高橋佳奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
幼い頃からカルト教団で過ごしてきたピッパは教団を逃げ出して7年間、隠遁生活を送ってきた。そこへ、隣家に元警察官マルコムが越してくる。彼はPTSDにより退職した元・潜入捜査官だった。お互い心に傷を持つ者同士、惹かれ合うが、マルコムは大きな陰謀が疑われる教団を探るため、再びピッパには知られずに潜入捜査をする事になる。嘘の上に関係を始めてしまった2人がどの様に修正していくのか、カルト教団の陰謀は…?嘘をつかれていると知りつつも最後までピッパを信じ続け守り抜いたマルコム、カッコ良かった!ピッパも7年間もよく頑張った!賑やかで最高のラストだった。
新たにマルコムの仲間となった面々が個性派揃いで楽しかった -
Posted by ブクログ
ネタバレカルト教団から逃げ出し引きこもって暮らすヒロインの隣に元警官のヒーローが引っ越してきた。
ヒーローもPTSDに苦しんでおり二人は仲良くなるが、ヒロインが教団のテロ計画に関わってると聞かされ無実を証明する為にもカルト教団へ潜入調査をすることになる。
このカルト教団の教祖がまぁ嫌らしい奴で女性を虐げて喜ぶような人間。
ヒロインとヒーローの嘘がいつバレるか、そして教団にヒーローの正体がバレないかヒヤヒヤしながら楽しんで読むことができた。
大きい体のヒーローの、ヒロインを守ろうとする姿にキュン。
他にも個性豊かな脇役ばかりでシリーズものとして楽しめそうなので是非とも翻訳してほしいなぁ。 -
Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
主人公のピッパや彼女の周りの人の身の上がすごく可哀想で辛かった…。
そして、お互いに真実を告白できないのがもどかしい。
ブックレビューにも書かれてたんだけど、脇役がすごく良い味出してて彼らの物語を読むのがめちゃくちゃ楽しみ!
訳者さんのあとがき読んでたら、原作は続きが出てるらしいので、是非翻訳して欲しいなぁ。
他にも著作が50冊をこえてるらしく。
ヴァンパイアものもあるんだって〜!
ヴァンパイアもの大好物だから、読みたい‼︎
この本とは関係ないんだけど、ヒーローのマルコムは潜入捜査官で。
潜入捜査と言えば、私は完全に『インファナル・アフェア』のイメージなんだけど。
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Posted by ブクログ
7人の弟妹を束ねる伯爵家の長女グレース。弟妹のため結婚を諦めていたが、嵐のために立ち寄った宿屋で初恋の人、伯爵マットと6年ぶりの再会をしてしまう。その晩、せめて思い出にと、大胆にマットの部屋に向かう。マットもどこか見覚えのある彼女を一目見るなり結婚を心に決めるが、翌朝、その姿はなく…。グレースを探し当て、彼女の弟妹7人と自分の妹4人(二頭のグレート・デン付き)を養育するのに一瞬ボーゼンとなるも、グレースのため奮闘するマットは正統派ヒーローだった。ラスト、悪役のグレース叔父の事件は少しマヌケな感じ。途中、ちょっと退屈になっちゃったけど、シリーズ物とのことで、続きが翻訳されたら読みたいと思います!
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Posted by ブクログ
ネタバレワーシントン・シリーズ1
嵐の夜、宿屋に泊まっていたヒロインの前に社交デビューの時に片思いをしていたヒーローが現れる。
7人の弟妹たちを養育するヒロインは結婚を諦めていたので、一度だけでいいからとヒーローに身を任せる。
一方ヒーローはヒロインに一目惚れをし、プロポーズをしようと決意するもヒロインは姿を消した後だった…。
名前も知らない女性を探し出す根性や、ヒロインと自分の弟妹含め11人の責任者となる決心をする姿が素敵なヒーローだった。
わりと早い段階でヒーローの求婚を受け入れるので、この後一体どんな事件が起こるんだとヒヤヒヤしてたけどいらぬ心配でした。
ストーリー的には山も谷もないんだけど -