青山拓央のレビュー一覧

  • 幸福はなぜ哲学の問題になるのか

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    「幸福とは何か」「いかにして幸福になるか」「なぜ幸福になるべきか」という問いを哲学的に考察する道筋をわかりやすいことばで示している本です。

    著者は、現代の哲学・倫理学における幸福論が「快楽説」「欲求充足説」「客観的リスト説」の三つについて紹介し、それらはたがいに対立するよりもむしろ「共振」するということに注目して、著者自身の幸福についての考え方が語られています。

    あるいは、テーマそのものがこうした論じ方を要求しているところもあるのかもしれませんが、哲学的な方法によって幸福の概念についての考察を展開していくのではなく、もうすこしわれわれ自身の実感に寄り添うような場面に足場を求めつつ、議論が進

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    2019年06月26日
  • 分析哲学講義

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    「哲学」ならば、聞いたことがあるし想像もつく学問の分野だな、
    という人は多いですよね。
    じゃあ、「分析哲学」となると、どんな分野の学問なのか、
    「分析」とつくだけで、多くの人にとって憶測の範囲の学問になります。
    哲学よりも、細かいことを考えるんだ、と思う人もいるでしょう。
    しかし、哲学は細かいこともちゃんと考えていく学問です。
    なにか数式を使ってアナライズしていく学問かな、と思う人もいるでしょう。
    確かに論理式を使ったりもすると書いてありますが、本書のような入門書には
    ごくごく少ない数式の登場に抑えられていました。

    かいつまんで「分析哲学」を紹介すると、
    言葉を考えていく学問と言うことになり

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    2025年06月23日
  • 分析哲学講義

    Posted by ブクログ

    ■読みながらの疑問
    + p8「英語圏の哲学については分析哲学が哲学の全体を覆ってしまった」 -> 本当にそうなのか? 身びいきに見た感じではないのか?
    + そもそも哲学とは分析することではないのか?
    + 「言語」に特別な意味と位置づけを与えすぎていないか?
    + 「言語」は表現方法のひとつでしかないのではないか?
    + 言語になっていないものを切り捨てて良いのか?
    + 言語は人工的な言語も含めるのなら、言語ではなく表現や記号としたほうが良いのでは?

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    2012年04月11日
  • 分析哲学講義

    Posted by ブクログ

    分析哲学の本は、無未無臭でどうしても読み進めていくことが困難なものが多い気がするし、論理学とかきちんと勉強してないと、馴染めないものが多いので、これまで僕は敬遠してしまっていた。だけど、この本は、著者の体温が伝わってくるし、比較的平易な記述で問題の核心にズバッと入っているような気がして、面白かった。

    分析哲学の出発点にもなっている、「言語論的転回」にもそれをどのように受け止めるのかが様々であるというのは、そうなんだ〜と。最後の「時間」分析のところは、「今」という時間をどのように考えるかという問題(マクダード)で、難しくついていけなかったけども、すごく面白そうなので、もう一度読み直す。この辺り

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    2012年02月13日