厘てくのレビュー一覧
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伝わるってことってすごいこと
俳優を目指す藤永と重度難聴のケイトの出会い。表現力が高すぎるために目指す演劇の世界のどこにも居場所を持てない藤永。ケイトは彼の表現力の凄さを讃えてくれる。ケイト自身も伝わらない悲しさを知っていたため藤永の悲しみに寄り添ってあげることが出来るし、そんなケイトの言葉はしっかりと藤永に伝わっていきます。伝えること意識しないでしていることだけれどそういうことも当たり前ではないし、本当の意味では伝わっていないときもあると思う。阿吽の呼吸で伝わる友達もいれば、いくら細かく説明しても伝わっているか不安を感じることもあるなと。今後の彼らのを見守っていきたい。
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昔のTVドラマ「愛してると言ってくれ」と聴者さんの設定が同じだぁと思ったのは最初だけでした。今作は、ある意味、実践的と言うと語弊がありますが、聾者さんがマンガでオノマトペを学ぶという身近な話にリアリティを感じ、逆にBがLするのが普通っぽく感じられて佳き、と思いました。
次巻も愉しみにしております。 -
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藤永君の役者としてのようやくステップが踏めて、相手の閻魔役との相性もピッタリ。演劇のシーンは迫力と美の共演。圧巻です。ケイトが聾者として疎外感を感じる場面があるけど藤永君や関係者のおかげで彼にも演劇を楽しめることができるたのは素晴らしい。完という文字がこれほど嫌って思ったことはなかった。冬の発売が楽しみです。
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またまた名作です。すごい絵の力そして作品テーマ。難聴者と、手話との出会いによって煮詰まってる自分の演技について考えるようになる。よく漫画でこの表現力を表せるのか。厘てく先生にはほんと尊敬します。
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すごく丁寧に進んでいくから読んでてのめり込んじゃいました
俳優として成長していく藤永を応援してるけど聴こえなくてやるせなくなってるケイト…切なすぎます🥺
お互いがお互いのことを考えてるのいいな
次の巻でついに告白が見られそうで今から楽しみです!!