森繁和のレビュー一覧

  • 回想

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    森さんは中日に14年間在籍し、監督も務められましたが、本書では在籍中の数々のエピソードはもとより、参謀(森コーチ)から見たリーダー(落合監督)、という点も興味深いものでした。

    イチ阪神ファンとして、落合監督・森コーチ時代の中日はとにかく強くてスキがないチームだったという印象。
    ただ、その間リーグ優勝は5回したものの、日本一になったのは1回だけ、しかもその時のレギュラーシーズンは2位だった、という事実はちょっと意外でした。
    森さんはあと何回かは日本一になれた、と悔やんでいますが、やはりセ・リーグでは圧倒していた印象が強いです。

    シーズンごとにその年の出来事を振り返る、という形で本書は進みます

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    2025年11月18日
  • 回想

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    ネタバレ

    森繁和氏の落合監督の参謀だった時代から、自身がドラゴンズを去るまでの話。 落合監督時代の黄金時代は強かったし、選手が大人であった。日本シリーズにおける山井&岩瀬のノーヒットノーラン継投についての裏話も。 その後、監督が代わっても球団のことを考えサポートされていたことがわかった。 そしてこの球団独自のカラーによる人事や内部事情があり一筋縄ではいかない。親会社が地域色の強い新聞系だと大変だな。

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    2025年11月11日
  • 回想

    ネタバレ 購入済み

    最強中日から弱体中日

    最強時代はわかる、しかし弱体化した中日の実情は見えなかった
    それを中の人目線で語ってくれた貴重な内容
    これも、鬼籍に入った方々がいるからこそ開示できる内容だったのだと思います。
    そして監督時期に娘さんを亡くされた事
    こういう大事を公にしない昭和人の強さを見せつけられた内容でした

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    2025年10月03日
  • 参謀

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    2004年から2011年までの8シーズン、中日ドラゴンズでコーチを務めた森繁和さんが、選手の育成や強い組織の作り方などを語った本。

    強い組織は中心軸(理念や哲学など)がハッキリしていてブレがありません。そして、その中心軸を組織全体に浸透させています。リーダーは中心軸を必ず守り、特例を作ることは極力しません。だから、組織のメンバーはリーダーについていきます。

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    2019年07月23日
  • 参謀

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    中日の落合元監督を支えた森ヘッドコーチの自伝…
    とまではいかないけど、中日の良き時代を振り返っています。
    やっぱりね、こーゆー本を見ていると落合さんってビジネスの世界でも凄い人になるんじゃないかと思うわけです。
    感覚的ですが。
    言葉にするのは難しいけど、何だろうなー何か賛同するんだよね。

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    2014年04月22日
  • 回想

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    落合監督に誘われて始まった名古屋での生活。中日ドラゴンズでの14年間を回想する。中日の黄金時代から低迷する姿が内部から描かれる。白井オーナーとそれに反対する勢力。政治的な動きがドラフトやコーチ人事に影響する。落合の後継者になり損ねた谷繁、森がつなぎの監督として後継を期待した小笠原など、ウラ話が多い。
    貴重なドミニカルートを引き継いだデニーは中日から現在は巨人へ。ソフトバンクや巨人はこういったところが抜け目ない。
    あれだけ強かった中日の低迷は筆者が球団を去ってからもさらに続く。

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    2025年11月30日
  • 参謀

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    表紙の笑顔が魅力的過ぎてもう。単行本は何とか踏みとどまったけど、文庫は買っちゃった。しかも、各章の扉に別の笑顔の写真。もうね、どっから見てもヤ○ザ屋さん。←ほめてます
    中身、落合中日にやたらに西武黄金期を知るコーチ多いと思ったら森繁コネクションだったのね、とか、やたらに中日って投手入れ替えする、知らんヤツ上げてくると思ったら意味あったのね、とかなかなかおもしろい。いや、もちろん言えないこと、書いてないこともたくさんあるんだろうけど。

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    2014年03月25日
  • 参謀

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    『参謀 』/森繁和

    8年でリーグ優勝4回、日本一1回の強豪チームを作り、落合博満監督の右腕として、強竜黄金時代を築いた著者。鉄仮面の落合監督、強面の著者のコンビは、敵チームからしたら憎たらしい程、強力でした。

    本書の中で、著者は参謀役として、大将のことを、
    p47
    上司の言うこと、やることがぶれない。いろいろなことを任せてくれるので、こちらも信頼に応えるべくやる気になる。もちろん必ず責任を取ってくれるという安心感があるから、思い切った手が打てる。

    と話し、部下(選手)に対しては、
    p110
    小さなことでもいいから、成功を体験させてやると、選手はだんだん乗ってくる。これが積み重なりだすと、

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    2020年05月10日
  • 参謀

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    んー、まとまりがなくて、さらっと読み流した感じ。
    落合さんと森さんの、いい意味で幼い、わかり合ったうえでのコミュニケーションがほほえましかった。

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    2014年05月03日