セール中ならありかな
うーん、悪くはないけど、煮え切らない感じ。
中途半端に国とかが邪魔で、爽快感がない。
別に俺つえーが見たかった訳ではないけど、ここまで
になると色々思うところはある。
現代に勇者とかがくれば、国が管理下に置きたくなるのは分かるけど、主人公達の行動を制限しすぎて、見ていてあまり面白くない。
試し読みの序盤は主人公が自由奔放にやってくれそうだったので、ある程度大人買いしましたが、若干後悔しています。
内容については、特に破綻とかはしていないけど、ただの自衛隊(公務員)物、少なくとも一巻の面白さのピークは序盤かな。
空挺と空帝をかけたかったのは分かるけど、実際には降下しないので、無理に自衛隊所属にせず、国際機構所属で出向や教導の名目でやれば、自衛隊とのストーリー(第1空挺団、特殊作戦群、水陸機動団、富士教導団など)も出来たろうに、そこでニックネーム(愛称)として空挺をつければタイトルとも矛盾しないと思うのは気にしすぎか。
しかも、主人公の軸足がしがらみの多い公務員、しかも自衛隊所属になっているので、序盤と比較して主人公の没個性感が凄い。一応勇者パーティーと合流してからは大分ましにはなったけど。
出向とかなら、第1空挺団所属なのに北海道勤務とか訳の分からんことにもならなかっただろうし、ウィングマークとるなら、基本的に幹部だろうに。
自衛隊で戦闘機や輸送機等に乗っているのは尉官や佐官なんだけど…間違っても3曹とかがパイロットになることはない(国籍不明機とかスクランブルの際、パイロットは現場で数秒〜数分で判断する必要があるので、現場で物事の判断が出来ない下士官では務まらない)。
私のようなミリオタからすれば、違和感が凄いと思う。
総評として、現代と異世界を逆にしたGATEを見ている感じですかね。