中山敦支のレビュー一覧
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購入済み
全部買って読んだ上での感想です
表紙を見て1巻から買ったクチです。いわゆるパケ買いってやつ。
目力のあるキャラクターだしビジュアルもいい。読者の目線を意識したようなコマの使い方や、読者に注目してポイントを重視したような拳の書き方や表情もイイ。個性的な作風で一度みたら「あ、あの漫画家さんだ」と脳に焼き付くようなビジュアルもイイ。
だけど物足りない。なんで物足りないんだろう、考えてみた。
自殺ってテーマに非常に重たさを感じるのでその時点で大半の読者に受け入れられない。でそのテーマに対してこのパワフルともいえる作風やキャラクター性で補っていくということなんだろうけど、マイナスにプラスを足しただけなのでゼロ、つまり平凡になってし -
購入済み
中村敦史先生や暁月あきら先生の絵が好きなのと、西尾維新先生のアイデアが気になったのと、その辺を見たくて買いました。
様々な漫画家さんの絵を見れたのは良かったのですが、西尾維新先生の作風をあまり感じられなかったのでそういうのを期待するのはお勧めできません。
漫画という媒体がページあたりの情報量が少ないものである上に短編ですので、キャラクターの個性が爆発する西尾先生の感じがあまり出ていなかったのかなと思います。 -
Posted by ブクログ
中山敦支の新作。1巻が出て積んでるうちに2巻が出てしまったのであわてて1巻、2巻まとめて読んだ。16歳の誕生日に自殺することを目標に生きてきた主人公キラリが死ぬために集団自殺のサークルに参加したことから、スーサイドガールに変身して人を自殺に追いやる悪魔「フォビア」と闘うことになるという話。最近、原作付きのデスゲーム物が多かった中山敦支の久しぶりのオリジナル作品。主人公が16歳の誕生日に死ぬことだけを目標に健気に明るく生きてきたという設定だけで、もう中山敦支だなぁという感じ。2巻では仲間となる新たなスーサイドガールも登場し盛り上がってきた感じ。続きに期待大。