氷川の言葉「激しい抵抗にあってやむなく殺めるのと 自分達の都合や八つ当たりで私刑に処すのは全く違う事なのよ」、描きたいのはこの部分じゃないだろうか。『東京喰種』にも通じるし、『堕天作戦』『ファイアパンチ』『銃座のウルナ』『亜獣譚』などを彷彿とさせる世界観もある。絵柄が薄味なので好みが分かれるかもしれないが、根底に流れている世界観はしっかりしている。
発症者から成るテロリストの根幹には「発症者に対する研究・虐待・駆除を止めろ」「発症者の能力を隠匿するな」と言う、至極真っ当なものでもある。発症者の能力は人類に対しての災害でもあり、軍事目 -
購入済み
絵は上手くないけど面白いです
絵は決してうまい方ではなくその点で敬遠する人がいるかもしれませんが、内容は非常に面白いです。会話の内容やストーリーのシリアスさを壊さないちょっとしたギャグがセンスあるなと思いました。
あと、絵はうまくないと書きましたが、個人的には登場する女性がむちむちっとしていて好みです