金森俊朗のレビュー一覧

  • 子どもの力は学び合ってこそ育つ 金森学級38年の教え

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     金森さんは2007年まで石川県金沢市の小学校で勤めていました。だから,本書は退職後即書き下ろされた本というわけです。
     「いのちの教育」「デス教育」「ハッピークラス」として日本的に有名になった実践の下になる考え方が随所に語られています。
     教師論,指導論,子ども観,保護者観,そして教育観と社会を見る目など,「これだけ確かな目で見,考えて実践していたんだなあ」と感心しました。そして,わたしもマネできるところはさっそく明日からやってみよう!と思いました。
     引用にも書きましたが,「基礎・基本は現実の文脈の中にこそある」のですから,教師としての指導法の基礎・基本も金森実践の中にこそあるのでしょう。

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    2011年12月23日
  • 子どもたちは作家になる 大人を超える「生きる力」と「学力」

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     小学校の国語の時間の取り組みです。金森先生と、生徒のやりとりが対話式に記述されているので、とても臨場感ある内容となっています。こどもたちから意見を引き出す金森先生の手腕が感じられ、読んでいてどきどきしました。
     子どもたちが懸命に文意を読み取ろうとしていることが感じられます。

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    2011年08月06日
  • 子どもたちは作家になる 大人を超える「生きる力」と「学力」

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    この人は、この世界をより鮮やかに魅せる。

    大人の僕でさえそう感じるのだから、
    子どもとが感じる世界観は僕なんかでは追いつけない。

    こんな授業をしてみたい

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    2011年01月04日
  • 学び合う教室 金森学級と日本の世界教育遺産

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    カリスマ教師の教育実践。子供たちの内なる声を引き出す方法。大人の顔を伺う、自分を抑圧する子供と向き合う方法。


     これは教師だけじゃなく、大人のみんなが読んでほしい本。社会全体の教育力が低下したと言われる昨今、この本は人間の本質をついた教育のお話が書いてあってとても有用である。

     正解が蔓延る社会。こうすればうまくいく方法があふれる世の中において、人々は自己を抑え込んでいる。正しさだけを追い求めて、本当に自分が思っていることを表に出せない。どうせ自分の考えは正しくないから、そこらに転がっている正解に従っていく。そうやって自分を見失った人々は、自我を崩壊していく。

     内なる声を、解放するの

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    2017年09月15日
  • 子どもの力は学び合ってこそ育つ 金森学級38年の教え

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    ネタバレ

    1章は読み飛ばしたが、それでも十分に内容は理解できる。
    大人はキャッチャーに徹し、子どもに考えさせて、子どもたちが学習を作っていく。教師は子どもとともに学ぶ存在なんだと思った。

    大人が判断をして、子どもに与えることは簡単だ。しかし、子どもが判断をしないと、子どもが将来大人になって、判断を求められたときに対処できない。

    大人は、子どもの判断の機会を奪ってはいけないのだ。

    学びあいのなかで、子どもが子どもに伝え、深め合っていく。
    コミュニケーション能力が希薄だと言われる現代の教育にこそ取り入れるべき手法なのではないか、と感じた。

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    2011年05月19日
  • 子どもの力は学び合ってこそ育つ 金森学級38年の教え

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    今までの金森先生の本よりも、普段の金森先生の教育がみえる本かも。
    学級のみんなで、一人一人を大切に認め合い、その中で学習していくスタンスは変わらず。
    これは究極の理想なんだけど、いざ担任になるとなかなか実現できない。
    でも、この本含め、金森先生の本を読んでいると、担任として何をすればいいのか、何が大切なのか少し分かってくる気がします。

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    2009年10月07日
  • 学び合う教室 金森学級と日本の世界教育遺産

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    今とても大事にされている学び合い

    どのようなことが書かれているのか気になり
    手に取って読んでみた

    実際に教育現場にいるからか、
    難しいよ、それ…と思ってしまう部分もあったが
    大切にしていきたいことには共感できた

    特に心に残った言葉は
    大人は子どものキャッチャーであれ

    子どもが色々なことを私に投げかけてくれた時
    全てをキャッチできる教員でありたいと思った

    金森氏の大切にしている生活綴方

    日常から作文は書かせているが
    もっと心の底を吐き出せるような作文に
    していきたいと思った

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    2021年12月06日