御立尚資のレビュー一覧
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BCG日本代表(発行当時)による「頭の使い方」の本。
頭の使い方は、大きく「具体と抽象を行き来する力(MECE、So what?、Why so?等の考え方を徹底するもの)」と、「発想の幅広さ」の2つに大別されると理解しているが、この本は後者を鍛えるもの。
今まで前者を扱う本ばかり読んでいたので、後者...続きを読むPosted by ブクログ -
御立尚資さんの久々の著作。
よきほん。、テーマの1つにアート。テクノロジーがある。他米中問題。歴史に学ぶことの重要性を教えてくれる。個人的に御立さんの本は非常に教養深く学ぶところが多くて好き。
ROAやroicといった経営指標に関する議論1つをとっても、資産を作り上げた経営者と果実享受する経営者が必...続きを読むPosted by ブクログ -
定石の戦略に+α (=インサイト)を加える思考術を説いた本
■インサイト = 思考スピード + レンズ
①思考スピード
・要素 = 右脳(パターン認識+グラフ思考) + 左脳(シャドーボクシング)
・パターン認識
└コスト/顧客/構造/競争/組織 の視点
・グラフ思考
└構...続きを読むPosted by ブクログ -
「オススメポイント」
同じ戦略を使っても勝ち負けはつく。
戦略の定石だけでは勝てない世の中で、「定石+α」の+αの部分について考えたい人にオススメ。
逆にポーターだったりの戦略の定石を学びたい人が読むと期待外れに終わる。
上記のような内容のため、「AI発展後の人間の知的生産」みたいな文脈に興味のあ...続きを読むPosted by ブクログ -
ボストン・コンサルティングでの戦略の作り方の本。
王道の戦略から着想を経て、自分のインサイトで戦略の幅を広げていく考え方は面白かった。
広いレンズ/狭いレンズ/ひねりレンズの考え方は普段の仕事にも応用できそう。Posted by ブクログ -
万能薬はなく、流行り廃りも当然なく、本質を理解し正しく使うことがフレームワークを使いこなすヒントかなと思った。Posted by ブクログ
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★深みよりはシンプルさ★難しいことを簡潔に示すのがコンサルタントの技量なのだろう。そういう点で古いながらもすっきりする本だ。備忘録として本のエッセンスを。
・ユニークな戦略=定石+インサイト
・インサイト=スピード+レンズ
・スピード=(パターン認識+グラフ発想)*シャドウボクシング
・パターン...続きを読むPosted by ブクログ -
・スイッチングコスト、ロイヤリティ、ブランド(顧客が自社の商品から他社品に乗り換えるコストを高めることで顧客のロイヤリティを高める
・マーケティングの究極の目標は「人のイヤな気持ちを知ること」。消費者ニーズよりも来んプレインの中に商売の手がかりがある
・ユーザーになりきって、物をどのように購入してい...続きを読むPosted by ブクログ -
【目的・アンテナ】
・社内の若手・新人教育のためのヒント・具体的方法論を知る
・知識偏重でなく「本当に使える力」「実践力」を得る(軌道修正のヒント)
・ボストンコンサルティンググループの教育法を探る
【実践ポイント・学び】
★話したいことを一言で言う(ブレッド・ポイント)
~紙の内容を説明しない...続きを読むPosted by ブクログ -
BCG日本代表の本ということで期待して読みました。言っていることは非常にごもっとも。知識を手に入れても使わなければ意味が無い、「使う力」が不可欠なのだと。それを繰り返し伝えてきている感じです。
でも、若干まとめ方に無理矢理感があったのではないかなぁ、というのが途中からの感想。タイトル先行で「使う力」...続きを読むPosted by ブクログ -
■使う力
1.人間の頭は一定以上の情報が溢れると、それを処理するだけにで手一杯になる。しかし、シンプルにまとめ直すと、そこからどんどん新しい考えが膨らんでいく。また、ビジュアルに表現することで、即時に全体を理解することが可能となるので、他人に複雑なことを説明したり、議論したりするものも容易になる。
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BCG御立氏の著作。ビジネスの場で知識やスキルを「どう使うか」という抽象的なテーマを、具体例を交えて丁寧に解説。随所に登場する、落語を引き合いにした喩え話も面白い。Posted by ブクログ
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[ 内容 ]
ロジカル・シンキングにプレゼンテーション、コーチングなど、とかく勉強することが求められる昨今だが、いくら知識をつけても現場で使いこなせない、という人は多いだろう。
本書では、今まで語られてこなかった知識やスキルを実際に「使うための力」について、「知識とスキルを使って結果を出す」プロであ...続きを読むPosted by ブクログ -
WBSでもおなじみのBCG代表 御立 尚資さんの本
戦略とは理想と現実のギャップであるという(問題ともいえる)
近年、書籍等で戦略に関する知識はいろいろな方法で得られるがそれがイコール勝てる戦略を構築できるとはならない。
このギャップをつなげるのがユニークな戦略であるという。
ユニーク...続きを読むPosted by ブクログ -
自分らしく生きるとき、
「自分がその生き方を決めること」
これはあり方(姿勢)。
そして、
自分らしい生き方を実現するとき、
ノウハウ(手法)があるといい。
しかし、重要なことが2つ。
(1)あり方が一番でノウハウは2番。順番が重要。
(2)あり方とノウハウは別々に2つ持つこと。一緒にして...続きを読むPosted by ブクログ -
インサイトがない戦略は優位性がない。
インサイトとは「勝てる戦略の構築に必要な頭の使い方、ならびにその結果として得られる、ユニークな視座」のこと。
インサイト=スピード+レンズPosted by ブクログ -
ボストンコンサルティングの御立氏の著書。著者は知的でスマートだ。日経ビジネスに寄稿したものをまとめたもの。御立氏の著書を読むと、知的好奇心が出てくる感じがする。ロールモデルのひとりなので、今後も著者の作品は読んでいきたい。美術の勉強がしたくなった。Posted by ブクログ
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内定先からの課題図書3冊目。
【概要】
企業の「戦略」を考えていくためには、定石+「インサイト」が必要である。
多くのビジネス書にある通りの戦略を学ぶことは勿論大事であるが、それだけでは他社に勝つことはできない。だからインサイトが必要である。
インサイトを分解するとスピードとレンズに分かれる。
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