朝倉真弓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「毒親」「毒母」という言葉がよく聞かれるこの頃なので、親子関係とくに母子関係に悩んでいる人は多いのだろうとはわかっていた。
「何かが上手くいったあとには必ず落とし穴が待っているような気がする」と物語の主人公が言うように、私も手放しで褒められることに居心地の悪さを感じてしまう。
これは子どもの頃に褒められた経験が少ない、もしくは叱られたり貶されたりした経験の方が多いことが要因かもしれない。
褒められて居心地悪そうな私に「じゃあ、どういう状況になれば素直に自信を持てるのか?」と聞かれた時に答えた言葉を主人公が作中でも言っている。
「上には上がいる。日本一にでもならない限り」安心して満足は出来ない -
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Posted by ブクログ
ネタバレ教育資金と老後資金どちらか一方ではなく、どちらも備えておくことが重要だと改めて認識できました。
子供に対する金融教育の手法は参考になりました。
しかし、以下2点に関しては違和感がありました。
・医療保険は基本必要⇒
日本の会社員は社会保障があり、防衛資金と合わせれば無駄な医療保険に入る必要はないと感じます。
防衛費がない人は貯まるまでの「保険」として県民共済など安価な保険に加入しておく必要はあると思いますが…。
・老後資金は40歳ぐらいから準備する⇒
現在の20~30代の老後払われる年金は所得代替率40%を割ると言われており2000万でも足りないと予想されるため40歳から貯蓄だけで準備するのは -
Posted by ブクログ
ネタバレ子育てにかかるリアルな費用を出してて不安を消してくれている。
が、夫婦共働きで手取り30万でカツカツな気もする。やっぱり都内でファミリー住みならこれでもキツいのではと思った。子育てできるはできるが、自由に使えるお金が少ないと何の為に生きているのか分からなくなりそう。
やはり何か+アルファで稼ぐ手段を身につけることが大事だと思った。
■子供1人につき1000万かかるというが、実際には国や自治体からの手当で800万近くまで下がる
また、おおよそ1人当たりの550〜700を見とくと良い。
■大学入学までに300万貯めておく。全て賄えるわけではないが、子育てのハードルがぐっと下がる。児童手当を貯め -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに魅せられて購入。
子どもの教育費には1000万必要、などと言われているなか、何がどれだけかかるのかを知りたくて手に取った。
教育にかかるのは、イニシャルコストよりもランニングコストである。
大学進学までに300万貯めておけば大丈夫。児童手当も貯めて使用しましょう。
各入学時のコストなどが参考ではあるが記載されていて、なんとなくイメージはできたかな、とは思う。
(小学校入学時のコストが1万で「ランドセル代など」とあったけど、そんなに安いランドセルはないかな、などと思ったりはしたが)
うちのことで言えば、児童手当はそれぞれ子供の口座に入れて、大学入学用に各200万貯蓄をしているから