川口由一のレビュー一覧

  • 完全版 川口由一 自然農

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    (本から)
    『自ずから然らしむ』
    必要なのは『支配せず、添い従い応じ任せること』

    虫と草と作物のバランスがとれれば、問題はなくなります。

    土を裸にしないことが大切。

    ハクサイ、キャベツ、ナス、トウガラシなどは、比較的に養分が欲しい作物なので、折々に米ぬかや野菜クズなどの生ゴミを振りまきます。
    一方、ダイズやアズキなどは栄養過多が苦手なので、絶対に振りまいてはいけません。

    自然農では刈り草もコメヌカも、決して土にすき込まず、表面に置くだけです。

    自然農で使う3つの道具
    鎌 鉄製の物、角度が真っ直ぐに近いもの
    ショベル 刃の付け根の部分を特に重点的に綺麗にする
    鍬 「平鍬(ひらぐわ)」 

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    2022年09月21日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

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    ネタバレ

    川口さんが、体調を崩して、複合汚染を、読み、本当に美しいものを求め自然農を始めた経緯、母の反対や、数年間の収穫ができない期間を乗り越えて、工夫を重ねて今の、耕さない、持ち込まず持ち出さない、草や虫を敵としないという自然農にたどり着いた経緯、それを広める赤目自然農園という形について、わかった。

    作物が幼い時に、他に負けるといけないが、いろんな草や生き物の中で育つ方がいい。48→人もこどもも一緒。

    水田に米だけではダメ。地球に人だけではダメなように。多様な生物が同時に生きて生かし合いになる。51→そのなかで、負けない力を育んであげる、少し手を貸してやるということか。

    川口さんは、世の中を変え

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    2022年08月07日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

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    自然農を実践している人との出会いをキッカケに読んだ本。
    スローフード、スローライフから感じていたイメージを大きく裏切られ(というより無知だっただけですが)自然農の本というよりは、自然農的な生き方を学べる本であった。
    不安が多いように感じる現代社会において、自然と共に生き、足るを知るというコトを再び学ぶことが出来た。
    ある意味で全ての人が「答えを生きている」時代にあるのだと悟れた。
    川口さんは仏教の縁起の思想を説いているともいえます。
    始まりもなく終わりもない生を「生かされていきたい」と思いました。
    素晴らしい一冊です。

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    2013年02月05日
  • 完全版 川口由一 自然農

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    自然農法グループの方にオススメされたのと読みやすそうだったので購入しました。
    道具の紹介、畑の作り方の説明が簡潔にわかりやすく書かれていて、野菜作り初心者にはありがたい。
    作物別の作り方もわかりやすい。
    早速野菜作りを始められる基盤となる本でした。

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    2025年04月16日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

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    足るを知る!

    道を外してはならない。

    すべての生き物、命はつながっていて、益虫害虫もない。耕すことで、堆肥を入れることでその場所の生命をこわしている。

    自然のままでよい。種蒔いて植物が自分で大きくなるまで手助けしてやればあとはたくましく育っていく。

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    2013年01月16日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

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    ネタバレ

    農薬を使わないとか有機野菜を作っている農家のお話かと思って手に取ったが、内容は農業の仕方・営み方の話でなく精神的メッセージが多数。川口さんが営む自然農はより原初に立ち返るような営みで、自然農というありかた自体が目から鱗。そこから学び取ったもの、体感を言葉にするとこうも広大な世界観を得るのかとまた目から鱗。
    対談形式だけれど聞き手と若干やり取りに食い違いがあるように感じる。自然に逆らわない、足るを知り、宇宙の流れの中で命の道というものを歩んでいこうとする川口氏と社会問題の解決策として農に注目している辻氏とでは、視座に違いがあるように感じる。
    人間のあるべき姿とは?本当の生きる、とは?
    己の在り方

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    2012年04月25日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

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    ネタバレ

    自然農=耕さない、肥料を使わない、除草しない

    自然の循環に沿った生き方、農業が大事。
    耕した土壌、除草した土壌は、乾燥しやすく、水分がないためやせた土地になりやすい。一方、雑草が生えたままの土壌は、水分が多く含まれていて、やわらかい土壌である。
    こういった自然のあり方を活かして農業をする。
    納得があって面白かった。

    いのちは、生かし合い、殺し合いで成り立っていることが自然農からわかり、大事なのは人としての「あり方」だと言っていた。単なる技術ではなく、哲学のようです。自然農から人の道はこうあったほうがいいよねという内容でした。

    メモ
    赤目自然農塾

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    2011年10月15日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

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    奇跡のリンゴの木村さんを勝手に期待してしまった。しかし、やっていることはかなり近いと思うが、木村さんほどパーソナリティに特徴がないので、読み物としては面白みにかけた。せめて自然農法の理屈については掘り下げて欲しかったのだが、生き方全般の哲学的な話に終始していて、自分の期待には少なくとも答えてくれていなかったという印象。

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    2021年08月08日