あらすじ
〈あらすじ〉
異世界アルムフレイアに召喚された女子高生・如月弥生は、三年の時を経て魔王討伐に成功し、日本へと帰還を果たした。しかし、彼女の平穏は長くは続かない。異世界帰還者『異邦人』の権利を守る【国際異邦人機関】に登録した弥生は、「魔法で自由に空を飛びたい」という夢を追い、陸上自衛隊第1空挺団に入隊する。彼女は訓練と後進育成に追われ、書類選考の日々を過ごしていた。
そんなある日、新宿三丁目で突如発生した巨大な陥没事故が、彼女の運命を再び揺るがす。現場には直径200mの巨大迷宮が現れ、その調査任務にあたる弥生。しかし、迷宮内で彼女の前に現れたのは、かつて討伐したはずの魔王だった。
新宿大迷宮を舞台に、再び始まる魔王との死闘。異世界と現実が交錯する中、弥生の戦いは新たな局面を迎える。彼女はこの地で再び魔王を討つことができるのか?魔法と現代兵器が交わる異色の戦場で、彼女の新たな物語が幕を開ける!
〈著者からの一言〉
物語の舞台は現代の日本。異世界転移していた主人公・如月弥生が異世界を救ったのち、地球に戻ってくるところからこの物語は始まります。
さまざまな経験をしたのちに魔王を打ち滅ぼし、地球へと帰ってきました。ですが、彼女が戻って来た地球は以前とはちょっと異なっています。
それは、先に戻って来た勇者たちの力が露見してしまい、異世界帰還者たちは『異邦人』というコードネームで呼ばれ、手厚い待遇を受けていたからです。そして弥生もまた、ちょっとした手違いにより彼女が異邦人であったことが露見。あれよあれよと彼女を取り巻く環境が大きく変わっていきました……。
そしてタイトルをご覧の通り、彼女は紆余曲折ののち【第1空挺団】へと所属することになりますが。
そんある日、東京の新宿で大きな事件が発生しました……。
異世界で身に着けた魔術を駆使する、【七織の魔術師・如月弥生】。彼女の雄姿を、どうぞご覧ください。
感情タグBEST3
匿名
セール中ならありかな
うーん、悪くはないけど、煮え切らない感じ。
中途半端に国とかが邪魔で、爽快感がない。
別に俺つえーが見たかった訳ではないけど、ここまで
になると色々思うところはある。
現代に勇者とかがくれば、国が管理下に置きたくなるのは分かるけど、主人公達の行動を制限しすぎて、見ていてあまり面白くない。
試し読みの序盤は主人公が自由奔放にやってくれそうだったので、ある程度大人買いしましたが、若干後悔しています。
内容については、特に破綻とかはしていないけど、ただの自衛隊(公務員)物、少なくとも一巻の面白さのピークは序盤かな。
空挺と空帝をかけたかったのは分かるけど、実際には降下しないので、無理に自衛隊所属にせず、国際機構所属で出向や教導の名目でやれば、自衛隊とのストーリー(第1空挺団、特殊作戦群、水陸機動団、富士教導団など)も出来たろうに、そこでニックネーム(愛称)として空挺をつければタイトルとも矛盾しないと思うのは気にしすぎか。
しかも、主人公の軸足がしがらみの多い公務員、しかも自衛隊所属になっているので、序盤と比較して主人公の没個性感が凄い。一応勇者パーティーと合流してからは大分ましにはなったけど。
出向とかなら、第1空挺団所属なのに北海道勤務とか訳の分からんことにもならなかっただろうし、ウィングマークとるなら、基本的に幹部だろうに。
自衛隊で戦闘機や輸送機等に乗っているのは尉官や佐官なんだけど…間違っても3曹とかがパイロットになることはない(国籍不明機とかスクランブルの際、パイロットは現場で数秒〜数分で判断する必要があるので、現場で物事の判断が出来ない下士官では務まらない)。
私のようなミリオタからすれば、違和感が凄いと思う。
総評として、現代と異世界を逆にしたGATEを見ている感じですかね。