橋本和彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ以前、同じ著者の『3本線ノート術』を読んだが、今回は、3本線ノートを使ってどう学習するか、いかに学力を伸ばすかがテーマである。
授業中、先生がしゃべったことを闇雲にノートにメモったところで、学習としては効率が悪い。ノートの使い方はなぜ大切なのか、ダメなノートとはどんなノートか、学力を伸ばすには3本線ノートをいかに活用するのか、長年進学教室を経営してきた著者が、その知見を惜しげもなく披露する。
圧巻は、第4章以降の教科別の学習の仕方(3本線ノートの活用の仕方)だが、全体を通して保護者向けに書かれているので、この本を我が子に渡し、あとはよろしくとは行かないところが残念だ。
この本で学 -
Posted by ブクログ
ノートの取り方の本だ。メモではない、ノートだ。ノートを勉強というプロセスの現場として扱おうという本だ。
サラリーマンである私は、企業内の情報化の常道を想起してしまう。イベントのデータからナレッジのデータベースを作るプロセスとよく似ているなあと思う。とても賛同できる本だ。
また随所に企業の中で行われている無駄取りやカイゼンの手法の根源にある考え方と近接したものを感じる。
例えば、ルーズリーフは間接業務の温床であるから無駄であり、駄目だという。鉛筆は「見える化」に反するから駄目だという。素晴らしい着眼であると思う。
本論を私は下記のように理解した。
(1)ノートは時 -
Posted by ブクログ
・読メのご感想・レビューを見たら「早速やってみよう!」って感じでしたので、やっぱり私ができない子どもたちなのかもしれません。取り急ぎ、次女の使いかけのノートに3本線を引きました(^^;
「具体的な3本線ノートの書きかた」が欲しかった。
《子どもが勉強で要求されるのと、大人が仕事で要求されるのは全く同じ「時間管理力」「問題解決力」「発想力」という3つの能力。
できる人の一番の特徴は、時間の管理能力が優れているということです。時間の管理能力は大きく3つの要素から成り立っています。
1.モチベーションにかかわらず、しなければならないことを着々とこなす。勉強を「自動化」する力。
2.勉強内容を -
Posted by ブクログ
ネタバレお母さんには3つのタイプがあって、それぞれの処方箋がある、、、、。
こんな言葉に惹かれて手に取りました。
子供の勉強を上手に進ませるためには、どうしても勉強麺での自立が不可欠だ。そのためには、お母さんが一歩離れたところから子供の勉強にかかわっていく必要がある、、、、、。
まだ中学受験には入っていないけれど、私も、子供あら自分で勉強する力を奪い取っているかもしれないと思い当たる節がいくつか、、。
そんなことを続けていたら、勉強だけでなく人生の困難に向かいあったときに、いつもお母さんの助けが必要になってしまうということになりかねないとも。
確かに。
具体的に自分を3つのパターンのどれか