【感想・ネタバレ】日本の「水」が危ないのレビュー

あらすじ

国際政治学者。1972年生まれ。96年横浜市立大学文理学部卒業。
2001年日本大学大学院国際関係研究科博士後期過程単位取得満期退学。
国際政治、アフリカ研究を中心に、学問領域横断的な研究を展開。
横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学などで教鞭をとる。
著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、
『世界の独裁者-現代最凶の20人』(幻冬舎)、
『対立からわかる!最新世界情勢』(成美堂)、
共著に『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)。他に論文多数。

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Posted by ブクログ

海外の水道事業の変遷が書いてあり水ビジネスのグローバルトレンドの把握にはよい。
一方、水道事業の課題分析の論理展開はやや荒く説得力に欠ける印象。他書籍と比較する際の違った視点を持つ上で役に立つ


2018年の改正水道法で日本でも水道事業に民間事業者が参入できるようになったが、政府は民間参入のメリットしか語らず、世界各国で起きている民営化によるデメリットが語られていない。
本書は、世界各国における水道民営化で何がおきたのが、実事例を示しながら分類化して日本への適応を評価している。
日本では、民営化された水道事業を評価する期間がないため、ドイツや英国のような民営水道事業を適切に制御して市民のbenefitを維持することが難しいことが考えられる。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

水道民営化で水道代高騰化、コスト削減のための管理の図さんさ、水質汚染などが考えられる。

世界的にコンセンション方式で民間かされて、成功事例が皆無に等しいのに、なぜ、日本は逆流する様にこの政策を進めようとするのか、ホント頭を悩ます。
とはいっても、人国削減・老朽化等々の問題は山積みである

今後東南アジアへの水事業拡大が注目を浴びている。
理由は、
1、人口増加と都市化
2、生産活動化することで、農業・機械の消費量が増え、また生活用水が増えている
3、安全な水確保への需要
4、地球温暖化
→水ストレス: 非常に高い国は世界全体で33カ国
高い国は26カ国。アメリカ、オーストリア、インド
安定的な供給する必要があるため需要がふえる

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

 現実感を伴わない日本人であるが、この内容は事実着々と進んでいることだろう。

 こういう命に直結にかかわる問題は何かしらの軽い問題の裏に隠れながら進出してくる。

 いったい現実化されるのは何時だろう、いやもうすでに後戻りはできないのかもしれない。

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2019年06月28日

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