六辻彰二のレビュー一覧

  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    世界の独裁者。六辻彰二先生の著書。世界中に存在する独裁政治を行う独裁者たちをまとめた良書。傍から見ると身勝手な悪政をしているようにすら見える独裁者たちでも、国内では英雄であったり伝説的な政治家であったり尊敬される存在であったり。独裁者は全部悪と決めつけてしまうことも傲慢で危険な発想なのかな。
  • 日本の「水」が危ない
    水道民営化で水道代高騰化、コスト削減のための管理の図さんさ、水質汚染などが考えられる。

    世界的にコンセンション方式で民間かされて、成功事例が皆無に等しいのに、なぜ、日本は逆流する様にこの政策を進めようとするのか、ホント頭を悩ます。
    とはいっても、人国削減・老朽化等々の問題は山積みである

    今後東南...続きを読む
  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    世界の独裁者にどういった人物がいるのか興味がありタイトルに惹かれて手に取りました。2011年発売なので2021年現在では一部失脚している独裁者もいますがなかなか読み応えがある。まず21世紀でもこれほど多くの独裁者がいることに驚くがその誕生に至った経緯などが解説されているので勉強になる。20人も紹介し...続きを読む
  • 日本の「水」が危ない
     現実感を伴わない日本人であるが、この内容は事実着々と進んでいることだろう。

     こういう命に直結にかかわる問題は何かしらの軽い問題の裏に隠れながら進出してくる。

     いったい現実化されるのは何時だろう、いやもうすでに後戻りはできないのかもしれない。
  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    タイトルに興味があったから何となくゲット。でも、読み物として面白かったス、これ。だいたい同じような経緯を辿ってるパターンが多かったから、最終的に印象に残る人はあまりいないんだけど、案の定というか、アフリカとか中近東あたりに独裁の傾向がある、ってのも納得。あとがきにも書かれてたけど、英雄と独裁は紙一重...続きを読む
  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    お隣の半島の暴れん坊将軍様から中央アジア、中東、アフリカ、南米の独裁者てんこ盛りでお腹いっぱいになりそう。ただ、彼らの悪い面だけではなく何故人々の支持を獲得したのかも記されているので、バランスがいい。
  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    「中東 新秩序の形成―『アラブの春』を超えて」に関連して、中東の独裁者が取り上げられている本書を続けて読んだ。この手の柔らかい本の方が記憶に残りやすい。本書では、米紙「ワシントンポスト」の週末誌「パレード」が毎年発表している「世界最悪の独裁者ランキング」2011年版に準拠して20名を取り上げている。...続きを読む
  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    ムガベからプーチンまで。20人の独裁者を取り上げているが、その中に『善良な独裁者』は含まれておらず、法に照らせば犯罪者にあたるであろう人物たちの紹介。だがその残虐性や異常性にスポットを当てた俗な本なワケではなく、各人の生い立ち、支持基盤、他国との関係性など、如何にして独裁が成り立っているのかをざっく...続きを読む
  • 世界の独裁者 現代最凶の20人
    現代最凶の20人~ロバート・ムガベ(ジンバブエ:ダイアモンドを産出するコンゴ民主共和国に派兵・白人から土地を奪い無償の農業労働者を使役)。オマル・アル・バシール(スーダン:アラブ系ムスリムがアフリカ系キリスト教徒を攻撃しダルフール紛争を引き起こす:南部に集中している油田の利権で中国から武器購入)。金...続きを読む