永井荷風のレビュー一覧
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「つゆのあとさき」というと
さだまさしの歌を思い出す
それだけに惹かれて手にしてみた
永井荷風という作家には今まで触れたこともなく
はっきりいって知らなかった
お恥ずかしい限り
昭和初期の女給のお話し
お金のためではなく、
そもそもが女給である彼女
モテるのは良いが、
なかなかのトラブルも抱えてしまう
いつの世も同じようなことが繰り返されているのかもしれないと思える
なんだか昭和初期の方の小説のような気がしない
かえって新しい
そして、あとがきを読んで“ほ〜“とおもう
川端康成と、谷崎潤一郎が書いている!
そしてそして、なんだか厳しいご意見を‥
こっちの方が興味深い
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Posted by ブクログ
今年(二〇二五年)の初めから第二巻を読み始め、読み終わったのは三月の終わり。赤の他人の日記、しかも百年近く前のものを読むのは、面白いんだけど、途切れ途切れに数ヶ月かけて読むくらいでちょうどいいのかも。さてこの第二巻は大正十五年から昭和三年まで。荷風四十八歳から五十歳にかけての日記。約百年前と考えれば、まあそうか、とも思うけれども、荷風はやたら死を意識している。そのくせ、自分でも認めているように、これといった症状は特になく、せいぜいタンパク尿を指摘されているくらいだ。そして、やたら死ぬ死ぬといい、自分の若い頃の原稿を川にわざとらしく放り投げてみたりするくせに、自分よりもはるかに若い女の子たち(
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以下は「断腸亭日乗」マイ読書日記なり。
R06/07/26、炎天。車中温度37度を超える。
荷風の断腸亭日記を紐解く。全9巻の岩波文庫化は初めての由。1巻目は大正6(1917)年39歳より、大正14(1925)年迄。手許にあることに意義を感じ買い求めしが、ざっと読むことを自らに課す。校注は豊富な人名紹介あり。疑問に答えて秀逸。
難漢字多し。努力したが、書き写さなかったのは◯とせし。
大正7年日記については、既にレビュー済み。8月の米騒動勃発から、友人来りて3日間「時事を談じて世間を痛罵」している。何を語ったのか。
R06/07/27、酷暑。朝、室温31度より下がらず。
大正7年11月21日 -
購入済み
戦後東京の見世物や演劇について
戦後日本の娯楽や風俗の変遷について批判まじりに淡々と書かれています。
面白いと感じるかは人によると思いますが、こんな時代があったのかと興味深く読みました。
短いのですぐに読めます。
扇情的な内容はありませんでした。 -
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1937年刊行。
永井荷風58歳の作品にして、氏の最高傑作と称される作品です。
この頃は既に作家として文壇上成功し、『あめりか物語』、『ふらんす物語』を代表する名著を生み出した後です。
旺盛な創作活動と、ストイックな江戸期の文人の研究を重ねた後、往年、荷風は、銀座のカフェーに興味を持ち始めます。
このころ流行だった"カフェー"は、現在でいういわゆるカフェではなく、接客サービスを行う女性がいるお酒を提供するお店、つまりは風俗店でした。
夜の街を鮮やかにテラスカフェーは、この頃の荷風の作品に度々登場します。
カフェーに出入りした経験を元にした作品により収入を得た荷風は、東京・向 -
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ネタバレ目次
・にぎり飯
・心づくし
・秋の女
・買出し
・人妻
・羊羹
・腕時計
・或夜
・噂ばなし
・靴
・畦道
・停電の夜の出来事
・春情鳩の街
・葛飾土産
・細雪妄評
・木犀の花
・東京風俗ばなし
・裸体談義
・宮城環景
・葛飾土産 久保田万太郎
・敗荷落日 石川淳
戦後の作品を集めた作品集。
東京大空襲の後、離れ離れになった家族を探すシーンが、東日本大震災の津波と重なってしまう。
呆然と立ち尽くし、行方の知れない家族を探し、あきらめがつくということもなく、だけど日々を生きていかなければならない。
誰を怨むことの出来ない自然災害でも気持ちの持って行き場がないのに、戦争という人災で家族を喪うっ -
購入済み
昔の街が見える
今まで読んだことのない、永井荷風。
墨東綺譚を読んでから、昔の言葉使い、漢字が何とも新鮮な‼️嬉しくなる街の描写。
この頃の地図が有れば、いいのですけど。取り敢えず、現代の地図を開きながら読んでいます。
益々、街歩きが愉しくなりますね🎵