金森俊朗のレビュー一覧
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金森さんは2007年まで石川県金沢市の小学校で勤めていました。だから,本書は退職後即書き下ろされた本というわけです。
「いのちの教育」「デス教育」「ハッピークラス」として日本的に有名になった実践の下になる考え方が随所に語られています。
教師論,指導論,子ども観,保護者観,そして教育観と社会を見...続きを読むPosted by ブクログ -
小学校の国語の時間の取り組みです。金森先生と、生徒のやりとりが対話式に記述されているので、とても臨場感ある内容となっています。こどもたちから意見を引き出す金森先生の手腕が感じられ、読んでいてどきどきしました。
子どもたちが懸命に文意を読み取ろうとしていることが感じられます。Posted by ブクログ -
この人は、この世界をより鮮やかに魅せる。
大人の僕でさえそう感じるのだから、
子どもとが感じる世界観は僕なんかでは追いつけない。
こんな授業をしてみたいPosted by ブクログ -
カリスマ教師の教育実践。子供たちの内なる声を引き出す方法。大人の顔を伺う、自分を抑圧する子供と向き合う方法。
これは教師だけじゃなく、大人のみんなが読んでほしい本。社会全体の教育力が低下したと言われる昨今、この本は人間の本質をついた教育のお話が書いてあってとても有用である。
正解が蔓延る社...続きを読むPosted by ブクログ -
1章は読み飛ばしたが、それでも十分に内容は理解できる。
大人はキャッチャーに徹し、子どもに考えさせて、子どもたちが学習を作っていく。教師は子どもとともに学ぶ存在なんだと思った。
大人が判断をして、子どもに与えることは簡単だ。しかし、子どもが判断をしないと、子どもが将来大人になって、判断を求められた...続きを読むPosted by ブクログ -
今までの金森先生の本よりも、普段の金森先生の教育がみえる本かも。
学級のみんなで、一人一人を大切に認め合い、その中で学習していくスタンスは変わらず。
これは究極の理想なんだけど、いざ担任になるとなかなか実現できない。
でも、この本含め、金森先生の本を読んでいると、担任として何をすればいいのか、何が大...続きを読むPosted by ブクログ -
今とても大事にされている学び合い
どのようなことが書かれているのか気になり
手に取って読んでみた
実際に教育現場にいるからか、
難しいよ、それ…と思ってしまう部分もあったが
大切にしていきたいことには共感できた
特に心に残った言葉は
大人は子どものキャッチャーであれ
子どもが色々なことを私に...続きを読むPosted by ブクログ