夏里尚子のレビュー一覧

  • 静かなリーダーシップ

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     ジョセフ・L・バダラッコ(Joseph L. Badaracco, Jr.)の『静かなリーダーシップ(原題 "Leading Quietly")』を買ったのは、恐らく15年位前になるだろうか。非常に印象に残った本で、未だに時折再読する本の一つだ。 
     仕事を進めていくにあたってトラブルは常に起こる。特に社内でのトラブルは厄介である。解決できない、と思える事さえある。そういう時に、この本を落ち着いて読むことで、多くの示唆を得る事が出来ると(私は)思っている。
     外部の人間が関与せねばならない程の問題ではないにせよ、内部のトラブルというのは逃げ出したくなる程厄介な事になるのが

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    2020年05月01日
  • 静かなリーダーシップ

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    生きていく中で、人それぞれ何らかの問題に直面する事があると思います。それは、どんな規模でもグループを管理する責任ある立場にいる人には比較的多く訪れる事だと思います。問題が発生したその時、いかにリーダーシップを発揮しリスクヘッジを行なえるかが円滑な組織運営の鍵になってくると思います。この本には様々なケースによって、そしてその人の立場や人脈によって解決策が描かれています。責任ある立場にいる人には疑似体験でき、様々な視点から行動分析がなされていますので、おすすめの本です!
    かなり勉強になります。

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    2011年05月13日
  • 静かなリーダーシップ

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    ヒーロー型ではないリーダーシップ論の本。保身を肯定的にとらえ、普通の人が、個人の利益と組織の利益の間で、倫理観を持ちながら、1番良い意思決定と行動をどうとっていくべきかを述べている。ミドルマネジメントへのメッセージ。
    ブレーキとして自制と謙遜を保ちながら、アクセルとしての粘り強さを保つ。自制、謙遜、粘り強さの3つ全てが欠かせず、その3つを保ちながら静かなリーダーシップを発揮させることを紹介している。

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    2019年03月03日
  • 静かなリーダーシップ

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    via fkino blog

    私は前から、アジャイルやプロジェクトファシリテーションに関する取り組みについて「自分のまわりを良くしたいし、それだけでいい。俺、ジコチューだし」と公言しています。

    そんな私はこの本を読んでかなり勇気づけられました。「それでいいよねー」と。

    「風向きを読む」というメタファーは、気球乗りの私にとって、とてもイメージし易かったのが印象的。

    他にもたくさん付箋をつけました。結びの一文がステキ。

    「これらの努力は、歴史の本に記載されることも、見出しになることもないが、すべて重要なのである。このように来る日も来る日も、無数の目に見えない小さな努力を続け、今日も静かな

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    2019年01月20日
  • 静かなリーダーシップ

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    「静かなリーダーシップ」
    ヒーロー型ではない、支援型、サーバント型のリーダーシップみたいなものかと思って読んだら、かなり違った。自分の価値観と組織の現実との間で、擦り合わせ(妥協)を行いながら、自分のキャリアを危険にさらすことなく、地味に粘り強く努力を続ける人のこと。
    という意味では、これまでのリーダーシップ論とは、かなり違う観点ですね。
    日本型の調整型のマネジャーとどうちがうのか?など、いろいろ考えながら、読んだ。
    中間管理職にとって、自分の価値観を守りつつ、危機的ななかでも、組織の現実を冷静に踏まえながら、着実に変革を行っていく方法論かな?

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    2017年04月30日
  • 静かなリーダーシップ

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    大きく目立つリーダーでなくても、静かにリーダーシップを持っているリーダーもいるのだ。むしろ、静かなほうが好ましいことも多々あるということを学んだ。

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    2013年06月08日
  • 静かなリーダーシップ

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    ネタバレ

    従来のリーダーシップ論は、偉大で強いヒーロー型のリーダー像を強調してきたが、本書はそれとは異なる「静かなリーダー」について書いてある。組織内の日常的な問題解決に有効。

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    2017年12月24日
  • 静かなリーダーシップ

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    真のリーダーは組織における自分の影響力を考えず、道徳的基準をガイドラインとしたビジョンで動く。一方、静かなリーダーは打算的で了見が狭いように見え、高尚さも感じられない。さらには、人の心を鼓舞することも無い。

    相手と自分の最大公約数的利益を得る為の処世術。特に中間管理職向け。自分が持ちえる可能な限りの影響力の使い方。倫理的に正しい事をすることは、時に虫歯治療の為に歯医者に嫌々行くような気持ちと似ている。痛みを極力減らす為に最善の努力をする。

    冷笑主義ではない現実主義。時には必要な牛歩戦術。勉強になった。

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    2014年02月08日
  • 静かなリーダーシップ

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    「静かなリーダーシップ」についてケース例を紹介している。
    静かなリーダーシップというのは定義付けが難解で、明確な定義は紹介されていない。

    組織にいながらジレンマに直面した時に、どのように振る舞うか。
    忍耐力高い現実主義者が大きな組織運営上の問題にぶつかったとき、己のリターンを確保しつつリスクコントロールして妥協点を確保する、という振る舞い方がロールモデルになっている。

    2002年に出版された本なのだが、静かなリーダーシップという言葉はこの本を読むまで聞いたことがなかった。
    ちょっと「静かなリーダーシップ」という単語がイマイチだったのかもしれない。静かなリーダーがなしている行動は、チーム内役

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    2013年01月19日